iKON Fly over ~6人が見ている風景~

2015年に韓国でデビューし、数々の快挙を成し遂げてきた6人組ボーイズグループ・iKON。今年9年目を迎える彼らは、長年所属した事務所から新事務所にメンバー全員で移籍し、5月にアルバム『TAKE OFF』を発表。アーティストとしての新章を本格始動させた。今、限りない可能性が広がる空を、大きく、自由に羽ばたき始めた6人の瞳に映っている風景とは。

iKONのメンバー

(JU-NE)ブルゾン¥621500・フーディ¥269500・パンツ¥148500・靴¥129800/ジバンシィ ジャパン(ジバンシィ) (DK)ニット¥179300・パンツ¥105600・靴¥107800/マルニ ジャパン クライアントサービス(マルニ) (CHAN)ジャケット¥286000(予定価格)・カーディガン¥165000(予定価格)・パンツ¥105600(予定価格)・靴(参考商品)/バーバリー・ジャパン(バーバリー) (JAY)ブルゾン¥515900・シャツ¥185900・パンツ¥368500・靴¥129800・短いネックレス¥80300・長いネックレス¥80300/ジバンシィ ジャパン(ジバンシィ) (BOBBY)ジャケット¥324500(予定価格)・ニット¥116600(予定価格)・パンツ¥94600(予定価格)・靴¥121000(予定価格)/バーバリー・ジャパン(バーバリー) (SONG)ニット¥159500・パンツ¥130900・靴¥107800/マルニ ジャパン クライアントサービス(マルニ)

iKON

あいこん●2015年に開催したサバイバル番組から誕生した韓国屈指のヒップホップアイドルグループ。日本をはじめとした海外での活動も積極的に行い、世界的な人気を誇っている。「2023 iKON WORLD TOUR TAKE OFF」の日本公演を5、7月に開催。さらに〈東京〉10月7〜8日、〈大阪〉10月11〜12日にアンコール公演を開催予定。日本公式ファンクラブ「iKONIC Japan」会員募集中。現在、「GET READY,iKON TIME!〜iKONICのためなら〜」(Mnet Smart+)配信中。iKON SPECIAL SINGLE「PANORAMA」を8/23に発売した

これからも“6人で”。全員一致の揺るぎない思い

iKONのBOBBYとCHAN

——今年1月に6人全員で新事務所に移籍。その大きな決断の背景と、揺るがぬ絆の秘訣は?

BOBBY:前の事務所も素晴らしいところでしたが、慣れ親しんだ環境を離れて、新しいことに挑戦してみたいという気持ちが、移籍という大きな決断を後押ししました。

CHAN:もちろん、この決断を下すまでに、6人全員で何度も話しあいました。週4、5回は集まっていたかな。その時に驚いたのが、メンバー全員の考えがとても似ていたこと。だから、意見のぶつかりあいはなかったんです。

JAY:今回、移籍先を決めるうえで、何よりも大切にしていたことが、“6人が一緒にいられること”と、“ファンのみなさんに、いい音楽とステージを届けられる環境かどうか”でした。今の事務所は、それができる場所だと思ったんです。

BOBBY:長年いた場所を離れることに、一抹の不安はありました。それは、僕たちには知らないことが多すぎるから。でも、全員一緒の船出だったので、“どこに行っても大丈夫”という自信のほうが勝っていました。

——新しい環境に飛び込んだことで、メンバーたちに変化もあったそうですね。

全員:責任感が芽生えた。

JAY:前事務所の時は、支えてくれるスタッフに頼る部分も大きかったので。

DK:でも、今はアルバム、MV、コンサートの3つは、周りの助けを借りることなく、自分たちでアイデアを出して、プロデュースするようになりました。

SONG:だから、以前より責任感が増したし、新しくスタートを切った気分だよね。

CHAN:うん。自分たちで決めるべきことが多いから、自発的に話しあうようになったし、今すごく成長を実感できている。

JAY:たしかにCHANは、積極的に会話に参加するようになったし、性格もポジティブになったと思う。僕自身も、責任感が増したことで生まれたプレッシャーとうまくつきあえているので、以前より大人になった気がします。

JU-NE:僕は、集合時間に遅刻しなくなりました(笑)!

——そのような変化と大きな成長を経た、現在のiKONの魅力とは。

SONG:ひとりひとりの個性の強さ! 似た性格の人がひとりもいないと思います。

BOBBY:メンバー全員が貪欲で、チームとしても、ソロでも、やりたいことを明確に持っているところがいいよね。

JU-NE:ひとりでも観客を魅了できる、自分の色を持った人が集まっているけれど、やっぱり6人がそろった時に放たれるオーラはすごい。言語化できない不思議な魅力があると自負しています。メンバーとステージに立つと、自分ひとりだけでは出せないパワーが自然とわき出るんだよね!

DK:うん。「これだけ個性の強い人がそろっているのに、なぜチームでいられるのか?」と聞かれることがあるけど、それは、僕たちは一緒に生活をして10年以上になるから。思春期も一緒に過ごしたので、もう家族のような感じで。あと、年上メンバーがすごく優しい。年下メンバーが、やんちゃをしても、それを受け入れてくれる器の大きさがある。それで僕たちはひとつにまとまることができているんじゃないかな。

SONG:(誇らしそうな表情)。でも、最近は年下メンバーをやんちゃだと感じることって、ないなあ。以前は、メンバー同士ぶつかることもあったけれど、今はお互いをよく理解しているし、個性を認めあっているので、とてもいい関係を築くことができているよね!

