《*舞台*》舞台の魅力を改めて✨ダンス×アクション×芝居「鬼火の香炉」を観てきました♪
先日「鬼火の香炉」というダンス、アクション、芝居の融合した舞台を観に行ってきました。
女が”女性らしく”、男が”男性らしく”人が”人間らしく”、描かれている作品で、人としての在り方や生き方について考えることの多い今の自分には、とても心動かされる作品でした。
もちろん映画でも小説でも漫画でも、フィクションの中の人物に感情移入をしたり、その世界の中に入り込むことで非日常的な体験をしたり、心を動かされたりすることは沢山あります。でも舞台だからこその魅力だと思うのが、
そこがフィクションなりにもリアルであること
台本や振付、芝居、動線、色々なものが決められた中で進行はしているでしょうが、生身の人間が演じている以上、絶対に毎回同じということはなくて、演者が複数であればあるほど、その時の心の動き、表情、ちょっとした間、客席からのエネルギー等含めて、色んなものが”リアル”にそこにあって、その時にしか生まれない時間と空気を、観ている側が”体感”できる。ある意味、観ている私達もまたその世界を構成する一部になれる。 それが舞台にしかない一番の魅力だなと私は感じます。
今回の舞台は特に客席と舞台との距離が近かったので、役者さんやダンサーさんの”生き様”を、とても近くに感じられました。だからこそ映画や本など以上に、その人物の心の動きが空気や表情、息遣いなどから読み取れて、それを自分と重ねてみたり、誰かと重ねてみたり、今まで生きてきた中で出会ったシチュエーションが呼び起こされたり。 舞台では女性、男性のそれぞれの性質を誇張したキャラクターが多いので、最近は女性って本当に複雑な生き物だなと感じることだらけ笑 その複雑さをカバーするかのような女性ならではの美しさ、繊細さ、母性はとても魅力的だなと思います。 生き方は舞台に全部のってしまうので不思議です。
同じダンスカンパニーのメンバーで振付&出演をされていた主宰巽徳子さんと、岡嶋秀介くんと♪
女性キャストの皆さん、美しかった✨✨
素敵な舞台を有難うございました!!
舞台、やっぱりお勧めです。
この夏は熱い舞台やミュージカルがいっぱい♪今度まとめてみようと思います♪