韓国版TKG!韓国の「醤油たまごご飯」が手軽で美味しい【韓国カルチャー通信 #230】
アンニョンハセヨ! 韓流や韓国ビューティをメインにライター、取材コーディネーターをしている私YUKIが、注目の韓国情報をお届けしていきます。
日本のソウルフードのひとつである「たまごかけご飯(=TKG)」。お隣・韓国でも親しまれているメニューですが、その食べ方には少々違いがあるんです。
今回は、韓国の定番の食べ方と韓国人の間で「別次元の美味しさ」とバズった食べ方をご紹介!
韓国のTKG「カンジャンケランパプ」
韓国のTKGにあたる「醤油たまごご飯(간장계란밥)」。日本のTKGとの大きな違いは、たまごを焼くこと。ご存知の方もいると思いますが、海外では‟たまごは火を通して食べるもの”というのが一般的で、韓国でもそのように食べることが多いです。
YouTubeを見ていたら、アルゴリズムによって「醤油たまごご飯」の料理動画に遭遇。とっても美味しそうだったので、オーソドックスな食べ方と両方作ってみました。
BTSと親交も! ペク・ジョンウォン先生のレシピ
#220でも紹介した韓国の料理家ペク・ジョンウォン先生。BTSのジンとは世代を超えた‟飲み友達”で、K-POPファンの間でも有名ですよね。
『セマウル食堂』や『香港飯店0410』など、数々のチェーン店を成功させている料理の天才、ペク・ジョンウォン先生も自身のYouTubeチャンネルで「醬油たまごご飯」の食べ方を紹介しています。
最もオーソドックスな食べ方は目玉焼き。‟たまごかけ”というよりは‟たまごのせ”という感じです。目玉焼きをのせて、そのうえから醤油をたらすのが一般的とのこと。ペク・ジョンウォン先生はそこに少しアレンジを加えていました。
ペク・ジョンウォン先生が教えるTKG
材料
食用油…テーブルスプーン1杯
たまご…1個
醤油…テーブルスプーン1.5杯
ご飯…お茶碗1杯分
①フライパンに食用油を入れて熱する。②たまごを入れる。③白身に火を通す(黄身は半熟程度)④火を止めて醤油を入れて味をつける。
これだけ! 手軽さは日韓共通ですね。ペク・ジョンウォン先生のTipとしては、熱したフライパンに醤油を加えてジュワっと“焼き”を入れること。盛りつけてから醤油をかけるより、もっと美味しくなるそうです。実際に試してみたところ、香ばしさとともに食材の味が引き立って美味しい! 生卵のTKGも好きですが、これもハマりそう◎。
キムバンジャン(海苔ふりかけ)をトッピングすると、さらに一品料理感がアップ。
ネットでバズったスクランブルエッグ風TKG
新感覚だとネットでバズったのがスクランブルエッグ風の食べ方。従来とは違う「別次元の美味しさ」として話題を呼び、YouTubeでは480万再生以上を記録する料理動画もあるほど。
こちらはごま油を使用するのですが、たまごとご飯だけとは思えないがっつりとした食べ応えが魅力! 満足感たっぷりな韓国版TKGになっています。
480万再生を記録した韓国版TKGのレシピ
材料
ごま油…テーブルスプーン2杯
たまご…2個
醤油…テーブルスプーン2杯
ご飯…お茶碗1杯分
①フライパンにごま油をひく。②たまごを入れる。③白身に火が通り始めたら黄身を潰さないように白身だけかき混ぜる。④醤油を入れる。⑤火を止めて黄身も一緒に混ぜる。
まるでチャーハンを食べているかのようなパンチのある味わい! 初めて食べた時は醤油が多すぎるかも……と思ったのですが、スプーン1杯にしてみたりと色々試した結果、やはり2杯がしっくりきました。さすが480万回以上再生されているだけある……!
時々無性に食べたくなるTKG。満足感が欲しい時は韓国式の食べ方にトライしてみてください♪
20代の韓国系ライター。K-POPアイドル、俳優にインタビューを行い、現在はソウルと東京を行き来して活動中。美容/コスメ好きで、美容雑誌やWEBマガジンでは韓国美容のコラムを担当。私生活でも3日に1度はポーチに新入りコスメが増える。韓国人ビューティユーチューバーのメイク動画を見るのが癒し。