先輩300人アンケート&専門家の声から導き出した「彼ママに気に入られる10の方法」

彼ママとよい関係を築いている既婚女性300に「彼ママに気に入られる方法」徹底調査! マナーのプロにもアドバイスをいただき、初対面の時に気をつけること、押さえるポイントをお届けします♡
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【アドバイスをしてくださったマナーのプロは……福島由美さん】
ふくしま・ゆみ●イメージコンサルタント、マナー研究家、「青山学院大学」非常勤講師。個人・法人向けにイメージアップやマナーの研修も開催。著書『これが正解! 正解のない大人のマナー集』(インプレス)ほか多数

【1】服装&メイクは“NHKのアナウンサー風”で!

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清楚で、露出が少なく、女子っぽい。そんなNHKのアナウンサーを参考にすれば、ばっちり彼ママウケにハマるコーデの完成! 「爪を短めにしたり、小ぶりのアクセサリーにしたり、細かいところまで派手な印象にならないよう気を使いました」(31歳・営業)。

【マナーのプロのアドバイス】
「彼ママは、彼のことを優しく包み込んでくれそうな女性を好みがち。なので、シルエットに丸みのあるものや白やベージュなどやわらかい色のもので、優しさを演出しましょう。第一印象をくつがえすのは大変です。最初はいつもの自分とは違っても、控えめな服装にするほうがいいですよ」(福島さん)

【先輩女子からのアドバイス】
「『初めまして』と頭を下げた時に、胸もとがあきすぎていることに気づきました(涙)。しかも正座でスカートが上がって、超ミニ丈に……。絶対に、スカートはひざ下丈にしておいたほうがいい!」(28歳・メーカー)

【2】自己紹介は事前に練習しておくべし!

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「挨拶や自己紹介で何を言うかはイメトレしてから臨みました!」(31歳・営業)と、あらかじめ練習しておいたという先輩多数。考えておいた自己紹介+その場の流れで少しつけ加えるくらいがちょうどいいみたい。

【マナーのプロからのアドバイス】
「自己紹介では、自分の趣味や好きなことではなく、家族構成や仕事など“スペック”をまず伝えること。ご両親がご健在なのか、どんなご家庭で育ったか、現在どのような生活をしているかをお母様は知りたいんです。また、自分の話ばかりしている印象は避けたいので、自己紹介は長くなりすぎないほうがいい。必要な情報だけを伝えればOKです」(福島さん)

【先輩女子の失敗談】
「緊張のあまり頭が真っ白に! 何を話せばいいかまったく思いつかず、無言に」(31歳・飲食)。「準備なしで行った結果、名前を言ったあとすぐ雑談に突入してしまい、何も伝えられなかった……」(35歳・事務)

【3】会話しているときは、とにかく聞き役に回る!

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話をちゃんと聞いてくれる子、と好印象だし、よけいなことを言う失敗も回避。先輩たちも「必要以上にしゃべらず聞かれたことに答える程度で、あとはお義母様の話を聞いていた」(29歳・メーカー)との意見が多かった!

【マナーのプロのアドバイス】
「聞き役に回った時に気にしてほしいのが、相づちのレパートリー。相づちが『はい』だけだと、話す側も寂しくなってしまいます。『ええ』、『そうなんですか』など、ほかの言葉も使っていきましょう。また、ずっと笑顔ではなくたまに表情を変え、大きくうなずきながら、目を見て、“ちゃんと話を聞いている”ことを動きでも伝えてください」(福島さん)


【先輩女子の失敗談】
「場をもたせなきゃという気持ちが先走り、あれこれしゃべりすぎてしまった。『料理が苦手』など言わなくていいことを言ってしまったうえ、『圧倒された』と彼ママが言っていたことを知り、ショック」(37歳・販売)

【4】困ったら、「彼の幼少期」か「彼ママの趣味」を話題に

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会話が止まり、場が凍ってしまった! そんな時、先輩たちは「彼がどんな子どもだったかを聞きました」(29歳・金融)、「あらかじめ彼から聞いていた、彼ママの趣味について質問」(28歳・営業)という、ふたつの話題で乗りきっていた! 彼への事前リサーチも大事。

【マナーのプロのアドバイス】
「会話が止まったら、“小さい頃のお話をあまりうかがってないのですが、どんな感じだったんですか?”と聞いてみて。そして、自分の幼少期の話は、よほどリンクしている点がある場合か、質問された時だけにしましょう。話をさえぎることが、いちばん感じが悪く見えるんですよ」


【先輩女子の失敗談】
「彼ママがあまりおしゃべりが得意ではなかったみたいで、静かになってしまった。何を話すべきかまったくわからず、緊張で機転もきかず、ただただ気まずい時間を過ごすことになってしまった……」(34歳・看護師)

【5】彼ママの前で、彼氏を呼ぶ時は“◯◯さん”で!

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先輩たちはみんな呼び方に気をつけていた! 彼の呼び方は「○○さん」にしておくと、間違いなし。また「相手のご家族を呼ぶ時は“○○さんのお母様”と呼ぶようにしました!」(32歳・サービス業)という意見も。

【マナーのプロのアドバイス】
「“○○君”だと、不快になるお義母様も少数とはいえいます。なので、どんなお義母様でも不快にならない“さんづけ”にしておくのがベターです。いつもの呼び方がうっかり出てしまった場合には、『いつもこう呼んでいるので、ごめんなさい』と素直に謝ること。へたに隠そうとすると、よけいに印象が悪くなってしまいます!」(福島さん)


【先輩女子の失敗談】
「話が盛り上がった勢いでうっかり彼をあだ名呼び、しかも“〜たん”という甘すぎる呼び方! お義母様の顔がこわばっていた。どうしていいかわからず、気づかなかったふりをしたのも後悔(泣)」(30歳・経理)

【6】お手伝いのボーダーラインを見極めるべし!

