
【ジブリパーク】各エリア見どころ、チケット予約方法、アクセスの完全マニュアル!
MORE編集部
『ジブリパーク』の遊び方を徹底攻略!
愛知県を代表するレジャースポットとして大人気の『ジブリパーク』に関する記事・最新情報を一挙まとめてご紹介! (2025年3月更新)
- 『ジブリパーク』の遊び方を徹底攻略!
- 『ジブリパーク』とは?
- 『ジブリパーク』入場チケットの種類
- 『ジブリパーク』のチケットを手に入れる方法
- 「ジブリの大倉庫」には何がある?(所要時間:約2〜3時間)
- 「青春の丘」には何がある?(所要時間:約1時間)
- 「どんどこ森」には何がある?(所要時間:約1時間半)
- 「もののけの里」には何がある?(所要時間:約1時間)
- 「魔女の谷」には何がある?(所要時間:約4時間)
- 『ジブリパーク』のグッズショップ
- 『ジブリパーク』内のカフェ・レストラン
- 『ジブリパーク』へのアクセス・周辺情報
- おすすめの回り方
『ジブリパーク』とは?

『ジブリパーク』はどこにあるの?

『ジブリパーク』は、愛・地球博記念公園(愛称:モリコロパーク/愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1)の敷地内にあります。愛・地球博記念公園は、121カ国・4国際機関が参加し、のべ2200万人が訪れた愛・地球博(2005年日本国際博覧会)の会場跡地に設けられた、約194haにも及ぶ広大な公園。そのうち『ジブリパーク』第1期3エリアは合計約3.4haを占めます。
『スタジオジブリ』の世界観を楽しめる公園施設で、園内に大きなアトラクションや乗りものはなく、豊かな自然を残しているのが特徴。歩きながらゆっくりじっくりジブリの世界に浸れる空間に仕上げられています。
『ジブリパーク』概要
『ジブリパーク』MAP
2025年3月18日現在、『ジブリパーク』には、「魔女の谷」・「もののけの里」・「ジブリの大倉庫」・「青春の丘」・「どんどこ森」の5つのエリアがあります。

©️ Studio Ghibli
モリコロパーク内へは誰でも自由に無料で入れますが、『ジブリパーク』にあたる5つのエリアである「魔女の谷」・「もののけの里」・「ジブリの大倉庫」・「青春の丘」・「どんどこ森」に入って遊ぶためには、別途有料チケット(日時指定・完全予約制)の入手が必要です。

©️ Studio Ghibli
『ジブリパーク』入場チケットの種類
チケットは日時指定の完全予約制!
『ジブリパーク』への入場は、日時指定の完全予約制。
チケットは4種類あるので、見学・ショッピング・グルメなどの目的に合わせて上手に選んでください。
券種1) ジブリパーク大さんぽ券
「ジブリの大倉庫」を中心に、『ジブリパーク』全体をまんべんなく楽しみたい方や、お土産やグッズのショッピングを中心に楽しみたい方向けです。
来園希望の2か月前・10日14:00に予約販売スタート。

©️ Studio Ghibli
●5エリアすべてに入場可能
●ただし「地球屋」(青春の丘)、「サツキとメイの家」(どんどこ森)、「オキノ邸」「ハウルの城」「魔女の家」(魔女の谷)の建物の中への入場は不可
●「ジブリの大倉庫」のみ、あらかじめ入場時間を指定する
●カフェ・レストラン・ショップ・遊具や乗り物なども利用可(別途有料)
券種2) ジブリパーク大さんぽ券プレミアム
5エリアすべて、建物の中までどこへでも行ける全網羅型プレミアムチケットですが、たった1日で回るには時間が足りなくなってしまいそう!
来園希望の2か月前・10日14:00に予約販売スタート

©️ Studio Ghibli
●5エリアすべてに入場可能
●「地球屋」(青春の丘)、「サツキとメイの家」(どんどこ森)、「オキノ邸」「ハウルの城」「魔女の家」(魔女の谷)の建物の中へも入場可能!
●「ジブリの大倉庫」のみ、あらかじめ入場時間を指定する
●カフェ・レストラン・ショップ・遊具や乗り物なども利用可(別途有料)
券種3) ジブリパークさんぽ券
「ジブリの大倉庫」以外の屋外4エリアを回ることができるチケットです。販売開始が1週間前なので、急に思い立っても遊びに行けます! 「魔女の谷」を中心に遊びたい方向け。
来園希望日の7日前17:00に予約販売スタート。

