『シャネル』の時計が大人の“証”。「プルミエール」「ボーイフレンド」
“選べる私”はシャネルの時計
身につけるたびに、ふっと女性らしさを呼び起こしてくれるようなエレガントなたたずまい。どこか凜としてカッコいい、唯一無二の存在感。そんな相反する魅力を持ちあわせた『シャネル』の時計＆ジュエリーは、大人になった今こそ手にしたい逸品。名作とともに、その魅力をひもときます。
「マドモアゼル シャネルが現代を生きる私たちにくれた5つのこと」
自由に生きることを後押ししてくれる
©Collection Schall / Roger Schall
それまで女性にはなじみのなかったパンツやボーダーT、ショートヘアといった斬新なスタイルを取り入れ、自由で自立した女性を体現したマドモアゼル シャネル。乗馬やクルージングといった多彩な趣味をヒントにデザインされたワードローブはかつてないほど新鮮で、多くの女性の憧れの的に。
ブレない大切さを教えてくれる
強く自立した女性のイメージがあるマドモアゼル シャネルは、実は迷信深く、生涯にわたってサインやシンボルを大切にしていたという逸話も。カメリアの花や数字の「5」が繰り返しモチーフに使われたように、時代や流行に左右されない“好き”を持つことは、自分らしく生きるうえでも大切なこと。
機能性と美しさで働く女性に寄り添う
メゾンを代表するショルダーバッグはもともと、“女性の両手を自由にしたい”と考案されたもの。そして持ち運びやすいようにとスティック型の口紅を初めて発売したのも実は『シャネル』。美しいだけでなく、機能性も追求した彼女の思いがすべてのクリエーションに反映されているからこそ、いつの時代も働く女性の強い味方に。
古い価値観に縛られず新しい女性像を打ち出す
男性用の肌着素材だったジャージーでスーツを、喪服の色とされていた黒でドレスを作るなど、新しいムーブメントを巻き起こしたのも有名な話。慣習や性別にとらわれない革新的なファッションは、どれもが今や“常識”に。
挑戦し続ける勇気をくれる
クチュリエとして初めて香水を制作したり、広告のためにみずから被写体となったことも。また1932年にはダイヤモンドを用いたハイジュエリーコレクションを発表し、男性中心の保守的なジュエリー業界に風穴をあけたのも、すべてはマドモアゼル シャネルの“挑戦”あってこそ。強い反発にも負けず、画期的かつ大胆な行動で前へと進む姿勢は、現代に生きる私たちのお手本そのもの。
プルミエール【 PREMIÈRE 】
この上なくエレガントな時計を大人の“証”に
ケースやブレスレットにはゴールドのコーティングを施したステンレススティールを採用。シンプルな装いも一瞬にして格上げしてくれるような華やかな見た目でありながら、つけ心地は軽く日常使いしやすいところも、働く私たちにはうれしい限り。
「プルミエール オリジナル エディション」時計〈縦26.1㎜×横20㎜〉［SS〈YGコーティング〉］￥759000／シャネル ジャケット￥57200／フィルム（ソブ） トップス￥10450／アダム エ ロペ（ベースレンジ） パンツ￥15400／リーバイ･ストラウス ジャパン（リーバイス®）
「プルミエール オリジナル エディション」時計〈縦26.1㎜×横20㎜〉［SS〈YGコーティング〉］￥759000／シャネル ジャケット￥57200／フィルム（ソブ） トップス￥10450／アダム エ ロペ（ベースレンジ） パンツ￥15400／リーバイ･ストラウス ジャパン（リーバイス®）
メゾン初のウォッチとして誕生してから35年を経た今年、より美しく、機能的に甦った「プルミエール オリジナル エディション」。マドモアゼル シャネルに多大なインスピレーションをもたらしたパリのヴァンドーム広場を思わせる八角形のケースや、バッグでもおなじみのレザーを編み込んだチェーンのブレスレットを用いるなど、『シャネル』“らしさ”が詰まった究極にエレガントな一本は、手にするたびに自信をくれ、どんな日常もちょっと特別なものへと導いてくれる。「プルミエール オリジナル エディション」時計〈縦26.1㎜×横20㎜〉［SS〈YGコーティング〉］￥759000／シャネル
ボーイフレンド【 BOY·FRIEND 】
美しくスマートな一本を人生のパートナーに
八角形のケースやキルティングパターンのストラップといったアイコニックなデザインをちりばめながらもムダをそぎ落としたスタイリッシュな腕時計は、自立した大人の女性にぴったり。ストラップは自由につけ替えることができるインターチェンジャブル仕様。大切な節目や記念日ごとにカスタマイズしたりと飽きずに楽しめる工夫が施されているのも、“一生モノ”の時計として「ボーイフレンド」が愛される理由。
基本のキルティングパターンを施したカーフスキンのほか、アリゲーターパターンを施したカーフスキンやツイード、カラーも赤やブルーなど、豊富なストラップからチョイスが可能。自由にカスタマイズして“私らしい”一本を楽しんで。
「ボーイフレンド」時計（右）〈縦34.6㎜×横26.7㎜〉［SS］￥599500・（中）〈縦27.9㎜×横21.5㎜〉［SS］￥561000・（左）〈縦27.9㎜×横21.5㎜〉［BG］￥1573000／シャネル
基本のキルティングパターンを施したカーフスキンのほか、アリゲーターパターンを施したカーフスキンやツイード、カラーも赤やブルーなど、豊富なストラップからチョイスが可能。自由にカスタマイズして“私らしい”一本を楽しんで。
「ボーイフレンド」時計（右）〈縦34.6㎜×横26.7㎜〉［SS］￥599500・（中）〈縦27.9㎜×横21.5㎜〉［SS］￥561000・（左）〈縦27.9㎜×横21.5㎜〉［BG］￥1573000／シャネル
関連リンク
撮影／shu ashizawa（S-14／モデル） 魚地武大（TENT／製品） ヘア&メイク／笹本恭平（ilumini.） モデル／飯豊まりえ スタイリスト／池田 敬 取材・原文／伊藤真知 ●本文中［ ］内のアルファベットは、SS＝ステンレススティール、YG＝イエローゴールド、WG＝ホワイトゴールド、BG=ベージュゴールド、PG＝ピンクゴールドの略です ●価格は10月28日時点のものです ※MORE2022年12月号掲載