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先輩たちも迷っていた「どこまでお手伝いすべきか問題」。相手がどこまで求めているかの見極めが重要みたい。「私の義母はキッチンに入られたくないタイプ。お手伝いしすぎないようにしています」(30歳・専業主婦)。

【マナーのプロのアドバイス】

「初めて会った日は、むしろあまりお手伝いしなくてもいいかもしれません。ケーキとコーヒーカップ程度しか洗い物が出ないならば、何も言わなくてOK。夕食を食べた場合は、『お手伝いします』と言って断られたらすぐ引きましょう。その後、会うたびに言い続けていたら、手伝ってほしいお義母様なら『じゃあお願い』と言ってくれる日が来ますよ!」(福島さん)


【先輩女子からのアドバイス】
「テリトリーに入ってはいけない気がして、お手伝いを遠慮してしまった。結婚したあと、義母と仲よくなってから『あの時、台所に入らなかったことが気に入らなかった』って言われちゃいました……」(36歳・経理)

【7】言葉使いは丁寧すぎないほうがいい

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「謙譲語ほどかしこまらず、丁寧語で話した」(29歳・秘書)、「基本は敬語だけど、堅苦しくならないように、ほんの少しだけタメグチもまぜました」(30歳・販売)という先輩の談。本当に丁寧すぎなくてもOKなの!?

【マナーのプロのアドバイス】
「“すげぇ”、“めっちゃ”、“でかい”などのくだけすぎた言葉を使わなければ大丈夫でしょう。逆に“私が申しましたように”というような堅苦しすぎる言葉は、距離ができてしまうため使わないほうがいい。また、語尾を伸ばさないよう気をつけすぎなくてOK。一般的に失礼と言われがちですが、仕事ではないので大丈夫。親しみを感じてもらえることも」(福島さん)


【先輩女子の失敗談】
「緊張しすぎて仕事みたいな口調で話してしまった! 笑顔になれなかったことも残念」(29歳・塾講師)。「『それめっちゃヤバイっすね』と言ってしまったあとに顔面蒼白。ですますだけはきちんとすべきだった」(37歳・販売)

【8】料理は完食+「作り方を教えてください!」

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「ごはんを作ってもらった時、大げさなおいしいアピールをしておいたのが後々きいてきた(笑)」(31歳・専業主婦)。完食して、さらにレシピも教えてもらいたいという姿勢を見せれば、かわいがられること間違いなし。

【マナーのプロのアドバイス】

「『隠し味はなんですか?』、『このピリッとした味はなんですか?』など、簡単に答えられるひと手間や工夫を尋ねるとさらに◎。全部一から教えていただくのは大変ですから。また、相づちと同様に“おいしい”にもレパートリーを。『さくさくですね』、『軟らかいですね』など、表現を変えるとお義母様も喜ばれると思います」(福島さん)


【先輩女子からのアドバイス】
「義母の実家がお米を作っていると知っていたのに、茶碗にご飯粒を残してしまった。何も言われなかったけど、家に帰ってから後悔しました。お皿に何も残らないよう、食べきることをおすすめします」(28歳・小売)

【9】手みやげは、彼の実家の近くで買わない

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彼ママとの対面のマストアイテム、手みやげ。持っていくのは絶対だけど、お義母様がよく召し上がっている可能性があるものは避けておくのが無難。当日彼の実家の近くで買うのではなく、前もって購入しておきましょう。

【マナーのプロのアドバイス】
「手みやげの渡し方も気をつけて! 彼の実家に招待された場合は、紙袋から出してお渡しするのがマナーです。さらに、せっかくプレゼントするのですから、『つまらないものですが』は言わない! 『おいしかったので召し上がっていただきたくて』とポジティブなひと言をつけ加えるほうが、ずっといいと思いますよ」(福島さん)


【先輩女子の失敗談】
「手みやげをお渡しする時にテーブルの上を見たら、なんと同じお菓子が!! 彼の家の近所で購入したのですが、同じ店で彼ママも買っていたそう。どこか別の場所で買っておけばよかった……」(31歳・建築)

【10】 自分を偽りすぎず、ある程度は自然体で

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すでに結婚している先輩方は「構えすぎていろいろボロを出すよりも、ある程度は普段の自分を出しておいたほうがいい」(30歳・教師)と、未来を見据えて行動していた! ずっとおつきあいしていく可能性があるならば、猫をかぶりすぎないようにすべき。

【マナーのプロのアドバイス】
「自分のことをよく見せようとしすぎると、後々大変なことに……。許される範囲のマイナスの部分は、お話ししておいたほうがいいでしょう。その際は、改善する気があることも伝えること。ネガティブ要素+前向きなひと言という形で伝えておけば、安心です」(福島さん)


【先輩女子の失敗談】
「料理が好きだとか、掃除が得意だとか、家庭的な印象を与えたくて嘘をついてしまい、彼もびっくりした顔に(笑)。でも、そういう偽りは必ずバレてしまうもの。悲しい結果になりました」(28歳・通信)
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取材・原文/東 美希 撮影/北浦敦子(高橋さん分) 橋口恵佑(製品) ヘア&メイク/今村友美(Lila) スタイリスト/粟野多美子  イラスト/二階堂ちはる