6人で話しあいを重ねて完成したファンに贈るアルバム『TAKE OFF』

iKONのJU-NEとJAY

——今年5月、移籍後初となるフルアルバム『TAKE OFF』をリリースしたiKON。

JAY:ファンの方々が僕らのどんな姿を見たいかに思いをめぐらせて今作をつくりました。多くの方の期待に応えるために、幅広いジャンルの曲を収録しています。

SONG:グループ曲だけでなく、3人のメンバーのソロ曲も入っている点も魅力ですね!

BOBBY:収録曲は、6人で集まって数ある候補曲の中から、話しあいを重ねて決めました。

CHAN:特にタイトル曲は重要なので、よく話しあったよね。先行公開曲を『Tantara』にしたのは、iKONのイメージはヒップホップだから。ファンのみなさんは、きっとそういう曲をパフォーマンスする僕たちの姿を見たいだろうと思って、この曲をいちばん最初に公開したんです。

——多彩な収録曲の中で、特に思い入れがある曲とは。

JU-NE:僕のソロ曲『Want you back』。約7年前につくった曲で、やっとアルバムに収録することができました。聴くたびに、いろんな想い出が甦ってくる。

JAY:僕は、『RUM PUM PUM』。歌詞もメロディも、何回も修正を重ねて、悩みながらつくり上げました。(アルバムの収録曲を両手の指に当てはめると)「この中でどの指がいちばん痛い?」と聞かれたら、「この指」と即答するくらいこの曲に苦労しました。

BOBBY:タイトル曲の『U』かな。iKONの新しいスタートにふさわしい、誰もが気持ちよく聴ける曲になるよう意識して書いたので思い入れがあります。ちなみに、この曲のMV撮影がロケですごく楽しかったです。

CHAN:僕は『Tantara』。BOBBYさんとDKさんがつくった、色の濃い曲で、この曲をどう理解して歌えばいいかたくさん話しあったなあ。最初にBOBBYさんがレコーディングして、そこにメンバーがひとりずつ声をのせていったんですが、ディレクション担当のDKさんから「マネするのではなく、個性を出して」とアドバイスを受けたことが印象に残っていますね。

SONG:『Like a Movie』。コンサートで歌い込むほどに、情感をこめて歌えるようになったので、今いちばんの推し曲です。

DK:僕にとって大切なロック調の曲『Never Forget You』。もともと日本盤のアルバムに入れようと4年ほど前につくっていた曲で、ようやく日の目を見たので胸がいっぱいです。細かい部分に気を配ってつくった曲で、音域が高いので歌うのがすごく難しいんです。僕がレコーディングのディレクションをしたのですが、メンバーも難しがりながらも頑張ってくれました。あと、タイトルにもこだわりました。韓国語だと“忘れるよ(イジョボルケ)”だけど、英語だと“忘れないよ”となっていて、両方の意味をこめているので、そこも楽しんでいただけたら。

——どんな時も変わらず、iKONにとって大切な存在のiKONIC(ファンの呼称)について。

JU-NE:iKONICは、僕たちの原動力。子どもみたいな笑顔でステージに立つ僕らの姿を、これからもみなさんに見せていきたいです。

SONG:ファンのみなさんには、いつも感謝の気持ちでいっぱいで。僕たちから会いにいくべきなのに、それが今まであまりできていなかった。これからはたくさん会いにいくし、僕たちの新しい姿を見せられるようにもっと努力します!

DK:iKONが、ファンのみなさんに差し上げられるのは、音楽とステージしかない。そのプレゼントを、これからは頻繁に届けにいくので、待っていてください。

Q.今の自分の心境を風景にたとえると?

iKONのSONGとDK
BOBBY
BOBBY

船で島から島へと移動をしていて、最初はもやがかかっていたけれど、それが徐々に晴れて視界がクリアに。あとは、たどり着いた新しい島の広大な平原を走るだけという感じ。

CHAN
CHAN

舗装された道ではなく、自分が進んでみたいと思う道を探しながら車を運転している絵が浮かびます。

JAY
JAY

人生と似ている“波”が見えます。僕が大好きなサーフィンは、大小ある波をうまく選ぶことが大切。大きい波だからといってうまく乗れるとは限らないのですが、今はすごくいい波に乗れていると感じます。

JU-NE
JU-NE

今は頂上のない山を登っている感じ。以前は、頂上まで行けば、楽になれると思っていたので、早くこの山を登りきって休みたいという気持ちがあったように思います。でも最近は、この果てしなくて、頂上のない山を登っていく過程を楽しみたいという考えに変わりました。どうやってこの道中を笑顔で過ごすのか探っているところです。

DK
DK

今はできるだけ落ち着きたくて、そのために努力をしているところ。だから、夏の日本の静かな田舎が浮かびます。渓谷や山小屋があって、日本のアニメに出てくるようなおばあさんもいて、一緒に静かにご飯を食べながら過ごせる、すごく平和な場所です。以前は、建物がひしめきあう都市にいたイメージです。

SONG
SONG

海に浮かぶ船が見えます。もともとその船は韓国に停泊していたけれど、今は遠くにある海の沖を目指して、どんどん進んでいるようなイメージ。たどり着く先は見えないけれど、ずっと遠くにある新しい場所を目指して頑張っているところです。

MORE WEB スペシャルカット公開!

MORE初登場ということで、今回の撮影ではどのペアにもクールにかっこよくきめていただきました!

そうなると当然勃発するのが、かっこいい写真が多すぎて選べない問題です。

そこで、MORE WEBでは特別にスペシャルカットを公開!!

JAYさんとJU-NEさんは『MORE』掲載カットをとても気に入ってらしたので、WEBスペシャルカットも同じムード。

集合カットでは、「iKONICのみなさんを見つめる感じで」とお願いしました♡

クールなiKONも、iKONIC愛溢れるiKONも、どちらもお楽しみください!!

BOBBY 、CHAN
JAY、JU-NE
SONG、DK
iKON