©️ Studio Ghibli
●屋外にある「青春の丘」「どんどこ森」「もののけの里」「魔女の谷」の4エリア入場可能
●「地球屋」(青春の丘)、「サツキとメイの家」(どんどこ森)、「オキノ邸」「ハウルの城」「魔女の家」(魔女の谷)の建物の中への入場は不可
●「魔女の谷」のみ、午前・午後の入場時間指定あり
●「ジブリの大倉庫」への入場は不可
●4エリアのカフェ・レストラン・ショップ・遊具や乗り物なども利用可(別途有料)
4) ジブリパーク魔女の谷・もののけの里セット券
第2期エリアとしてあとからオープンした「魔女の谷」・「もののけの里」に入場することができるチケットです。
来園希望日・2カ月前の10日14:00に予約販売スタート。2025年2月入場分までの期間限定販売です。

©️ Studio Ghibli
●「もののけの里」「魔女の谷」の2エリアへ入場可能
●「オキノ邸」「ハウルの城」「魔女の家」(魔女の谷)の建物の中へも入場可能
●「魔女の谷」のみ、午前・午後の入場時間指定あり
●カフェ・レストラン・ショップ・遊具や乗り物なども利用可(別途有料)
『ジブリパーク』のチケットを手に入れる方法
『ジブリパーク』のチケットを購入方法は以下の2つがおすすめです。
毎月10日! 2カ月先の入場チケットを先着順で予約購入
毎月10日は『ジブリパーク』のチケット発売日! 来園希望・2カ月前の各入場チケットが、オンライン公式チケット販売サイト『Boo-Wooチケット』およびローソン・ミニストップ店頭の『Loppi』で販売されます。販売開始は14時・先着順です。2カ月先なら旅行プランも立てやすいと思うので、ぜひトライしてみましょう!
先着順の空き枠を狙う
毎月10日の発売開始に出遅れてもあきらめないで! 予約で満席にならない日時は先着順販売枠が開放されます。空き枠は『Boo-Wooチケット』およびローソン・ミニストップ店頭の『Loppi』で閲覧・購入できるので、もしかしたら希望に近い日時の空き枠をピンポイントで発見できるかもしれませんよ!?
チケットは電子制! スマホ&身分証をお忘れなく
各エリアへの入場時は電子チケット(二次元バーコード)の提示が必要。バーコード表示が取得可能なスマートフォンやタブレットなどのガジェットを持って出かけましょう。「充電切れで入場できない!」なーんて悲劇を防ぐためにも、モバイルバッテリーをお忘れなく。
※入場口で予約者の本人確認が行われる場合があるので、身分証明書(運転免許証、各種保険証、パスポート、マイナンバーカード、学生証のいずれか)も絶対にお忘れなく!
「ジブリの大倉庫」には何がある?(所要時間:約2〜3時間)

メインエリアとしてオープンした「ジブリの大倉庫」は、屋内の巨大施設の中に、映像展示室「オリヲン座」、3つの企画展示、子どもたち専用のプレイルーム、ショップやカフェなどがギュギュッと詰まった、ジブリの大博覧会エリアです。展示内容が最も充実しており、物販や飲食までしっかり楽しめるのが特徴です。
1階と2階を結ぶ色あざやかなタイル装飾の中央階段と空飛ぶ巨大な船を中心に、さまざまなジブリ関連の展示物たちがゲストの目を楽しませてくれます。何気ないすみっこまで驚くほど徹底的に作り込まれているのでお見逃しなく。



※一般のお客さまは撮影できないエリアです

本物の映画館のようなしつらえの「映像展示室オリヲン座」では、「三鷹の森ジブリ美術館」だけで上映されている、スタジオジブリ制作の短編アニメーション全10作品を順番に上映していきます。 上映時間のスケジュールや今後の上映作品予定については現地でご確認ください。
※一般のお客さまは撮影できないエリアです

