飯豊まりえをはじめ、モデル＆スタイリスト3人の「器」ライフをのぞき見！
素敵な人のおしゃれな器ライフをのぞき見
どんな器を揃えて組み合わせ、どんなふうに料理を盛ったら？ テーマを持って器を選ぶ人の、素敵な使い方をレシピつきでご紹介。
飯豊まりえさん × 少しずつ集める楽しさをくれる作家ものの器
“リスペクトする作家さんの器は一生もの”
「ファッションもジュエリーも不変的なものが好き。それと同じで、デザインがふたつとない手作りの器が大好きです。眺めるだけでも美しく、料理を盛りつけるとさらに輝きを増す器は本当に素敵だし、日々精度の高い作品作りに励む作家さんのこともリスペクトしています。最近は作家さんご自身がSNSをされているので、日々更新される素敵な器をくまなくチェック！ ときにはギャラリーやショップで開かれる個展にも足を運ぶこともあります。嫁入り道具にするつもりで、少しずつ集めています（笑）」(飯豊まりえ、以下同)
色合いに惹かれる有永浩太さんの器
ある日のブランチならこんな感じ。「ガラス作家さんの中で最も注目しているのが石川県能登島で制作を行う有永さん。ワイングラス、リム皿……いろいろ持っています。特に色ガラスは、朝の光に当たると爽やかなのに、夜の照明の光の下ではどこかアンニュイ。盛りつけた食事に表情が出るんです」
村上雄一さんの器にはたくましさがある
「中国茶器を探していた時に出合ったのが、岐阜県土岐市に工房を構える村上さんが作る急須や茶壺。これをきっかけに、湖水色の器や、お花が咲いたように見える“白磁輪花ティーカップ”も集めるように。魅力は、ほかの器ともなじみがよく、柔和でありながらたくましいところです」
“湖水色”と呼ばれる深みのあるスモーキーな藍色が特徴のシリーズ。「オーバル皿には、チーズとパンの盛り合わせやパスタ、ココット皿にはスープを。普段の洋食とも好相性！」
シャツ￥30800・パンツ￥35200／ボウルズ（ハイク）
普段のごはんが格上げされるときめき器 × 宇藤えみさん
PROFILE
ファッションからライフスタイルまで幅広く手がけるスタイリスト。日々の食卓が垣間見えるインスタグラム（＠emiuto）ほか、YouTubeチャンネル『結の音 〜暮らしの音〜』も開設
ファッションからライフスタイルまで幅広く手がけるスタイリスト。日々の食卓が垣間見えるインスタグラム（＠emiuto）ほか、YouTubeチャンネル『結の音 〜暮らしの音〜』も開設
“器もファッションのようにコーディーネートしています”
「約10年前、栃木県にある益子の陶器市へ足を運んだのを機にどっぷり器の沼に……。20代は「使い勝手がいいかも」という理由で選ぶことがありましたが、それだと圧倒的に出番が少ない。今は直感を信じ、“自分がときめくもの”だけを揃えています。作家さんの器は料理が美しく映え、おいしそうに見える魅力的なものばかり。食卓も服を組み合わせる感覚で選ぶようにしたら、より日々の器のコーディネートを楽しめるようになりました」（宇藤さん、以下同）
食材が映える質感を中心にセレクト
酒井航さんや林拓児さん、STUDIO PREPAなど意匠を感じる作家ものがメイン。「器の色や素材感を生かすために、余白をもたせて盛りつけます。よく行くショップは『KOHORO』や青山の『BLOOM&BRANCH』」
“いちじくとささみのマリネ”は無国籍風の器に
唐津とアメリカの2拠点で作陶を行う中里花子さんの器。凜としたたたずまい
＼レシピも教えます／
[材料]（1人分）
鶏ささみ……………………………1本
いちじく……………………………1個
ホワイトビネガー、オリーブ油、塩、こしょう、はちみつ………各適量
[作り方]
❶ゆでた鶏ささみ、いちじくをそれぞれ食べやすい大きさに切る。
