滑り込みレポ【ミュシャ展】 @福岡
ミュシャ展に滑り込みしてきました!✨@福岡
福岡にある期間限定ミュシャ展行ってきました!
都内でも何度か開催され数回観に行ったのですが、まだ目にした事なかったミュシャの作品もありました👀
展示会内の様子
アール・ヌーヴォー/ 新しい芸術
19世紀末〜20世紀初めにかけてヨーロッパを中心に広がった美術運動
上の絵のような花や植物など自然物をモチーフにし、柔らかな曲線で描かれる。当時には珍しい素材を使用されているのが特徴。
作品内のタイポグラフィも素敵です!
生まれ故郷、チェコへの愛国心。
ミュシャはチェコへの愛国心が強い方でした。
20年間パリで過ごし、この間に沢山の商業的な作品を手がけ経済的に裕福な暮らしをしていましたが、その後はチェコへ帰国。
ミュシャの後半生の大作では、生まれ育ったチェコへの愛国心を表現した作品「スラヴ叙事詩」の展覧会が開催するほど。
驚きなのが、パリからの帰国後、チェコへでの作品作りや活動を無償でしたそう。
上はその作品の1つ。チェコの紙幣。
上下の絵は共に、ミュシャの実の娘、ヤロスラヴァをモデルに。
展示の中には、良く知られているテイストとは少し違った画風も展示されていました
ナチスドイツによる策動により、チェコスロヴァキア共和国は解体。
チェコに特別な愛国心を持っていたミュシャは逮捕され、厳しい尋問を受けることになったそう。当時79歳。
その後、釈放された4カ月後に彼はこの世を去りました。彼のお墓はプラハ市内のヴィシェフラドの民族墓地にあり、見学することができます。
最後までチェコ愛国心として自身のアイデンティティと忠誠心を持ったミュシャに尊敬します。
最後に
6月4日まで
ミュシャの作品や人柄に興味を持ちましたら、是非次回のミュシャ展に行ってみてください✨
あかり🌺