※一般のお客さまは撮影できないエリアです
「青春の丘」には何がある?(所要時間:約1時間)

「青春の丘」は、『耳をすませば』の物語の舞台のひとつである「地球屋」(屋内)、『猫の恩返し』に登場した「猫の事務所」(屋外)、さらに愛・地球博記念公園エントランスの既存エレベーターを改装した「エレベーター塔」(屋外)の3つから構成されるエリアです。


1階に降りると、天沢聖司が見習いとしてバイオリン製作を学んでいた工房が広がっています。室内には、作りかけのバイオリンや図面、製作に必要な道具がズラリと並んでいて圧倒されます。

「どんどこ森」には何がある?(所要時間:約1時間半)
『となりのトトロ』をメインモチーフにした「どんどこ森」は、主人公のサツキ&メイ姉妹が住む一軒家と昭和の田園風景を再現した「サツキとメイの家」と、大トトロの巨大な木製遊具が鎮座する「どんどこ堂」の2スポットを中心に構成されたエリア。『ジブリパーク』第1期エリアの中でいちばん奥にあり、公園北口正門からの所要時間は徒歩約20分です。




「もののけの里」には何がある?(所要時間:約1時間)

© Studio Ghibli
「もののけの里」はスタジオジブリを代表する傑作アニメーション作品『もののけ姫』の舞台であるエミシの村とタタラ場をモチーフに、和風の里山的風景をイメージしたそうです。そんな「もののけの里」が作られたのは、『ジブリパーク』を擁する愛・地球博記念公園(通称:モリコロパーク)内の里山づくりの実験場「あいちサトラボ」の敷地内。一般の人たちが農業体験できる開放空間を目指し、“里山づくりに取り組む中で多くの学びを得られる実験場”というコンセプトを掲げて整備されてきたエリアなのだそう。

©️ Studio Ghibli

© Studio Ghibli
作品に登場するアイコニックなキャラクター、タタリ神と乙事主(おっことぬし)を模したオブジェがふたつ並んだ砂場があります。

©️Studio Ghibli
タタラ神&乙事主のオブジェが並ぶ砂場の奥には、「タタラ場」をモチーフにした体験学習施設が構えています。赤い幕が張りめぐらされたやぐらと、大きな草屋根が目印。
エリア内の休憩処では、お土産にぴったりな「もののけの里」オリジナルアイテムのほか、「極ふつうのラムネ」(¥200)や、新商品「極ふつうのレモネード」(¥250)といった『ジブリパーク』オリジナルドリンクも販売されています。
「魔女の谷」には何がある?(所要時間:約4時間)

「魔女の谷」は、『魔女の宅急便』・『ハウルの動く城』・『アーヤと魔女』といった、スタジオジブリ作品に欠かせない魔女たちの世界観をモチーフにして作られています。森に囲まれたヨーロッパ風の街並みに、作品に登場する建物が立ち並び、中にお邪魔して観覧したり、遊具に乗って遊んだり、ショップでオリジナルグッズをお買い物したり、レストランでランチやお茶を楽しんだりできる、魔女ワールドにどっぷり浸れるパラダイスなんです。
【ハウルの動く城】「ハッター帽子店」

1Fがキャンディ&スイーツショップ・2Fが書店「魔女の本棚」になっている「ハッター帽子店」
「ハッター帽子店」は、『ハウルの動く城』の主人公ソフィーが働く2階建ての帽子店です。1階では、「魔女の谷」オリジナルデザインのキャンディー缶(全10種・各¥1300)やキャンディーパウチ(全3種・各¥700)・クッキー・マドレーヌ、さらにスタジオジブリ作品の登場人物がかぶった帽子のデザインをモチーフにしたリアルな帽子(ただし高額です!)などを購入できます。

「ハッター帽子店」奥にあるソフィーのアトリエ
キャンディーを入手したら、帽子店の奥にある扉から中庭を通って、ソフィーが帽子を作っているアトリエを見学させてもらいましょう。作りかけの帽子や、デザインに使用するファブリック・コサージュ・リボン・レース・ボタンや帽子の木型などがズラリと並んでおり、手芸好きならずともきっと見入ってしまうはず! 白いショール(?)がかかった椅子に座って熱心に作業するソフィーの姿が目に見えるようです。
【ハウルの動く城】「ハウルの城」

