アンニョンハセヨ! 韓流や韓国ビューティをメインにライター、取材コーディネーターをしている私YUKIが、注目の韓国情報をお届けしていきます。

今回は、漢南エリアでも漢江側に位置するカフェ&バー『mahā hannam』(マハ・ハンナム)をご紹介します。

『mahā hannam』(マハ・ハンナム)

韓国 ソウル 漢南エリア mahā hannam(マハ・ハンナム)

古いヴィラや商店が並ぶ住宅地の坂の上に佇む『mahā hannam』(マハ・ハンナム)。かつて銭湯だった場所を建築家であるオーナーが独自の感性でリノベーションし、カフェ&バー兼建築事務所としてオープンさせました。

店名に使われている「マハ(摩訶)」は、サンスクリット語で「偉大な」「無限の」という意味があるそう。

古い銭湯をモダンでコージーな空間にリノベ

韓国 ソウル 漢南エリア mahā hannam(マハ・ハンナム)

入り口には昔の面影が。「沐浴場」「理髪所」「美容室」と営業していた店の案内がそのまま残っています。

韓国 ソウル 漢南エリア mahā hannam(マハ・ハンナム)

ここに本当にカフェがあるの?と思ってしまいますが、レトロな階段を上がっていくと、4階に続く最後の階段から雰囲気が一変。モダンな空間が始まります。

漢江を眺めながらまったりひと息

韓国 ソウル 漢南エリア mahā hannam(マハ・ハンナム)

店内に入るとさらに別世界。ごつごつとした石の壁に木の温もりを感じる内装、大きなソファーやローテーブルといったインテリアは、カフェというよりも家にいるようなくつろぎを与えてくれます。

大きな窓からは漢江を眺めることができて開放感抜群。自然光を活用したナチュラルな明るさが心地よく、「安らぎ」を大切にするオーナーの建築へのこだわりがカフェの造りからも感じられます。

韓国 ソウル 漢南エリア mahā hannam(マハ・ハンナム)

テラス席もあり、暖かい季節はテラスでティータイムを楽しむのもよさそう。この地域は近い将来再開発されることから、レトロなヴィラと青空が生み出す絶景が見られるのは今だけ!

タクシー移動がおすすめ、利用時のルールもチェック

韓国 ソウル 漢南エリア mahā hannam(マハ・ハンナム)

ホワイトティー 9500KRW

やさしい甘みとすっきりとした味わいが特徴的なホワイトティーを。韓国滞在中はコーヒーを飲む回数が増えるので、こうした胃を休めてくれる素朴なお茶があるとうれしくなります。

コーヒー類はエスプレッソ、アメリカーノ、ラテなどがあり、1杯7,000KRW~9,500KRW。クリームブリュレやチーズケーキ、サンドイッチなどもありました。金曜日と土曜日は24時まで営業を延長し、21時以降はアルコール類のみを提供しているそう。

梨泰院駅からは徒歩30分ほど。最寄り駅「西氷庫駅」からも徒歩20分ほどかかり、この周辺は急な坂道が多いので、移動はタクシーがおすすめです。また、大人がゆったりとくつろげる空間を提供するため、『mahā hannam』は子どもやペットの入店を制限しているほか、利用時間制限90分、座席の移動不可のルールを設けています。 利用する際はお店のルールを尊重しましょう。(厳格な雰囲気は全くないのでご安心を)

【INFO】
mahā hannam
ソウル特別市龍山区西氷庫路91ナキル95 4階
京義・中央線「西氷庫駅」から徒歩20分
12:00~22:00(金・土~24:00)

@maha.hannam

※2025年3月16日時点の情報です。

韓国系ライター
轟 友貴

韓国系ライター。K-POPアイドル、俳優にインタビューを行い、現在はソウルと東京を行き来して活動中。美容/コスメ好きで、美容雑誌やWEBマガジンでは韓国美容のコラムを担当。私生活でも3日に1度はポーチに新入りコスメが増える。韓国人ビューティユーチューバーのメイク動画を見るのが癒し。

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