【映画レビュー】今話題の映画『ルックバック』観てきた!原作を全く知らない私の正直な感想
第5期MOREインフルエンサーズ、福井のイメージコンサルタント【ななち】です♡
先日、アニメ映画『ルックバック』を観てきました!
実は、昔からアニメや漫画に疎く、この映画の存在も映画館で知ったほど…😥
そんな私が映画を観て感じたことを書きたいと思います!
『ルックバック』ってどんな話?
学生新聞で4コマ漫画を連載し、クラスメイトからも称賛されている小学4年生の藤野。
そんなある日、先生から、同学年の不登校の生徒・京本の描いた4コマ漫画を新聞に載せたいと告げられる。
自分の才能に自信を抱く藤野と、引きこもりで学校にも来られない京本。正反対な2人の少女は、漫画へのひたむきな思いでつながっていく。
しかし、ある時、すべてを打ち砕く出来事が起こる。
映画.comより
感想 ※ネタバレ注意
結末を知りたくない方は、鑑賞後に読んでもらえると嬉しいです☺︎
映画館に着いて、公式サイトのストーリーを読んで「漫画を描く話ね」と思いながら見始めた自分を殴りたい笑
藤野と京本が漫画を通して一緒にいるようになり、真っ直ぐにひたむきに努力する姿は、言葉にするとまさに“尊い”!
夢に向かっている姿って、キラキラして描かれがち。
もちろんキラキラはしているんだけど、泥臭く必死な積み重ねがあるわけで…
そんなリアルな様子が描かれていて、グッときました。
正反対な藤野と京本の心情の交錯も素晴らしくて…!
自分の画力に自信があった藤野が京本の漫画を観たときの衝撃や嫉妬、諦めなど、「負」の感情の描き方がリアルだなと思いました。
「実際の心の中ってそうだよね」と共感しながら見ていると、当の京本は純粋に藤野に憧れていて「えっそうなの」と。
意外性とリアリティが次々やってきて、思わず引き込まれます。
そんな2人の青春を感じるシーンから一変。
「ある事件」のシーンは、実際に起こった事件を思い出す方も多いのではないでしょうか。
原石のような才能を持ち、自分を信じて努力する人々に起こった悲しい事件に思いを馳せ、胸が苦しくなりました。
京本の部屋の前で呆然とする藤野に、「藤野のせいじゃないよ」と声をかけたい。
そんな思いで見ていると、起こる「部屋の扉の向こう側」の世界。
京本の想いも背負って、オフィスで漫画を描き続ける藤野の背中に胸を打たれました。
まとめ
夢があったり、情熱をささげる何かがある人は絶対に観た方がいい!
「あのとき違う決断をしていれば、違う未来だったかも」
そう思ったときに、もう一度見たくなる、
切ないけど、ほんのちょっとのファンタジーのおかげで重くない、感動的な映画でした。
気になる方は、ぜひ大切な人と観に行ってみてください!