結婚前に絶対すべきな「お金のこと」7ケ条、教えます!

結婚前にきちっとしておきたい「2人のお金のこと」。でも、実際どんなことをしておけばいいのか分からないという人、多いのでは? そこで今回は、夫婦でファイナンシャルプランナーをされているお2人に話を聞いてきました。そこから分かった、結婚が決まったら話し合うべきことや、結婚後の考え方や家計の管理方法など、夫婦のお金を支える鉄板7カ条を伝授します!

●教えてくださったのは…… 平野泰嗣さん・平野直子さん “夫婦ファイナンシャルプランナー”として「自分らしく生きる」ためのマネー術をそれぞれの視点からアドバイス。All About「ふたりで学ぶマネー術」ガイドなど、様々なメディアで活躍中。

【1】ライフプランを共有する

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お金の話をする前に、お互いの人生設計を伝えあって。「子供や住宅購入など、一緒に叶えたいことはもちろん、それぞれの夢や目標も共有して支えあうことが重要。2つの円を重ねて描くベン図に書き込みながら話すと共有しやすいですよ」(平野泰嗣さん)

【2】収入や貯蓄を教えあう

これを知らなきゃ始まらない! 結婚式や新居の予算を考えるタイミングがベスト。「『せーの!』で同時に通帳や給与明細を出せば抵抗も少ないはず。出しあうのが難しい場合は、月収、年収、ボーナス、貯蓄、借金を言いあって書き出して」(平野泰嗣さん)

【3】お金の使いどころを確認する

洋服や趣味など、何にいちばんお金をかけているかで相手の金銭感覚や価値観を確認。「生活費を圧迫するほど趣味にお金をかける人は要注意。ギャンブルだけでなく、キャッシング、リボ払いなど、手持ちのお金を超える使い方も危険です」(平野直子さん)

【4】家計管理の方法を決める

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「共通の口座から生活費などの支出を支払う、または夫の収入を生活費にあてて妻の収入を貯蓄に回すなど、基本的な枠組みを決めておくとお金も貯まりやすく。家賃や食費など細かい項目別の分担は混乱しやすいのでおすすめしません」(平野泰嗣さん)

【5】収支を記録するクセをつける

住居費、食費、光熱費など収支記録を“見える化”。「1円単位まで書き出す必要はないけれど、一定期間、続けることで支出の変化に気づきやすくなります」(平野泰嗣さん)。「家計簿アプリを活用したり、カレンダーに日々の収支を書き込むだけでもOK」(平野直子さん)

【6】定期的にお金の話をする

年に1 回は、目標の確認を兼ねてベン図の見直し&現状の財政を共有。「1年の間に達成できたことや次の年にやりたいことをひとつひとつ言葉に出して確認。あまり深刻に考えず、結婚記念日などに楽しみながら話すと続けやすいですよ」(平野直子さん)

【7】ほどほどの “聖域”をつくる

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たとえ夫婦といえど聖域は必要不可欠! 「お互いにお小遣いの使いみちは聞かないなど、適度な聖域を確保することで気持ちにも余裕ができます。たとえ妻が専業主婦でも、夫婦平等にお小遣い制という“聖域”をつくるのが理想的です」(平野泰嗣さん)

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