K-POP第5世代が到来! ZB1、RIIZEら今注目すべきボーイズグループ4選【韓国カルチャー通信 #247】
アンニョンハセヨ! 韓流や韓国ビューティをメインにライター、取材コーディネーターをしている私YUKIが、注目の韓国情報をお届けしていきます。
今回は、「第5世代」と期待される大型新人ボーイズグループをご紹介!
K-POP第5世代って?
第5世代とは、コロナ禍が明けてさまざまな規制が解かれた2023年以降にデビューしたK-POPグループの総称。K-POPにおいて“第●世代”という明確な定義はありませんが、2019年~コロナ禍にデビューしたITZY、aespa、IVE、LE SSERAFIM、NewJeansらは一般的に「第4世代」と呼ばれています。
また、大手芸能事務所は約5年~7年サイクルでボーイズグループとガールズグループを交互にデビューさせる傾向にあり、ちょうど2023年から今年にかけてはボーイズグループの誕生ラッシュが到来するタイミング。ガールズグループの活躍が目立った第4世代から、第5世代はボーイズグループの時代が再びやって来そうなのです!
ということで、すでに大人気のグループから2024年1月にデビューしたばかりのグループまで、注目すべき第5世代をピックアップ。お気に入りのグループを見つけてみて♡
ZEROBASEONE(ゼロベースワン)
【デビュー】2023年7月10日
【所属事務所】WAKEONE
【メンバー】(写真前列左から)ソク・マシュー、ハン・ユジン、ソン・ハンビン、キム・テレ/(後列左から)キム・ギュビン、キム・ジウン、ジャン・ハオ、リッキー、パク・ゴヌク
【年齢】1998年生まれ~2007年生まれ
Mnetによるオーディションプロジェクト『BOYS PLANET』から誕生した、韓国6名、中国2名、カナダ1名で構成される9人組多国籍グループです。グループ名には、「0から1へと向かう自由な旅路。そして輝く始まり」という意味が込められており、「ZB1」(ゼベワン)の略称でも親しまれています。
デビュー前からInstagramとTikTokのフォロワーがそれぞれ150万人以上を記録するなど、第5世代の幕を開ける存在として大注目を集めていた彼ら。デビュー後の勢いはさらにすさまじく、デビューを飾った1stミニアルバム『YOUTH IN THE SHADE』、10月にリリースされた2ndミニアルバム『MELTING POINT』が2作連続でダブルミリオンセラーを達成。2枚を合わせた累計販売数は500万枚を突破しています。
第5世代をリードするZB1は、韓国の各音楽授賞式でも新人賞を総なめ!「MAMA」「MMA」「ソウル歌謡大賞」「ゴールデンディスクアワード」などで計8個の新人賞を受賞しています。
3月20日には日本オリジナル曲「ゆらゆら -運命の花-」で日本デビューすることが決定しており、その人気はますます上昇すること間違いなし! 2年6ヵ月の期間限定グループなので、少しでも気になったら迷わず沼にダイブすることをおすすめします!
RIIZE(ライズ)
【デビュー】2023年9月4日
【所属事務所】SMエンターテインメント
【メンバー】(写真前列左から)ソンチャン、ウォンビン、ソヒ/(後列左から)ウンソク、ショウタロウ、アントン、スンハン
【年齢】2000年生まれ~2004年生まれ
EXO、NCT、aespaらを擁する大手芸能事務所・SMエンターテインメントからは、7人組グループがお目見え。同社からボーイズグループがデビューするのはNCT以来7年ぶり。NCTに在籍していたショウタロウとソンチャンが脱退後に新しく所属するグループとして、かねてより話題を集めていました。
グループ名は、成長を意味する「RISE」と実現を意味する「REALIZE」を合わせて作られ、「一緒に成長して夢を実現し、進んでいく」という意味が込められています。自分たちの感情を曲に込める“エモーショナルポップ”をコンセプトに掲げており、デビューシングル「Get A Guitar」は発売から1週間でミリオンセラーを達成。SNSでの活躍も目覚ましく、デビューからわずか3ヵ月でTikTokの累計再生回数3億回を突破。2023年12月よりルイ・ヴィトンのアンバサダーとしても活動しています。
ショウタロウ&ソンチャン、公開練習生のSMROOKIESとして活動していたウンソク&スンハンの4人はすでに知名度があり、ウォンビン&ソヒ&アントンは非公開練習生でした。
非公開練習生とは、デビューまで顔やプロフィールを一切明かさない“隠し玉”のこと。中でも特に注目を集めたのがセンターを担当するウォンビンです。長髪が似合う抜群のビジュアルと魅惑的なオーラで「すごい子が出てきた」とたちまち話題に! 韓国には映画『アジョシ』で知られる伝説級イケメンの俳優ウォンビンがいることから「おっ」となる名前なのですが(日本でいうキムタク的な)、“名前負けしないビジュアル”と韓国メディアも大絶賛。第5世代の“顔天才”に浮上しています。
