アンニョンハセヨ! 韓流や韓国ビューティをメインにライター、取材コーディネーターをしている私YUKIが、注目の韓国情報をお届けしていきます。

年々、盛り上がりを増している韓国ミュージカル。漠然と敷居が高いイメージがあるかもしれませんが、比較的簡単にチケットを購入することができて、劇場もアクセスが良く、旅行のスケジュールに組み込みやすいんです。今回は、日本からチケットを購入した方法と、現地の様子をお届けします。

CONTENTS
  1. 梨泰院エリアで『キンキーブーツ』を観劇!
  2. 韓国ミュージカルのチケットの買い方
  3. 韓国ミュージカルのチケットの受け取り方
  4. 韓国ミュージカルは“フォトスポット”で記念撮影がマスト!

梨泰院エリアで『キンキーブーツ』を観劇!

韓国 ソウル BLUE SQUARE(ブルー・スクエア)

BLUE SQUARE(ブルー・スクエア)は地下鉄6号線「漢江鎮駅」直結 (撮影許可をいただいて店頭撮影しています。以下同)

私が観劇したのは、日本でも有名なブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』。父親の急死により経営難に陥った倒産寸前の工場を継ぐことになった青年チャーリーが、ロンドンで出会ったドラァグクイーンのローラにヒントを得て、ドラァグクイーンのためのブーツ“キンキーブーツ”を作るストーリー。2005年に公開された同名イギリス映画を2012年にブロードウェイでミュージカル化した作品で、韓国では2014年に初演されました。

劇場は、人気の梨泰院エリアに位置するBLUE SQUARE(ブルー・スクエア)。江南に渡る漢江大橋手前の大通り沿いにあるので、皆さんもよく見かけているはず。K-POPアイドルのショーケースや韓国俳優のファンミーティングもよく行われる会場です。

韓国ミュージカルのチケットの買い方

韓国ミュージカル 日本からチケットを買う方法

当日、カウンターにて紙チケットを受け取ります。

日本からチケットを買う方法は主に2つ。韓国の大手チケット販売サイト「インターパーク」「メロンチケット」のグローバル版を利用する。「イープラス」を利用する。

2024年9月に日本の大手チケット販売サイト「イープラス」と韓国の「インターパークトリプル」が業務提供を発表。韓国ミュージカルのチケットが「イープラス」から購入できるようになりました。演目、日程などは限られているようですが、使い慣れた日本のサイトから購入できるのは大きなメリット!『キンキーブーツ』も取り扱いがあったようです。

今回、私は「インターパーク」のグローバル版を利用しました。こちらはパスポートでの本人認証が必要ですが、日本語表示に対応しているのと、ミュージカルだけをまとめたページがあって作品を探しやすいです◎。「インターパーク」と「メロンチケット」は共通で販売している作品もあれば、各サイトでのみ販売される作品もあるようです。韓国サイトのグローバル版は、全日程から好きな席を選べるところが魅力。

韓国ミュージカルのチケットの受け取り方

韓国ミュージカル チケットの受け取り方

チケットの引き換え、当日券販売カウンター。

当日、会場の「チケットボックス」と書かれたカウンタ-へ。必要なものは、チケットの予約番号パスポート。予約番号を見せると紙チケットを渡してくれます(スクショでOK)。チケットの交換は開演の30分前までなので、余裕をもって行くようにしましょう。

オペラグラスは会場で借りることができます。開演1時間前から先着順で貸し出しが始まるので、チケットの引換などを含めて開演1時間前に着いておくと安心◎。ブルー・スクエアのオペラグラスはレンタル料4000ウォン(約440円、現金・カード可)。借りる時に身分証を預けて、返却する時に受け取ります。パスポートを預けるのはやや不安でしたが、現地の方たちの身分証と混ざらないようにしっかり分けて保管してくれていました。

韓国ミュージカルは“フォトスポット”で記念撮影がマスト!

ミュージカル キンキーブーツ 韓国公演10周年 撮影ブース

韓国ミュージカルで欠かせないのが、会場に設置されるフォトスポット。作品ごとに工夫を凝らしたフォトゾーンがあり、自由に記念撮影を楽しむことができます。

『キンキーブーツ』は韓国初演10周年のアニバーサリーイヤーということで、ケーキを模したオブジェにキャスト陣のアクリルスタンドが飾られていました。このほかにも、鏡越しにセルカが撮れる鏡などもありました。

韓国ミュージカル キンキーブーツ

また、『キンキーブーツ』10周年の特別フレームで撮れるプリクラもありました。このように、開演までにも気分を高めてくれる仕掛けがいっぱい。観客層はカップルから子供連れの家族、友人同士などなどとても幅広く、映画館に行くようなカジュアルな雰囲気を感じました。

観劇の感想は、熱気がすごかった! 盛り上がる楽曲では手拍子が起こり、曲の終わりには歓声が沸き起こり、なんなら最後は踊り、さながらライブ会場のような盛り上がりでした。これは沼る!

2024年冬も『アラジン』(2024年11月22日~)『ジキル&ハイド』(2024年11月29日~)『マタ・ハリ』(2024年12月5日~)と、注目作が続々とラインアップ。これから氷点下続きとなる冬の韓国。芸術を堪能しながら暖かく過ごしてみませんか?

インターパークグローバル
メロンチケットグローバル
e+(イープラス)
韓国系ライター
轟 友貴

20代の韓国系ライター。K-POPアイドル、俳優にインタビューを行い、現在はソウルと東京を行き来して活動中。美容/コスメ好きで、美容雑誌やWEBマガジンでは韓国美容のコラムを担当。私生活でも3日に1度はポーチに新入りコスメが増える。韓国人ビューティユーチューバーのメイク動画を見るのが癒し。

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