【本日開幕】 コンテストと過去受賞作品を連続で観られる《Legend Tokyo Chapter.7》だからこそ考えられたこと
日本全国の選ばれしコレオグラファー(振付師)たちが集い、”魅せる“の才能を競う日本最大級のダンスコンテスト
Legend Tokyo Chapter.7
本日開幕しました!!
明日もありますので、今日はDAY1を通しての個人的な感想を!! ①コンテスト本編 ②豪華ゲストと過去”レジェンド” ③この二つを連続で観ることで考えられたこと の3つに分けて書きたいと思います。
①コンテスト本編
今年の出展作品についてはとても考える部分があり、前回大会との比較を含めたら3ページくらい書けそうな勢いなのですが... 明日も引き続きDAY2が開催されるので、書くのは控えておきます。 ただ、ENcounter ENgravers作品がレジェンド、MAR作品がセミ・レジェンドに輝いた前回大会に比べ、いわゆる”楽しませる”という意味での”エンターテインメント”系の作品よりも、観る人の心に訴えかけるような繊細な作品、メッセージ性の強い作品が多いように見受けられました。世の中の流れでしょうか。 その中にももちろん、ダンスそのものの楽しさやかっこよさ、華やかさで演出するものもあり、”誰もが楽しめる・感動できる作品”というコンセプトにおいて、結果にどう現れるのかが非常に楽しみです。 これ以上書くと止まらなくなるのでやめておきますが、気になる方はぜひ観に行ってみてくださいね✨
②豪華ゲストと過去”レジェンド”によるパフォーマンス
まずは本日限定のスペシャルゲスト。 最初に登場したのは、絶賛上演中のミュージカル『BILLY ELLIOT』から、前田晴翔くんと大貫勇輔さん。 ビリーのオーディションに受かってからバレエやタップを始めたという晴翔くんのエピソードに会場は驚き。アクロバットやターンを披露してくれました。 大貫さんはダンスナンバーを1曲披露。さすがの表現力とテクニックに魅了されました。 今日行かれた方は間違いなくミュージカルを観に行きたくなったと思います✨
そして本日限定のゲストコレオグラファーは、米国文化大使や名誉博士としてもストリートダンスの道を切り開いてきたRennie Harrisさんと、日本が誇るダンサー・コレオグラファーのTAKAHIROさんのコラボレーション! アメリカの人種差別をテーマに、エネルギー溢れる日米合作ならではの作品となっていました。 明日のゲストはマイケル・ジャクソンと共演した唯一の日本人ダンサー、Yuko Sumida Jacksonさん!!こちらも見逃せません。
そして最後に、過去大会において最優秀作品賞”レジェンド”に輝いた選ばれしコレオグラファーによる作品披露。今回のゲストは ■Chapter.1 受賞 長谷川達也さん(DAZZLE) ■Chapter.2 受賞 梅棒(総合演出:伊藤今人) ■Chapter.4 受賞 Memorable Moment(総合演出:KAORIalive) Legend Tokyoの歴史を築き上げ、ダンス界の流れを変えてきたといっても過言ではないこの豪華振付師勢が、今回はなんと新作を披露。 明日もあるので詳しい感想は控えますが、この3作品を目撃できただけでも行く価値があったと言えるほど、”レジェンド”としての誇りとこだわりの詰まった素晴らしい作品でした。
③この二つを連続で観ることで考えられたこと
あくまで個人的な感想ではありますが、私は今回、コンテスト本編に続いて過去”レジェンド”の”最新の”作品を観られたことが、とても意義のあることだと思いました。 ”レジェンド”作品についての説明や、パンフレットを含むインタビューで度々出てくる言葉 【唯一無二】。三作品ともまさにこの言葉に相応しく、誰も真似できない、ブレない世界観があるからこその説得力を感じられたからです。 ”誰もが楽しめる・感動できる作品”という基準を満たした上で、自分たちのやりたいことを貫き、世の中に認められるまでこだわりぬく、走り続ける情熱があるコレオグラファーだけが辿り着ける場所なのだということを、作品をもって伝えていたように思います。
長くなってしまいましたが、色々なことを考えさせられつつ、オーディエンス投票、してきました!!
Legend Tokyo Chapter.7 DAY.2 結果発表表彰式実施日 2017.8.20(日) 開場12:30/開演13:30/終演19:00(予定) 会場:東京国際フォーラム・ホールA
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