働く20代・30代のリアルマネーDATA(収入と支出編)

計347人の20代・30代女性にアンケート! リアルな収入額と支出額についての調査結果を大公開。働く女性の最新お財布事情をレポートします。
●MOREインフルエンサーズ、全国の23〜33歳の女性、計347人にインターネット調査(2024年11月現在)

Q.現在の年収は?

400万円以上~600万円未満 36% 200万円以上~400万円未満 30% 0円以上~200万円未満 22% 600万円以上~800万円未満 9% 800万円以上~1000万円未満 1% 1000万円以上~1200万円未満 1% 1200万円以上 1%

全国的な平均年収よりもやや高め

全国的な平均年収は20代前半で約253万円20代後半で約353万円(国税庁「令和5年分民間給与実態統計調査」)の中、アンケート結果の平均年収はやや高めな傾向。職種によっても金額に大きな差が。

Q.手取りの平均月収は?

20万円以上~25万円未満 28% 25万円以上~30万円未満 18% 15万円以上~20万円未満 13% 5万円以上~10万円未満 10% 30万円以上~35万円未満 10% 5万円未満 9%  10万円以上~15万円未満 6% 35万円以上~40万円未満 3% 40万円以上~45万円未満 1% 45万円以上~50万円未満 1% 50万円以上 1%

20代の平均は約19万〜22万円(厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査」)。今回のデータもそれに近い結果に。年俸制の企業に勤めている人は、手取りの月収額が多い。

Q.ボーナスはもらっている?

ボーナスがない 59% もらっている 33% もらっていない 8%

働き方の多様化で支給率は低下

年俸制やフリーランスなど、働き方の多様化によって、ボーナスを支給されている人の割合は年々減少傾向に。支給されている人の平均額は「40万円以上〜60万円未満」の回答が1位に。

Q.月に自由に使えるお金は?

10万円以上 25% 2万円以上~4万円未満 19% 4万円以上~6万円未満 16% 1万円以上~2万円未満 14% 8万円以上~10万円未満 11% 6万円以上~8万円未満 8% 1万円未満 6% 0円 1%

実家住まいや、社宅住まいの人が多く、住居費を抑えられていることが、手取りに対して月に自由に使えるお金が多い大きな理由。年に換算すると、総額は120万円以上。

Q.自由に使えるお金の使い道は?

1位 趣味 2位 旅行 3位 投資・資産運用の資金

「趣味に使う」の回答が約8割!

「趣味」や「旅行」の回答が大多数。「自己啓発やスキルアップのためにお金を使う」という人(84人)も。一方で将来を見据えて、投資や資産運用の資金にあてているしっかり者も存在。

Q.1カ月の服飾費は?

5000円以上~1万円未満 27% 1万円以上~2万円未満 21% 3000円以上~5000円未満 18% 2万円以上~3万円未満 14% 3000円以下 11% 3万円以上~4万円未満 4% 0円 3% 5万円以上 1% 4万円以上~5万円未満 1%

毎月コンスタントに服を買うのではなく、「好きな服を見つけた時に買う」という人が多数。服飾費の合計額を月の平均にすると、5000円以上〜2万円未満がベーシックなゾーン。

Q.1カ月の美容費は?

1万円以上~2万円未満 31% 5000円以上~1万円未満 21% 3000円以上~5000円未満 19% 2万円以上~3万円未満 11% 3000円以下 9% 3万円以上~4万円未満 3% 4万円以上~5万円未満 3% 0円 2% 5万円以上 1%

金額の幅はあるものの、服飾費に比べて美容費のほうが、毎月何かしらの出費がある人が多いよう。なかには月に4万円以上かけているという美容コンシャスな人も。

Q.1カ月の娯楽費は?

1万円以上~2万円未満 25% 5000円以上~1万円未満 20% 2万円以上~3万円未満 14% 3000円以上~5000円未満 14% 3000円以下 9% 3万円以上~4万円未満 8% 5万円以上 5% 0円 3% 4万円以上~5万円未満 2%

趣味や教養のために使っている毎月のお金のボリュームゾーンは、5000円以上〜2万円未満。5万円以上との回答も(17人)。娯楽費を削って旅行用貯金にあてるパターンも多め。

Q.1カ月の交際費は?

5000円以上~1万円未満 26% 1万円以上~2万円未満 18% 2万円以上~3万円未満 17% 3000円以上~5000円未満 14% 3000円以下 11% 0円 6% 3万円以上~4万円未満 5% 5万円以上 2% 4万円以上~5万円未満 1%

毎月の飲み会やデート代などの交際費を、5000円以上〜2万円未満に収めている率が44%。人づきあいが多いこの世代は、新生活シーズンや年末年始に交際費がぐっと上昇。

「今しかできないか」、「満足感が長続きするか」を考えてお金を使っています

MOREインフルエンサーズ No.483
Mayさん

25歳。再生可能エネルギー関連の営業として勤務。現在、会社の借入社宅にひとり暮らし。ボーナスを除く額面月収は35万円程度

「家計簿アプリでお金を見える化する、格安スマホを使って固定費を削減するなどで、日々の支出を管理しています。また21歳の頃からNISAを、就職後に企業型DCに加入して、将来のためのお金を貯めています。お金の使い方で意識しているのが『今しかできないか』、『満足感が長続きするか』ということ。体力のある今しか行けない場所への旅行や交際費などは、惜しむことなく使っています」

Mayさんの日常的な写真

1 家計簿アプリで支出を自動で管理 2 見聞を広げるために20代でさまざまな経験を 4 毎年、母に海外旅行をプレゼント

1 キャッシュレス決済を利用し、アプリで自動的に家計簿を作成するようにしています 2 昨年は台湾旅行へ。 3 MOREインフルエンサーズの仲間と趣味のゴルフを楽しんでいます 4 就職で地元を離れ、家族と会う機会が減ってしまったため、親孝行を兼ねて毎年母に海外旅行をプレゼント。3泊4日で韓国旅行に行きました!

※MORE2025年春号掲載