アンニョンハセヨ! 韓流や韓国ビューティをメインにライター、取材コーディネーターをしている私YUKIが、注目の韓国情報をお届けしていきます。

10月22日、フィギュアスケート元世界女王のキム・ヨナさんが、ボーカルグループ・Forestellaのコ・ウリムさんと結婚式を挙げました。挙式の様子はもちろん、彼女がSNSで公開したウェディング写真も大きな話題に♡

そこで今回は、韓国セレブたちの美しい写真とともに韓国のウェディング事情をリサーチ!

入籍前に挙式? 韓国の結婚に関するあれこれ

韓国の結婚事情は?
日本では入籍してから結婚式を挙げるという流れが一般的かと思いますが、お隣・韓国では結婚式を挙げてから籍を入れるカップルが多い傾向にあります。
これにはさまざまな理由があると思いますが、韓国では結婚前の同棲をタブー視する家庭が多く、式を挙げて一緒に住んでお互いに納得してから入籍するようです。もちろん、お互いに一人暮らしで同棲状態にあるカップルもいますが、親には内緒……という人がほとんどのはず。

そうなると、結婚記念日は「挙式日」と「入籍日」のどっち?となりますよね。特に決められたルールはありませんが、韓国では結婚式を挙げることを夫婦になった証として捉える人が多く、挙式日を結婚記念日にするのが一般的です。

韓国の結婚式は日本よりもカジュアルめ

日本とどう違う?韓国の結婚式のマナー
結婚式のマナーにも興味深い違いが。韓国の結婚式は招待されていなくても参加することができるんです! 食事はビュッフェ形式で座席も自由なので、事前に招待する人数を決める必要がなく、招待された側も出欠の返事をしなくても大丈夫なんだそう。
私も初めて結婚式に招待された時に「時間あえば友達も連れてきてご飯食べていきな~」と言われ、そんなノリなのね!?と最初は驚きました。

また、最近はWEB招待状を使うことが増えていて、カカオトークやSNSで届くことも。私も受け取ったことがあり、そこには日時と会場の案内と、参加できない人がご祝儀を振り込むための新郎新婦の口座番号が書かれていました。ちなみに、ご祝儀の相場は3万ウォン~5万ウォンほど(日本円で約3000円~5000円)。

気軽に参加できるぶん、服装もカジュアルでOK。ワンピースやきれいめなジャケットで大丈夫。Instagramで「하객룩(下客ルック)」と調べるとイメージが掴めると思います◎。

韓国のウェディングフォトが素敵すぎる!

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そして、韓国の結婚で欠かせないのがウェディングフォト! いわゆる「前撮り」なのですが、まるで映画のワンシーンのように作り込まれた世界観が特徴となっています。キム・ヨナさんのウェディングフォトも、純白のドレスとリラックスしたムードのギャップが素敵ですよね♡
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ウェディングフォトは、コンセプトに合わせてドレスやヘアメイクを変えて複数のパターンを撮影するのが一般的。ソロカットや野外で自然に囲まれたカット、夫婦で腕を組んでいるクラシックなカットなど、キム・ヨナさんもさまざまなコンセプトの写真を公開しています。

伝統衣装ならではの華やかさも!

『相続者たち』や『ザ・コール』などの出演で知られるパク・シネさん。今年、俳優チェ・テジュンさんとソウル市内で結婚式を行った1月22日に、自身のSNSで韓服を纏ったウェディングフォトを公開。黒の背景にパープルの韓服が映えて、韓国の伝統的な情緒が感じられる1枚に仕上がっています。

セルフウェディングフォトの人気が上昇中!

一方、ここ数年で人気が高まっているのが自分たちだけで撮影する「セルフウェディングフォト」。スケジュールや費用にとらわれることなく、思うままに撮影できるところが魅力です。

MBLAQ・ジオさんと人気インフルエンサーのイェスルさん夫婦は済州島でセルフウェディングフォトを撮影。セルフ撮影ならではの生き生きとした自然な表情が素敵!
一生の記念になるウェディングフォト。最近は日本でも韓国風に撮影できるスタジオが増えているようなので、皆さんも挑戦してみてはいかがでしょうか。
  • YUKI
  • 20代の韓国系ライター。K-POPアイドル、俳優にインタビューを行い、現在はソウルと東京を行き来して活動中。美容/コスメ好きで、美容雑誌やWEBマガジンでは韓国美容のコラムを担当。私生活でも3日に1度はポーチに新入りコスメが増える。韓国人ビューティユーチューバーのメイク動画を見るのが癒し。
    Instagram: https://www.instagram.com/__y.92/
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