この数カ月、緊急事態宣言の発令、外出自粛などが続き、恋人や好きな人と会えなくなって恋愛も強制的にリモートになってしまうなど、恋愛状況が変わった人も多いのでは? あの時のデートの約束はもうなし!? 連絡したいけど話題がない!! ビデオ通話してみてもいい!?どうしよう!! みんなはどうしてるの〜〜!? というわけで、MOREのSNSや「MOREインフルエンサーズ」へのアンケートでみんなの恋愛状況を大調査。164人から得た回答の中からいくつかご紹介します。第2回目は「この状況のせいでダメになった恋」をテーマにお届け!
▶▶第1回目はこちら▶私はこうして恋人/好きな人と関係性をキープしていますーーー【コロナ禍中の恋愛、どうなってる?】

【「出会いがない」が真実になった】編

ーーー“出会いがない”は言い訳だったと思い知らされた人多数。本当に誰とも会えないなんて!

「出会いが少ない職業なのに外出の機会は減って、新型コロナに関するマイナスなニュースも多くて、気持ちも下降気味。本気の恋愛モードで今年一年を過ごしたかったのに!!!」(chaiさん/30歳/公務員)

「占いで、今年出会った人と来年結婚すると言われました。今年いちばんのラッキー月は4月。新しい出会いはもちろんゼロでした。まだ恋の予感はありません。」(さーきさん/28歳/会社員)

【同棲中の彼と一緒にいすぎて……】編

この状況のせいでダメになってしまった恋ーの画像_1
ーーー一緒にいたいと願って今の形があるはずなのに、うまくいかなくなるなんて、残酷な現実。

「仲のいい友人たちが3月に転勤。彼氏以外に遊ぶ人や頼れる人がいない状況で自粛期間に突入。同棲していたのですが、一緒にいすぎて家族みたいになってしまい“恋愛感情がなくなった”とフラれました。つらすぎます……」(まこさん/25歳/会社員)

「4月からお互い在宅勤務になり、朝一緒に起きて8時間机を向かい合わせに仕事をし、夜ごはんも一緒に食べて寝る、という生活を送ってきましたが、1カ月経った頃から仏のように優しかった彼に変化が現れはじめました。3年つき合っても1ー2回しか怒ったことがなかったのに、自分の思い通りにならないといきなりイライラしだすように。在宅勤務中は部屋を別にし、なるべく顔を合わさないことにしました。食事以外の時間もなるべく別の部屋にいることで関係が戻ってきたような気がしますが、結婚願望がどんどん薄れていき、今後どうしようかなと考えているところです。新型コロナのおかげで色々考えさせられました」(なっちゃんさん/30歳/会社員)

【彼のことを冷静に見つめ直したら……】編

ーーー会えない時間が愛を育むとは言うけれど、“じゃないほう”に転ぶパターンも、あります。

「自粛ムードになってから2カ月近く彼氏と会っていません。最初はさみしい毎日でしたが、今では会えないことが普通になってしまい、“私って、彼にとって必要ないのかも?”と思うことが増えてしまいました。彼氏に必要とされる未来はあるのか……不安になるばかりです」 (ぱんさん/27歳/会社員)

「彼の会社がコロナの影響で減給を行うらしく、彼が不安を抱えています。いつもの自分だったらこんなときこそ支えてあげたいと思うはずなのに、このコロナ禍で私自身も不安があるせいか、彼のつらさに寄り添ってあげられません。“もっと安定した会社に勤めればよかったのに”と思ってしまっているのが正直なところです。もともと私のほうが年収が高いのですが、彼の給料も低くないし家事もしっかりやってくれるので、結婚は特に問題ないと思っていました。毎週電話もしているしLINEは毎日していますが……」(Rさん/24歳/会社員)

「恋人に会えなくても全然平気な自分に気づいてしまった。どうやって別れようか毎晩悩んでいます」(Sさん/29歳/営業)

【先が見えない遠距離恋愛】編

ーーー次に会う約束があるから頑張れる私たちにとって、予定すら見えない今、しんどい……。

「福岡と東京の遠距離恋愛です。東京の彼とは月に1回、旅行がてら必ず会うのですが、3月に関西で会ったのを最後に会えていません」(めーさん/23歳/フリーター)

「国際遠距離恋愛をしていますが、いつ海外渡航がOKになるのかわからず、もしかしたら一年会えないのではと不安です。予定がまったく立たないので、あと何日我慢すれば会える! という遠距離恋愛ならではの希望も持てず、とてもつらいです」(くるみパンさん/24歳/研究職)

【倫理観が恋愛をもつれさせた】編

この状況のせいでダメになってしまった恋ーの画像_2
ーーー人それぞれの倫理観や正義感。それもまた、恋愛を壊したり、新たな恋の障害に……。

「私はちゃんと自粛生活をしていたけど、彼は友達と遊び呆けていて、なんだか心に距離ができた気分」(キャロリンとジョンさん/22歳/アパレル)

「好きな人が自粛期間中にもかかわらず旅行したり飲み歩いていたりしたので嫌いになった」(ぽちさん/32歳/会社役員)


「自粛渦中でも連絡してきて、会おうという男に嫌気がさしました。相手にとって都合のいい存在だとはうすうす気づいていたけど、この状況で目が覚めました。こんな時に会いいくだの家にこいだなんて言う男、サイテー」(へむへむさん/25歳/会社員)

「気になる人がいて、新型コロナ感染拡大前に何度かごはんに行きました。でも私は医療従事者で、相手も公務員だから“お互い感染したら色んな人に迷惑がかかる。落ち着くまで会わないでおこう”となりました。会わない間に相手の気持ちが冷めていないか心配です」(Kさん/25歳/看護師)


不安にさいなまれる人、好きな人や彼氏が自分に合わないと気づいてしまった人もいれば、片想いの恋が強制終了した人も多数。無理しない生き方がよしとされはじめた今、恋愛面でも無理をしていないか、自分自身と相談してみるのもいい機会。みんなに幸せな恋が訪れますように……♡
取材・文/野田春香 画像素材:PIXTA