「魔女の谷」で最もアイコニックな存在感を放つ「ハウルの城」
『ハウルの動く城』に登場した、高さ約20mの2階建てのお城です。施設内部の観覧には「ジブリパーク大さんぽ券プレミアム」が必要です。

「ハウルの城」1階の薄暗い巨大な居間。足もとに気をつけて!
扉が開いて、中にいるスタッフから招き入れられたら、いざ城の中へ突入! 1階は、入口を背にして左手からぐるりと時計回りに、流し台・カルシファーの炉・その奥にソフィーが寝起きするベッド・2階へ続く階段を挟んで、中から怪しげな光が漏れる床に置かれた宝箱・本が乱雑に積み上がった食卓テーブルや大渋滞状態の食器棚がレイアウトされており、全体的に仕切りのないひと続きの空間にまとまっています。

怪しくうごめく謎のキラキラ物体で埋めつくされたハウルの寝室
2階は、城の主・ハウルと、弟子のマルクルの居住空間。なかでも「魔女の谷」いちばんの作り込みっぷりがうかがえるハウルの寝室では、彼が行く先々で手に入れたお気に入りの宝物らしきオブジェやライトがぎゅうぎゅうとひしめきあいながら、各々シャカシャカ・シャンシャン・カサコソと音をたて、ひっそりと動き続けていて、城同様に生きている感じがします。こんなカオスな空間で眠りにつけるハウルの豪胆さに感心します。
【魔女の宅急便】「グーチョキパン屋」

レンガの屋根と赤いひさしがついたショーウィンドウが目印の「グーチョキパン屋」
『魔女の宅急便』の主人公キキと黒猫ジジが暮らした「グーチョキパン屋」は、ヨーロッパの伝統的な木造建築技法であるハーフティンバー様式の2階建て。1階はリアルなパン屋さんになっていて、実際にパンを購入できます。ちなみに、表通りに面したショーウィンドウに飾られている“お届けします”リース以外のパンのディスプレイはすべて本物なんですって! ちなみに「魔女の谷」いちばんの人気施設なので、パンを買いたい場合は大行列に加わって長時間並ぶ覚悟が必要です。

「グーチョキパン屋」2Fの屋根裏部屋
余裕があったら2階へ上がらせてもらって、キキ&ジジが寝泊まりした屋根裏部屋をのぞいてみませんか? 太陽光があまり入らないこじんまりとした空間に、古くて小さいながら大切に扱われてきたであろう家具や、生活に最低限必要な道具が並べられています。
【魔女の宅急便】キキの生家である「オキノ邸」

「オキノ邸」の母家とガレージ
「グーチョキパン屋」が並ぶ高台の街並みから階段を降りた分岐点から、左手にぐんぐん進んだ奥に、レンガの屋根と格子窓がたくさんはまった白い壁が特徴の「オキノ邸」が見えてきます。前庭になっているロータリーはとっても広く、たくさんの花壇がありました。春以降は、もっとお花いっぱいになっているはず!施設内部の観覧には「ジブリパーク大さんぽ券プレミアム」が必要です。

キキの母親・コキリが薬を作るアトリエ兼ショップの「魔女の店」
玄関をくぐるとすぐに、ドライフラワーやハーブの香りで鼻腔がいっぱいに満たされます! 香りのもとは、左手にあるコキリさんが薬を作っているお部屋「魔女の店」です。天井にはドライフラワー、窓ぎわにはありとあらゆるグリーンが所狭しと並べられています。中にはコキリさんにしかわからない薬草の類もあるのかも!? さわらないでじっくり観察するだけにとどめましょう。前庭に面した大きな窓からは太陽の光がたっぷりと注ぎ、植物たちにパワーを注入しています。

