ここから全てが始まった…日本ワイン誕生の地を訪ねて
私事ですが、先日父とケンカいたしました。
完全に私が悪いのですが、意地を張ってしまい謝れず・・・。
仲直りの印に、少しだけ奮発したものを買おうかな…と、やってきたのは
日本で最初の本格的ワイン醸造所
Chateau Kamiya (シャトーカミヤ)
常磐線牛久駅から徒歩8分。 国の重要文化財に指定された建物がいくつか並ぶ園内は、オルゴールが流れていて爽やかな空気です。
おや?上のほうに何か装飾がありますね・・・
なんだろう??
ハチとブドウです!!
ぶどうの弦がハート形になっていて、かわいい~
あれ?
ワインなのでブドウは分かるのですが、
なんでハチ…??
創業者さんが、ハチ好きだったのかなあ…?
(後ほど謎がとけます。皆様も一緒に考えてみてください♪)
園内にはワイン用のブドウがありました。
ふんわり漂ういい香り~♪
園内マップを見ると、記念館があるようです。
ブルワリーの文字があるということは、ビールも作っているんですね。
う~~ん、
父へのお詫びの品、ビールのほうがいいのかなぁ…?
普段よく飲むのはチューハイだし・・・
悩むなあ。。。
お酒を購入するのが目的だけれど、先に記念館を見学することにしました。
先に買うと重くなっちゃいますしね♪
園内をてくてく歩いていくと、神谷傳兵衛記念館につきました。
赤いレンガ造りの建物は、色あせていて歴史を感じます。
無料なので、開いている入り口から自由に出入りできます。
一歩入ると、外からは想像のつかない世界が広がっていました…!
一歩入るとそこは、タル、樽、たる!
おおきい・・・・!
創業当時から使用されていたホワイトオークの大樽、とのこと。
外とは違って少しひんやりしていて、木のにおいが少しします。
よく見ると蛇口がついています。
ここからワインを出していたのかな・・・?
階段で二階にあがります。
窓から差し込む光が気持ちいいな~
あそこに見えるポスターはなんだろう??
二階は、創始者の歴史を偲ぶ遺品や、当時の販売ポスターや使用していた機械などが置いてありました。
おや??
このポスターも、
このポスターも、
このポスターも、蜂って書いてあるなぁ・・
昔使われていた機械が、すぐ近くで見られる位置に置いてあります。
現在は機械で作っていますが、当時は木で出来ていたものもあったんですね。
こんなものも見つけました。
よし、
父へのお詫びの品、ワインに決定!!
時代の流れが、写真とともに解説されています。
…ありました!蜂の謎が!!
輸入葡萄酒を原料として日本人好みの甘口の再製葡萄酒は評判を呼び、
明治18年(1885年)に「蜂印葡萄酒」、明治19年(1886年)に
「蜂印香竄葡萄酒」 (はちじるしこうざんぶどうしゅ)の名で売り出し
海外でも高い評価を受けた。
なるほど、ワインが普及していない時代に、飲みやすくする知恵だったのかぁ!
薬のような位置づけで親しまれていたようですね。
一通り見学し、今度は地下貯蔵庫へ行きます~~
・・・って、地下貯蔵庫ってこんなに暗いのッ!?!?
く、、、
く、、、、く、、、、
くらいよぉ~~~~!!!
樽が並んでいるのは見えるのですが、とっても暗いし、
土の香りがするし、ひんやりしてるし、
テレビだったらきっとスタッフが隠れて脅かしてくるパターンだこれ!!
勇気を振り絞って、奥のほうへ進むことに…
ドキドキ・・・
樽にはよく見ると、何か書いてありました。
製造番号かな・・・?
壁は土だらけで、ポロポロ剥がれ落ちています。
土のにおいが充満しているのは、このせいなのね…
奥には、鉄格子で囲まれた謎の部屋がありました。
何か置いてあるのだけど、暗くて見えない・・・
しかも、なんだか白い骸骨のようなものがあるような・・・
このとき、フラッシュ機能があることを思い出しました!
びくびくしながら、早速使ってみます。
カシャッ
あ!!
ワインだった、よかった~~~~!!
奥に見えた骸骨のようなもの?は、燭台に乗ったろうそくでした。
ほっと一安心です^^
でもやっぱり・・・
暗いのは怖いよぉおおお(汗
ここで、記念館巡りは終了です。
歴史を感じる場所で、大満足でした♪
…って何か忘れているような…?
ワインショップで店員さんに相談するべく、ワインショップへやってきました。
し、試飲もできるんですね・・
ゴクリ…
店内に入り、店員さんへ相談すると、こちらのワインセラーへ案内してくれました。
部屋中に、ところ狭しとワインが並べられています。
私「ワインを普段あまり飲まない男性へのプレゼントなのですが、おすすめはありますか?」
店員さん「そうですか・・・普段はどういったお酒を召し上がりますか?」
丁寧なヒアリングの結果、、、
おすすめしてくださったのは、
こちらのワイン。
牛久ワイナリーで熟成させたものだそう。
辛口と書いてありますが、飲みづらさは無くさっぱりとしていてリピート率が高い白ワインとのこと。
特に男性から好評で、口コミで来店する人もいるんですって♪
予算は送料込みで5000円くらい、と伝えたので金額も安心でした。
よし、これに決定♪
父と仲直りできますようにー!!
ちゃっかり、試飲もしてきました~♪
ちなみに、クラフトビールはこちら♪
さすがワインの聖地!バーレーワインまでしっかりとしたラインナップ。
(バーレーワインとは、ワインではなくビールで、ワインのようにアルコールが高く、月日とともに熟成されていくタイプのもの。)
園内にはレストランやビアガーデンも併設されているので、
ワインはもちろん出来立てのビールを頂くことが出来ますよ~!
軽い気持ちで来ましたが、予想に反して大満足な場所でした。
是非一度、奥深い日本ワインの世界に触れてみませんか?
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住所 茨城県牛久市中央3-20-1
電話 029-873-3151
アクセス
電車 JR 常磐線「牛久駅」下車東口(シャトー口)より徒歩約8分
車 常磐自動車道/つくば牛久ICより国道408号線経由
約15分