ひな祭りの伝統的な食べ物。桃の節句になぜ「ひなあられ」を食べるの?【ご当地グルメ探偵M】
誰もが知っている有名なグルメでも、実は知らない雑学がいっぱいある。そんな“明日誰かに話したくなる”グルメのナゾを、独自に調査するのがこちらの連載【ご当地グルメ探偵M】!
今回は「桃の節句にひなあられを食べるのはなぜ?」。ひな祭りのおやつとしてすっかり定着していますが、菱餅と比べると少しポップな印象が。一体なぜ食べられるようになった? 調査結果を報告します!
実は菱餅の代わりだった⁉︎
Q.桃の節句にはなぜひなあられを食べるの?
A.はじまりは、菱餅を外でも食べやすくしたものです
「ひな祭り」の起源となるものが日本に伝わったのは、平安時代頃だといわれています。その後、春の野山などに雛(ひな・古くはひいなと呼ばれていた)を飾る「雛の国見せ」という風習が生まれ、様々なご馳走が添えられた中にひなあられもあったようです。ひなあられの始まりは、菱餅を野外で食べやすいように砕いて作ったという説があります。また、桃の花が邪気を祓うとされ、飾られたことから「桃の節句」とも呼ばれるようになりました。
「桃の節句・ひな祭り」という、お子様の健やかな成長・幸せを願う伝統文化に添える品として用意した、愛らしい意匠の「ひなあられ 春ひいな」。お子様の健やかな成長を願う進物に。また、女性のいる場へのこの時期ならではの手土産にも。ミルクといちごの2種類のチョコあられ入り。
教えてくれたのは……小倉山荘
小倉山荘は、いにしえの都・京都長岡京に本店を構える煎餅専門処です。平安王朝の雅やかな世界観と、四季の移ろい、百人一首をよりどころとした和歌の心をおかきに寄せて、人と人との絆を繋ぐお菓子をつくります。
■『小倉山荘』公式サイト
https://www.ogurasansou.co.jp/
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