「コキリ邸」2階の階段を上がって正面にあるキキのお部屋
2階に上がって正面がキキのお部屋。魔女修行に旅立つ前の13歳の期待と不安が入り混じったムードが漂っており、胸がいっぱいになる愛すべき空間です。机の前のコルクボードには、キキを激励するお友達からの手紙やメッセージカードが大事そうに貼ってあります。ベッドの上には、荷造り途中のキキのバッグや荷物が。置いてあるラジオからは「明日の天気は……まあ、なんとかなるでしょう」と淡々と流れてきて、クスッと笑える瞬間も。可愛らしい私服が詰まったクローゼットをのぞいたら、整理ダンスの引き出しもこっそりあけてみてくださいね。ていねいに畳まれたブラウスやニットの間から、懐かしい香りのするお手製(?)のサシェがのぞきます。
【アーヤと魔女】「魔女の家」

奥に怪しげな薬が煮込まれている大釜を擁するベラ・ヤーガの作業部屋
アーヤが引き取られ、魔女ベラ・ヤーガと暮らすことになる「魔女の家」へ。宮崎吾朗『ジブリパーク』総監督が手がけた『アーヤと魔女』の世界観をモチーフにしたこの家の作り込みは、「ハウルの城」以上にこだわりが見えます!施設内部の観覧には「ジブリパーク大さんぽ券プレミアム」が必要です。
『ジブリパーク』のグッズショップ
『ジブリパーク』で可能な決済方法

『ジブリパーク』内でのショッピングは、現金・クレジットカード各種だけでなく、さまざまなキャッシュレス決済に対応しています。iD・楽天Edy・WAON・nanaco・PiTaPaや交通系ICカードなどの電子マネー各種、LINE Pay・楽天ペイ・PayPay・メルペイ・au PAY・ゆうちょPay・Bank Pay・WeChat Pay(微信支付)・Alipay・UnionPay(銀聯)などのQRコード決済各種、Apple PayやGoogle Payにも対応。
入場にも電子チケットが必要なので、電子決済派はスマホに加えて充電器やケーブルの携行もお忘れなく!
【ジブリの大倉庫】にあるショップ「冒険飛行団」


耳をすませば ビジュー缶 ¥1404
開園日には午前中で売り切れたと噂の、耳をすませば ビジュー缶。洞窟にある光る石をイメージした、宝石のようなレインボーカラーの琥珀糖が7粒入っています。猫の人形バロンやバイオリン、アンティークの調度品など、作品に登場するキーアイテムをあしらった缶ケースは、お菓子を食べ終わった後もずっとキープしておきたいほど、とっておきの美しさ!

ハードカバーノート(各¥2750)
まるで洋書のファンタジー小説のようなデザインがシックで素敵な、ふっくらしたハードカバーノート。カオナシもトトロもネコバスもジジも、どれも可愛すぎて選べません!

スタジオジブリ作品に登場するメンズキャラクターを、ぷっくりとした立体的な刺繍で表現。直径約5㎝のブローチが10個セットになった商品です。ほかにも、『魔女の宅急便』『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』など、作品ごとの名シーンや印象的なモチーフがデザインされたセットもあります。
【魔女の谷】にあるショップ「13人の魔女団」

「13人の魔女団」内観。シェルフなどの什器もすべてオリジナルであつらえたという気合いの入れっぷり!
「魔女の谷」でオリジナルグッズやお土産が購入できるのは、主に「13人の魔女団」と「ハッター帽子店」の2ショップ。そのうち「13人の魔女団」がいわゆる総合的な”お土産処”で、お菓子・ぬいぐるみやキーチャーム・文房具・バッグやポーチなどの服飾雑貨・衣類などのラインナップが大充実!
※「魔女の谷」の入場チケットを持っていないと入れないエリアにあります

マスコット(左から)ジジ¥1320・カブ¥1870・ヒン¥1430
「魔女の谷」で暮らすジブリキャラクターたちがボールチェーンつきのぬいぐるみチャームになったマスコットたちも人気商品。シルエットや表情だけでなく・服やリボンの造作・毛並みの質感・ステッチづかいなどすべてのディテールが機微に富んでいて素晴らしいできばえです! ほかにも、『魔女の宅急便』に登場するほかの黒猫たちや、『ハウルの動く城』のカルシファー、ハウルのベッドの上に置いてあるボーダー柄のぬいぐるみ2種などがありましたので、お好きな子を連れて帰っていただけると◎。
『ジブリパーク』内のカフェ・レストラン
『ジブリパーク』有料エリア内で飲食可能な主要施設は下記のとおり。
●「魔女の谷」内にある「空飛ぶオーブン」・「グーチョキパン屋」・「ホットドッグスタンド ホット・ティン・ルーフ」の3カ所
●「ジブリの大倉庫」内にある「カフェ 大陸横断飛行」・「ミルクスタンド シベリ・あん」・「駄菓子 猫かぶり姫」の3カ所
スタジオジブリの世界観をじっくりおいしく味わえるので、ぜひ上手に活用してみてくださいね。
【ジブリの大倉庫】にある「カフェ 大陸横断飛行」


