【韓国・狎鴎亭】5年連続ミシュラン・ビブグルマン選出！『ニューマンドゥチプ』の餃子スープ【韓国カルチャー通信 #308】

2025.03.23

アンニョンハセヨ！韓流や韓国ビューティをメインにライター、取材コーディネーターをしている私YUKIが、注目の韓国情報をお届けしていきます。

今回は、トレンドの発信地であり高級住宅街でもある狎鴎亭（アックジョン）エリアで30年以上愛される餃子スープが有名な『ニューマンドゥチプ』をご紹介します。

뉴만두집（ニューマンドゥチプ）

狎鴎亭ロデオ駅からすぐ、道路を挟んだ向かいには高級ブランドが集まる「ギャラリア百貨店」がある場所。その華やかな大通りの路地に隠れ家のような食堂『ニューマンドゥチプ』があります。

大通りの横断歩道を渡って目の前にある細い路地を入っていきます。

平壌出身の先代がお店を開いてから同じ場所で30年以上愛され続けていて、現在は娘さんが2代目として味を守り続けています。2017年から「ミシュランガイド」のビブグルマンに計8回、2020年以降は5年連続で選出されている名店です。

常に満席！でも回転率も良し◎

壁にはミシュランガイド・ビブグルマンの認証マーク（赤）が飾られています。

入り口こそ狭い路地にあるものの、店内は想像以上の広さ。平日の14時過ぎに行きましたが、横断歩道で私の前を歩いていた人も後ろにいた人も、みんな『ニューマンドゥチプ』のお客さんでした。席が空くとすぐ次のお客さんがやってきて満席になりますが、ほとんどの人がマンドゥグク（餃子スープ）かマンドゥジョンゴル（餃子鍋）を頼むので回転率は高め。ウェイティングがあってもさほど待たずに入れそうです。

ビブグルマン常連の餃子スープ

マンドゥグク 15,000KRW

メニューはマンドゥグク、マンドゥジョンゴル、おからスープ、緑豆チヂミ、唐辛子チヂミの5つだけ。いかに餃子一筋で地元の人々の胃袋を満たしてきたかがうかがえます。

看板メニューのマンドゥグクは、すっきりとしたピリ辛のスープにピョンヤン式餃子が6個入っています。素朴ながらも洗練された味で飽きのこない美味しさです。

餡ぎっしりでボリューム満点！

ぎっしり詰まった餡は胡椒の味が効いていてそのままでも食べ応えがあり、一緒に出てくるしょうゆベースのソースやキムチで味変も楽しみつつ、あっという間に完食しちゃいました。

6個だけ？と少なく感じられるかもしれませんが、ピョンヤン式餃子は一般的な餃子よりも2倍ほど大きいのが特徴で、3個ほど食べたあたりからお腹が満たされて満腹感も満足感もいっぱいに！別途でお米も注文できるようですが、お米まで食べたらお腹が破裂しちゃうかもしれません（笑）。それくらい餃子だけなのにボリュームたっぷりです！

ショッピングのついでに立ち寄りやすい場所にあるので、ぜひビブグルマン常連店の味を楽しんでみてください。

【INFO】
ニューマンドゥチプ
ソウル特別市江南区狎鴎亭路338
12：00～21:30（15:00～17:30 ブレイクタイム）
日曜定休
水仁・盆唐線「狎鴎亭ロデオ駅」から徒歩2分

※2025年3月23日時点の情報です。