【盛れるアップ写真の撮り方】メイク写りもばっちり!スマホの撮影テクをプロがレクチャー
プロのカメラマン直伝 スマホのノーマルカメラで最高の一枚を撮る方法
いつも持ち歩いているiPhoneで、素敵な写真を撮りたい! 今回は一般の方を対象に写真講座を開講しているプロのカメラマンさんにiPhoneを使った簡単撮影テクを教えてもらいました!
教えてくれたのは……
アップの撮り方
Before
これも可愛いけど、なんだか顔が暗い印象……?
After
BEST SHOT!!
HOW TO SHOOT
光が片側サイドからのみ当たっている状態だと、光が当たっていない側が暗くなってしまいます。そのため、明るいほうに真正面から顔を向けて撮るのが正解! さらに、被写体の背景が黒っぽい、かつ、撮影者の背中のほうから光が入っていると、メイクもしっかり写って盛れたアップに♡
Point:1 真正面から光が当たるように
サイドだけでなく、顔の正面から均等に光が当たると、顔全体が明るくきれいに写る! 撮影場所の照明が暗くても、光が出ている場所(明るい方向)に顔が向いていればしっかり盛れた写真が撮れるはず。
Point:2 手やスマホの影が入らないところまで引いてズーム
アップで撮影すると、手もとやスマホの影が写り込む……。そんな時は、可能であれば部屋の照明を消して、影が画面上から見えなくなるまでスマホを引きます。その位置でズームをしてシャッターを切れば美しく仕上がる!
Point:3 背景が黒いほうが顔が明るく映る!
写真全体における黒っぽい色の占める面積が大きくなると、写真は明るくなる仕組み。白い服に白い背景だと顔がくすんで写ってしまうことが多いんだそう。撮影場所では自分の背景が黒っぽい色になるよう撮影を。
Point:4 ポートレートモードは深度を調節する
ポートレートモードを選んで、画面右上にある「f」のボタンをタップ。下に「被写界深度」の調節バーが現れ、動かしてみると背景のぼかし具合が変わる! 人物をアップで撮る時は、「2.8」くらいがナチュラルでおすすめ。
撮影/神戸健太郎 ヘア&メイク/神谷真帆 モデル/鈴木友菜 スタイリスト/小林優奈 ※MORE2023年8月号掲載