(左上から)油淋鶏サンド¥850・ナポリタンサンド¥650・たっぷりアボカドのワカモレサンド¥800・スパイス香るシュリンプサンド¥850
「カフェ 大陸横断飛行」は、「ジブリの大倉庫」を探検したゲストが羽を休めるイメージがコンセプトのカフェ。ジブリ作品に登場するたくさんの長距離飛行パイロットたちにあやかり、彼らが操縦しながら片手で食べられるようなワンハンドフードをイメージした、サンドイッチやピザ・スイーツなどが味わえます。
【ジブリの大倉庫】にある「ミルクスタンド シベリ・あん」

「ジブリの大倉庫」内でもう1軒、小腹を満たすメニューがいただけるのが「ミルクスタンド シベリ・あん」。『風立ちぬ』の劇中で、主人公の堀越二郎が食べていた、ようかんをカステラではさんだ三角形のお菓子・シベリアが食べられるキオスクスタイルのお店です。ショップ「冒険飛行団」の向かいにあります。

シベリア(各¥380)は、つぶあんとこしあんの2種類から選べます。
【ジブリの大倉庫】にある「猫かぶり姫」

極ふつうのラムネ ¥200
昔懐かしい昭和の商店街の風景を再現した「南街」にある「駄菓子 猫かぶり姫」では、昔懐かしい駄菓子のほか、『ジブリパーク』オリジナル瓶ラムネや瓶レモネードがいただけます。極ふつうのラムネのガラス瓶に貼られた人魚のラベルは、宮崎吾朗『ジブリパーク』監督がデザインしたもの。「南街」沿いに設けられた丸椅子に腰掛けながら飲むのもよし、栓を開けずに持ち帰ってお土産にするのもよし。
【魔女の谷】にある「空飛ぶオーブン」

「魔女の谷」のエントランスゲートをくぐってすぐ右手、つつじ池のほとりにあるレンガ造りの「空飛ぶオーブン」は、『ジブリパーク』有料エリア内最大規模の本格的なレストラン。「魔女の谷」の街並みに合わせたヨーロッパの伝統的なオーブン料理に、魔女っぽいムードや愛知らしいご当地感をプラスしたオリジナルメニューが味わえます。

(左)魔女の谷のパンナコッタ¥600・(右)魔女の谷のフロート¥950
「空飛ぶオーブン」にはスイーツメニューも大充実! 吾朗総監督が記者会見で“いちばんのお気に入りメニュー”と胸を張っていたのが、ギョロッとした目玉風のデザインに仕上げた衝撃的なビジュアルの魔女の谷のパンナコッタ(¥600)と、その目玉を大胆にもグリーンソーダの海(?沼?)に沈めた魔女の谷のフロート(¥950)。フロートは飲み進めるうちになぜか色が変わってくるとか、こないとか……!?
【魔女の谷】にある「グーチョキパン屋」


『魔女の宅急便』の主人公キキと相棒の黒猫ジジが暮らしたパン屋さん「グーチョキパン屋」の1階は本物のパン屋さん(テイクアウト専用)になっています! 赤いひさしを掲げたショーウィンドウには、“おとどけものいたします”と書かれた看板リースがお目見え。
【魔女の谷】にある「ホットドッグスタンド ホット・ティン・ルーフ」

「魔女の谷」3つめのグルメスポットは「ホットドッグスタンド ホット・ティン・ルーフ」。レモンイエローの外観にネオンが光り、猫がドタバタを飛び跳ねる看板が目印のテイクアウト専門店です。