❷ホワイトビネガー、オリーブ油、塩、こしょう、はちみつで和える。
＼レシピも教えます／
[材料]（1人分）
鶏ささみ……………………………1本
いちじく……………………………1個
ホワイトビネガー、オリーブ油、塩、こしょう、はちみつ………各適量
[作り方]
❶ゆでた鶏ささみ、いちじくをそれぞれ食べやすい大きさに切る。
❷ホワイトビネガー、オリーブ油、塩、こしょう、はちみつで和える。
ホームパーティーで活躍する器 × 椎名美月さん
PROFILE
透明感のあるルックスで、美容誌を中心に活躍する人気モデル。インスタグラム（@mitsuki__shiina）では「#ミツキのお一人様ご飯」としてプロ顔負けの料理を公開する
透明感のあるルックスで、美容誌を中心に活躍する人気モデル。インスタグラム（@mitsuki__shiina）では「#ミツキのお一人様ご飯」としてプロ顔負けの料理を公開する
“ごはん会が盛り上がる映えるけど素朴な器を”
「友達との“おうちごはん会”の写真。和食を出すことが多いので、小皿は複数個揃えて。サラダから焼き物までなんでも入る少し深さのある器も便利。本格的に料理を始めた上京後、器で料理の見え方が変わることの面白さに気づきました。それ以来、雑貨屋さんで目にするたびに買ってしまうくらい器好きに。好きなお店は中目黒の『SML』。旅先で有名な焼き物を買うのも想い出ができておすすめです。友達を招いて料理を振る舞うことが多いので、大皿料理で使える器がメイン。色や絵柄で映える要素はありつつも、みんなが肩ひじ張らず楽しめる華美になりすぎない器が活躍しています」（椎名さん、以下同）
映える青い器は金継ぎして大切に愛用
「食卓のポイントとなる鮮やかブルーの大皿は料理が映えてお気に入り。欠けてしまったので、金継ぎ教室に行き、自分で修復。金がいい味を出してくれてます」
里いもの韓国風炒めは白い器でコントラストを
「天草の『森山陶器』が都内でポップアップをしていた時に購入。深さがあるので炒め物、肉料理など汁気のある料理にちょうどいいんです」
ベトナムの柄皿に“アスパラガスのエスニックサラダ”を
『emMèo』というベトナム雑貨のオンラインショップでゲット。オリエンタルな器のテイストを拾った料理をのせると統一感が
＼レシピも教えます／
[材料]（2人分）
アスパラガス……………6本
アーモンド………………4粒
糸唐辛子…………………適量
Ａ ナンプラー…………小さじ1
Ａ 砂糖…………………小さじ¼
Ａ レモン果汁…………大さじ1
[作り方]
❶アスパラガスは皮をピーラーでむき、せん切りにする。
❷アーモンドと糸唐辛子を刻む。
❸湯を沸騰させた鍋に塩ふたつまみを入れて、約30秒アスパラガスを湯がいたら、冷水でサッと流し水気をしっかり取る。
❹Ａをボウルに入れて②、③を入れ、混ぜ合わせたら完成。
＼レシピも教えます／
[材料]（2人分）
アスパラガス……………6本
アーモンド………………4粒
糸唐辛子…………………適量
Ａ ナンプラー…………小さじ1
Ａ 砂糖…………………小さじ¼
Ａ レモン果汁…………大さじ1
[作り方]
❶アスパラガスは皮をピーラーでむき、せん切りにする。
❷アーモンドと糸唐辛子を刻む。
❸湯を沸騰させた鍋に塩ふたつまみを入れて、約30秒アスパラガスを湯がいたら、冷水でサッと流し水気をしっかり取る。
❹Ａをボウルに入れて②、③を入れ、混ぜ合わせたら完成。
撮影／小林真梨子 ヘア&メイク／林 由香里 スタイリスト／石上美津江 取材・原文／広沢幸乃 構成・企画／青山玲子（MORE） ●本文中（ ）内の数字は器のサイズで、Φ=直径、W=幅、D=奥行き、Ｈ=高さ、単位はcmです ※掲載商品については変更等の可能性があります。メーカーHP等で最新情報をご確認ください。
