『シャネル・ネクサス・ホール』でアジアのアーティストにフォーカス！「Dressing Up: Pushpamala N」開催

入場無料！『シャネル・ネクサス・ホール』で夏のアート体験を

『シャネル・ネクサス・ホール』では6／27（金）〜8／17（日）の期間、インド出身のアーティストであるプシュパマラ Nにフォーカスした展覧会「Dressing Up: Pushpamala N」を開催します。

通常どおりもちろん入場無料、予約不要です。本記事では、開催前に展覧会の見どころをご紹介！

Phantom Lady or Kismet, 1996-1998 © Pushpamala N

今回フォーカスしたアーティストのプシュパマラ Nは、インドのバンガロール（※現・ベンガルール）を拠点に活動するアーティスト。もともとは彫刻家として活動をスタートしましたが、写真や映画へと活動の場を移行。1990年代半ばからは自身がさまざまな役柄に扮して物語を作り上げるフォト・パフォーマンスの創作も行っているのが大きな特徴です。フレームに登場する自らを社会問題の中心に位置づけ、女性像の構築や国家の枠組みを探究しています。

Return of the Phantom Lady, 2012 © Pushpamala N

今回展示されるのは、プシュパマラ Nの3つの作品シリーズです。最初に発表されたのは、怪傑ゾロにインスパイアされたファントムレディが登場し、視覚文化、フェミニズム、表象、インドの歴史といった重要なテーマに取り組んだ〈Phantom Lady or Kismet〉。続いてのプシュパマラ演じるファントムレディが再び登場する〈Return of the Phantom Lady〉では、現代映画でのインド社会の描写についてや、再開発で変貌を遂げたムンバイの都市についても言及しています。

≪Shringara/恋情≫ The Navarasa Suite from the series Bombay Photo Studio, 2000-2003 @ Pushpamala N

もうひとつのテーマは〈The Navarasa Suite〉。インド古典美学における9つの感情「ラサ（恋情、驚き、ユーモア、恐怖、嫌悪、悲しみ、怒り、勇敢、寂静）」を元に、緻密に演出が組まれたセルフ・ポートレイト作品です。

展覧会の詳細をチェック

『Dressing Up: Pushpamala N』
◆東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F
シャネル・ネクサス・ホール
6／27（金）〜8／17（日）
11：00〜19：00（最終入場18：30）
※6／27（金）は17：30まで（最終入場17：00）、7／10（木）・24（木）は17：00まで（最終入場16：30）
入場無料・予約不要

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