ネコの手ドッグ各¥990
目にした瞬間に「可愛い〜〜〜!」と思わず歓声が出てしまいそうなほどキュートなビジュアルのネコの手ドッグ(各¥990)。猫の手の形をしたふんわり&もちもちのパンに、愛知県の三河豚を使用したプリプリ&アツアツの極太巨大ソーセージをばっくり挟んだホットドッグです。黒いほうのパン生地には竹炭が使われていますが、味は同じです。単品ではもちろん、ポテトまたはドリンクセット(¥1350)、ポテドリセット(¥1550)といったセットメニューもあるほか、「空飛ぶオーブン」でも飲める魔女の谷ビール(2種・各¥1100)も味わえます。
『ジブリパーク』へのアクセス・周辺情報
公式おすすめは電車(地下鉄&リニモ)で行く!

直行または経由バスによるアクセス

2022年11月1日より、名鉄バスセンター(名古屋駅)・中部国際空港・瀬戸駅前(名鉄尾張瀬戸駅)の3カ所から、名鉄バスによる『ジブリパーク(愛・地球博記念公園)』直行・経由バスの運行がスタートしました。詳しい時刻表・所要時間・料金・バス乗り場などは名鉄バス公式ホームページをご確認ください。
もちろん、自家用車やレンタカーでも行けるけれど……?
東名高速道路・日進JCTから、名古屋瀬戸道路に分岐し「長久手IC」から東へ約5分、または東名高速道路「名古屋IC」から東へ約20分……なのですが、『ジブリパーク』には専用駐車場がないため、愛・地球博記念公園の駐車場を利用する必要があります。愛・地球博記念公園の公式ウェブサイトで、駐車場の混雑予想やリアルタイムの満空情報を発信しているので、ぜひチェックしてからお出かけください。
宿泊は、地下鉄東山線の名古屋・伏見・栄各駅周辺がおすすめ
おすすめの回り方
まず行くべきは「ジブリの大倉庫」

1日で全エリアを一気に周ろうと同日にチケットを申し込もうとしても、愛・地球博記念公園はとっても広く、かつそれぞれが混雑しているので、うまく時間を調整してチケットを工面するのは至難の技かと思われます。
そこで、『ジブリパーク』に行きたいと思ったら、まず最初に「ジブリの大倉庫」のチケットを申し込んでみるとよいでしょう。展示・物販・飲食施設が充実しており、さまざまなジブリ作品の世界観に加え、ショッピングもグルメもバランスよく楽しめるからです。
お土産は入場直後に買い、「ジブリのなりきり名場面展」は15時半以降に行く
展示・物販・飲食施設が集中しており、特に混雑が予想される「ジブリの大倉庫」を予約するなら、時間帯はなるべく早め、できれば午前中の時間帯を指定するのがコツ(「青春の丘」とのセット券を購入する場合も同様です)。
また、入場後の歩き方にも工夫が必要です。入場したらまず『ジブリパーク』内で唯一ともいえる“お土産処”であるショップ「冒険飛行団」で、どうしても欲しい商品のみ先に買っておくことを全力でおすすめします。理由は、閉園時間の17時に近づくほど店内やレジの大混雑が予想されるからです。ただし、退場まで買った物は持ち歩く必要がある(※)ので、買う量は必要最小限にするのがポイント。
※2023年7月現在、「ジブリの大倉庫」内には、荷物一時預かりサービス・購入商品を自宅などに配送するサービス・コインロッカーなどはありません

また、企画展示の中でもいちばん人気のスポットである「ジブリのなりきり名場面展」は15時半以降に行くのがよいのでは、と個人的に思っています。なぜならここは、「ジブリの大倉庫」エントランスをくぐって階段を下り、まず最初に目にする建物内にあるので、入園したばかりのゲストで常に行列が発生しているためです。最終入場時間が15時のため、15時入場組がひととおり落ち着きそうな終盤に行けば、混んではいますが比較的空いた状態で楽しめるのでは?
写真協力/©️Studio Ghibli 取材・文/沖島麻美
※掲載されている情報は2024年3月16日時点でのもので、個人の見解が含まれます。最新の情報は公式ウェブサイトおよび現地にてご確認ください
※施設内部の観覧には「ジブリパーク大さんぽ券プレミアム」が必要です
※『ジブリパーク』は通常営業時、一部エリアや施設を除いて撮影できません