単色アイシャドウが人気再燃中！『ロムアンド』の新作「スライドインシングル」をレビュー【韓国カルチャー通信 #303】

アンニョンハセヨ！ 韓流や韓国ビューティをメインにライター、取材コーディネーターをしている私YUKIが、注目の韓国情報をお届けしていきます。

韓国では多色パレットブームがひと段落し、単色アイシャドウがトレンドに。今回は、大人気ブランド『rom&nd』（ロムアンド）の「スライドインシングル」に注目！

2024年11月に発売された「スライドインシングル」は、その名の通りスライド式のケースが斬新な単色アイシャドウ。49色という圧倒的なカラバリでローンチされ、2025年2月時点で全50色に。さらに、3月にはマットグリッターが追加されることがアナウンスされていて、テクスチャーもカラバリも進化を続けています。

昨年末のマイベスコス記事でも紹介しましたが、その使用感に惚れてさらに買い足しました！ Qoo10の公式ショップでも取り扱いがスタートしたので、気になっていた方はぜひチェックしてみてください。

『ロムアンド』のプロデュースを手掛けるビューティークリエイターのミン・セロムさんのYouTubeチャンネルでは、オリーブヤングとブランド公式ECサイトの人気色ランキングTOP10が公開されていて、その情報によると「ポーセリン」（S07）はオリーブヤングで8位、全17色あるシマーの中で1位を記録。「モーブドウ（M19）」はブランド公式ECサイトで6位にランクインしていました。

「ポーセリン（S07）」は、オリーブヤングの韓国国内最大規模の店舗「OLIVE YOUNG N 聖水」でも唯一テスターが空っぽになっていたので、実際はもっと人気がありそうです！

シルクを触っているようなしっとりとした質感は完全にお値段以上。中でも、イチオシはマットです。塗り重ねても粉っぽくならない仕上がりが素晴らしい！

「ヨーグルトクリーム（M03）」は、まぶたをワントーン明るく整えてくれるヌーディーカラー。暖色系、寒色系、ニュートラル、どんなメイクにもなじんでくれるのでベースカラーとしてヘビロテ中。

「モーブドウ（M19）」は、モーブにブラウンを1滴プラスしたような、トレンド感のあるカラー。二重幅や目尻の三角ゾーンに塗る陰影カラーとしておすすめです。

「ポーセリン（S07）」は、まぶたに自然になじむピーチベージュカラー。透けるように発色するのでほかのアイシャドウの邪魔をしないところが魅力。体感ではシマーとグリッターの中間のラメ感で、シマーはラメが細かすぎて腫れぼったく見えて苦手という人も挑戦しやすいと思います。下まぶたに塗ると涙袋をぷっくりと立体的に見せてくれますよ。

お気に入りの多色パレットを使いながら、アイラインにもなるような締め色や使い勝手のいいベージュ系のグリッターがあったらもっと完璧なのになあ……と思ったことありませんか？

多色パレットはほかのカラーとの調和のために、暗めのカラーやベーシックなカラーが入っていないこともありますよね。そんな時こそ単色アイシャドウで賢くちょい足し！

「コールドブリュー（M27）」は青みにも黄みにも寄っていないディープブラウン。アイライン代わりや境界線をぼかすのにぴったりなカラーです。

「バターリング（G02）」は、ベージュベースにホワイトとゴールドのラメが入っていて、目もとにキラキラとした輝きをプラスしてくれます。ベースの色味をしっかり感じることができ、ラメの華やかさもあるおかげで、1色でメイクが完成する便利なカラーです。

上下のまぶたにベースカラーとして「ヨーグルトクリーム（M03）」を塗り、二重幅と下まぶたの黒目から目尻にかけて「モーブドウ（M19）」で陰影をプラス。「コールドブリュー（M27）」で目尻のみにアイラインを引き、「ポーセリン」（S07）で涙袋を強調し、仕上げに「バターリング（G02）」を上まぶたの中央にのせました。

お値段はQoo10基準で990円（税込み）、セール時は600円～700円台までプライスダウンすることも。また、豊富なカラバリの中にはイエローやグリーンなどの明るいカラーもあるので、目もとから春メイクを取り入れるのにもおすすめです！