ZB1と並んで新人賞を多数受賞しているRIIZE。最新曲「Love 119」も好成績を記録していて、音楽番組「M COUNTDOWN」と“難関”と言われる「SBS人気歌謡」で1位を獲得!1月24日には日本語バージョンも公開され、JAPAN公式SNSアカウントが続々と開設されていることから日本デビューも近そう。日本で撮影されたMVもぜひチェックしてみてください。
BOYNEXTDOOR(ボーイネクストドア)
【デビュー】2023年5月30日
【所属事務所】KOZエンターテインメント(HYBE傘下)
【メンバー】(写真前列左から)ウナク、イハン/(後列左から)リウ、ソンホ、ジェヒョン、テサン
【年齢】2003年生まれ~2006年生まれ
BTSを生んだHYBEからも大型新人が続々登場。「隣の少年たち」を意味するBOYNEXTDOORは、Block B出身でアーティスト兼音楽プロデューサーとして知られるZICOが設立したKOZエンターテインメント(現在はHYBE傘下)が初めて送り出すグループ。「ボネクド」や「ボイネク」の略称で親しまれ、グループ名には「同世代の人々が共感できる日常の物語を音楽を通じてありのままに表現する」という意味が込められています。
(ZICO)
ZICOは今やK-POPの定番コンテンツとなったダンスチャレンジを生んだ「Any Song」、音楽チャートを席巻した「New thing(Prod. ZICO) (Feat. Homies)」など、リリースする楽曲が軒並みヒットを記録するトップアーティスト。そんな“韓国の若者がリアルに聴いている実力派アーティスト”であるZICOが育てたグループらしく、デビュー作品からメンバーが楽曲制作に参加。高い音楽性とハンドマイクを貫くハイスキルなパフォーマンスで唯一無二の存在感を放っています。
1stシングル『WHO!』はトリプルタイトル曲になっており、「But I Like You」で恋に落ち、「One and Only」で自分を磨き、「Serenade」で告白をしに行くというひとつのストーリーが描かれています。そして、デビューから3ヵ月後にリリースした1st EP『WHY…』のリード曲「But Sometimes」では恋の終わりを迎えた気持ちを表現し、失恋ソングでカムバック。まるで青春映画を観ているような感覚になる構成でファンを驚かせ、デビュー112日目にして米ビルボードのメインアルバムチャート「ビルボード200」にランクインする好成績を記録!
また、ウナクは音楽番組「SBS人気歌謡」のMCとしても活躍中。2024年1月よりリーダーのジェヒョンもZB1・ハンビン、RIIZE・ソヒと共に音楽番組「M COUNTDOWN」のレギュラーMCに就任。第5世代の注目グループから集まった3人の共演も早速話題を呼んでいます。
TWS(トゥアス)
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— TWS (@TWS_PLEDIS) January 3, 2024
【デビュー】2024年1月22日
【所属事務所】PLEDISエンターテインメント(HYBE傘下)
【メンバー】(写真前列左から)ギョンミン、ドフン、シンユ/(後列左から)ヨンジェ、ハンジン、ジフン
【年齢】2003年生まれ~2007年生まれ
ドームツアーを成功させ、2023年の紅白歌合戦に出演するなど、日本でもトップクラスの人気を誇るセブチことSEVENTEENに弟グループが誕生! グループ名は「TWENTY FOUR SEVEN WITH US」を略したもので、「いつもTWSと一緒に」という意味が込められています。
PLEDISエンタからセブチ以来9年ぶりにデビューする新ボーイズグループであり、HYBEにとっては2024年初の新人グループというとんでもない話題性を持つTWS。22日にリリースされた1stミニアルバム『Sparkling Blue』には「plot twist」「unplugged boy」「first hooky」「BFF」「Oh Mymy : 7s」の4曲が収録されています。
今回紹介したグループの中で一番フレッシュなグループのため、メンバー個々の魅力はこれから知られていくはず。(デビュー時から推せる貴重なタイミングとも言える!)韓国では国民的ドリンク「ミルキス」のCMモデルに抜擢されるなど、業界からの注目度も抜群。すでにJAPAN公式サイトもオープンしていて、これからの活躍が期待されています。
いかがでしたでしょうか。コロナ禍が明けてオフラインイベントも復活した今、第5世代からK-POP沼に落ちてみませんか?
20代の韓国系ライター。K-POPアイドル、俳優にインタビューを行い、現在はソウルと東京を行き来して活動中。美容/コスメ好きで、美容雑誌やWEBマガジンでは韓国美容のコラムを担当。私生活でも3日に1度はポーチに新入りコスメが増える。韓国人ビューティユーチューバーのメイク動画を見るのが癒し。