最高で最強なパートナーと結婚がしたい! でも、結婚相手ってどう見極める? この人でいいの? そもそも理想の男性像が分からないetc. そんな結婚にまつわる悩みを、誰もが憧れる結婚生活を実践する愛妻コンサルタント・萩中ユウさんがスパーッと晴らします!
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愛妻コンサルタント 萩中ユウさん
“愛され妻を増やす”をモットーに活動。自身の経験をもとにしたパートナーシップ論を、自身のブログやオンラインサロンにて発信。『終わらない恋のはじめ方』や『欲張り恋愛論』など、著書多数

Q1/そもそもどういう人が理想で、どういう時に幸せを感じるのかもう迷子状態です……

「まずは、自分の心の奥底の声を拾い上げましょう。『自分自身の本心がわからない……!』という人には、心が動いたことを書き出す『感情ノート』を毎日つけることをおすすめします。人から言われた言葉について、なぜうれしかったのか、悲しかったのか、腹が立ったのか、なんて言ってほしかったのか。日々直面するさまざまな感情を、毎日書き出して細かく分析することで、自分が求めているものは何なのかが、徐々にはっきりわかってくるようになります」

Q2/安心感はあるけどトキメキはない彼。ほかの人に目移りしそう……

「男性としてドキドキしないから運命の結婚相手ではない、と判断してしまうのはもったいない! 私の実体験から言えるのは、泥くさくても向きあい続けた深い絆こそ、最上級の愛情になると思います。私は夫にドキドキやトキメキをまったく求めずに結婚しましたが、『これほど私のことを知っているのは彼以外に、彼のことをこれほど知っているのは私以外いない!』という喜びが、初期のトキメキを軽く超えていきましたよ。こんなに幸せなことはない! まずは全力で彼と向きあって、話し合って、お互いを知りあってみてください」

Q3/不器用で家事が苦手な彼。結婚したら共働きになるのでちょっと迷っています……

「料理ができない。掃除ができない。それはあくまで“今”の話。結婚を諦める理由にはなりません! 私の夫もまったく料理をしない人でした。でも、少しずつ教えていったらいつの間にかハマっちゃって、今では器にまでこだわるように(笑)。大切なのは、やる気にさせること。苦手なことに挑戦した彼をほめちぎりましょう! 『こんなにおいしく作れるなんて、シェフになれるよ!』と彼が照れるくらいオーバーにリアクションして、『また作ろうかな』と思わせたもん勝ち♡」
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Q4/ 比較的ケンカが多い私たち。結婚生活が思いやられます

「私もかつては毎日ケンカが絶えないおつきあいをしたことも……(笑)。でも、“私と彼のどちらが正しいか”という勝ち負け論はお互い消耗するだけなんですよね。話し合って折衷案を見つけるほうが堅実! 落ち着いて話し合うコツは、とにかく聞きあうこと。そして、愛情ベースで話し合うこと。気づきがあればすぐ、『ありがとう』といった思いやりの言葉をはさみ、あくまで“お互いのための時間”という認識を持つことです。話し合いが苦手な男性も、一緒に乗り越える成功体験を一度でも積めば、習慣化するはずですよ」

Q5/今の彼は大好きだけど、私より収入が低くて不安!

「私は結婚する前に夫の収入や貯蓄額はまったく知りませんでした。というか、興味がなかった! 借金などとなると話は別かもしれませんが、経済力は結婚してからでもお互いの力で変えていける部分だと思ったからです。それよりも、結婚後では変えられない部分、仕事観や家族観のほうが大事だったからこそ、結婚前にお互いの仕事の話を思う存分したり、家族に会ったりしました。気になる部分が、結婚後でも変えられるかどうかで優先度を考えるのも手かもしれません」
取材・原文/海渡理恵 撮影/冨樫実和(人物) 岩城裕哉(プロップス) 調査協力/エコンテ