SEVENTEEN

SEVENTEEN

PROFILE

SEVENTEEN(セブンティーン)●2015年5月に韓国デビュー、2018年に日本CDデビュー。名前の由来は、13人のメンバー+ボーカルチーム、ヒップホップチーム、パフォーマンスチームの3つのチーム+1つのグループの合計である「17」。多くの楽曲をメンバーのウジ自ら作詞作曲を手がけ、心揺さぶる音楽、きらびやかで圧巻の迫力のステージパフォーマンス、個性あふれるバラエティ力の多彩な魅力で世界を舞台に不動の人気を誇る。ファンの呼称は「CARAT(カラット)」。現在、ジュンとディエイトの2人は中国での活動中のため、今回は11人でのMORE初登場

2022年MORE1月号掲載企画から、インタビュー記事をお届けします。

SEVENTEENの内なる想いをひもとく。2021年、進化を遂げた“今”をUnlock

SEVENTEEN ジョシュア・ジョンハン・エスクプス

JOSHUA ジョシュア 

「2021年は、みなさんに多くのものをお見せしたくて、一生懸命作業や活動をし、同時にコンサートの準備もしながら過ごした年でした。新曲『あいのちから』もそんな日々の中で完成した大切な一曲。日本のCARAT(ファンの呼称)にとって寒い冬を暖かく過ごせるダウンジャケットのような存在になったらいいなと思います。寂しかったり、力をもらいたい時には、特に聴いてほしいですね。2022年は僕自身、より成熟した姿を見せられるようにするので、期待していてください! いつか機会があれば、素敵なカフェでヒップホップチームの曲『I can't run away』をギター一本で弾き語り披露してみたいです」(ジョシュア)

ジョシュア●1995年12月30日生まれ。ボーカルチーム。インタビュー中も美しい姿勢と微笑みでメンバーの話にうなずく様子は、もはやジェントルマン超えのプリンス

JEONGHAN ジョンハン

「『あいのちから』はクリスマスの雰囲気にぴったりな曲なので、多くの方に喜んでもらえるプレゼントになりそうです。日本語を頑張って勉強している僕が、この曲の歌詞で特に好きなのが『積もる 積もる 積もる心を集めて あいのちから』というフレーズ。真心をこめることを意味する表現が気に入っています。MVは背景がCGだったので、撮影中は想像をめぐらせながら表現しました。舞台や撮影に集中していると、感情が自然とにじみ出てくるんです。2021年はCARATに会えない中でも、とても愛された一年だったと思います。おかげで、より成長した姿で恩返ししようという力を得ることができました!」(ジョンハン)

ジョンハン●1995年10月4日生まれ。ボーカルチーム。最近、涙腺がゆるんだ出来事は「事務所との再契約で、さらにメンバーとの結束力が強まったことに感動した!」

S.COUPS エスクプス 

「SEVENTEENのリーダーとして走り続けてきた6年間、さまざまな経験をすることができました。6年前の自分に声をかけるなら『あまりプレッシャーを感じるな』、そして6年後の自分には『どんな時も幸せに過ごせますように!』と伝えたいですね。2021年は、CARATにとても会いたい気持ちが募ると同時に、みなさんと触れあうことの大切さにあらためて気づけた時間でした。僕は、目の前にCARATがいるステージならどこでも『音楽って楽しい!』と心から思えるんです。この冬、多くの方に僕たちの特別な愛の力を贈りたい。そんな想いをこめて『あいのちから』をつくったので、歌詞をじっくり聴いてくださいね!」(エスクプス)

エスクプス●1995年8月8日生まれ。統括リーダー・ヒップホップチームリーダー。今のSEVENTEENを色で表すと「僕がいちばん好きな色で、情熱的な赤!」
SEVENTEEN ウォヌ・ウジ・ホシ

WONWOO ウォヌ

「2021年は、“変化”と“試み”の年でした。特に、“Power of ʻLove’”をテーマに音楽活動を展開するチャレンジは新鮮でしたね。愛にもいろんな種類がありますが、いつも一緒にいるメンバーへの愛は、日々深まるばかりです。自分自身を愛する方法は……、僕の場合『自分が最高だ!』という心がまえで、何ごともしっかりと準備して挑むこと。そうやって自信を持ってステージに立ったりMVを撮影する時は、あらゆる作品に触れて得た感情を糧に表現しています。僕のことを理性的な人だと思っている方が多いようですが、実は感性豊かな面もあるんですよ。SEVENTEENの中では理性的なほうなだけです(笑)」(ウォヌ)

ウォヌ●1996年7月17日生まれ。ヒップホップチーム。耳を溶かす魅惑の低音ヴォイスはメンバーから「MVPをあげたい!」と言われるほど

WOOZI ウジ

「『あいのちから』は、感情を表現することを意識して曲づくりをしました。みなさんに伝えたい気持ちが詰まった歌詞に注目してほしいです。音楽制作についてはもちろん、SEVENTEENは頻繁に話し合いをするので、決断を迫られる場面が多々あります。僕がまとめ役をする時は、メンバーの意見をできるだけ反映することを大切にしていますね。大人数でもコミュニケーションがいつも円滑に進むのは、長い時間を共に過ごし、お互いをよく知っていることも大きいです。2021年はアーティストとしても、プロデューサーとしても駆け抜けた一年。来年も変わらず努力したいです。最後にCARATへ。ウアヘ!」(ウジ)

ウジ●1996年11月22日生まれ。ボーカルチームリーダー。進化し続けるつやのある歌声やダンスの秘訣を聞くと「ほめすぎです(照)」と謙遜

HOSHI ホシ

「僕の成長の原動力は、音楽に対する“欲”と“情熱”! 『あいのちから』は、日本で初めて出す冬のバラード曲ということで、歌唱に力を入れました。何度もレコーディングして完成した曲なので、みなさんがどんな反応をしてくれるのかワクワクしています。ちなみに、僕の冬の定番コーディネートは、フードつきのパーカにコートをはおるスタイル。“クアンク(抜け感のある)”スタイルが好きなんです。2022年の目標は、ドームツアーを開催すること! ひとりひとりのエネルギーがひとつにまとまる時、より大きなシナジーがつくられると思うので、早くCARATのみなさんに会いたいです。みんな〜ホランへ!」(ホシ)

ホシ●1996年6月15日生まれ。パフォーマンスチームリーダー。想い出深いコンテンツは「『GOING SEVENTEEN』で僕が面白かった『Don’t Lie』!」
SEVENTEEN ドギュム・ミンギュ

MINGYU ミンギュ

「メンバー全員で再契約をした2021年は、SEVENTEENにとって“新しい始まりの年”になりました。僕はウォヌさんと『Bittersweet』でユニット活動にも初挑戦。13人で活動する時よりも責任とプレッシャーを大きく感じたけれど、これからも挑戦を続けたいです。いつもポジティブな秘訣? 僕はストレスがあっても肯定的に修正する努力をしますね。絵や映画、ダンスなど、クリエイティブ作品に触れることが好きなので、『この作者は、この作品で何を伝えたいのか』を自分なりに考えることが最近の関心事。それが、『GOING MAGAZINE』やMVなどをプロデュースする時のアイデア源にもなっています」(ミンギュ)

ミンギュ●1997年4月6日生まれ。ヒップホップチーム。現場では終始笑顔で、撮影になるとドキッとする表情のギャップが威力抜群!

DK ドギョム 

「最近は、自分の“声の深さ”について研究中です。よりよい歌声で、多くの方に感動を届けたい気持ちがすごくあって。音楽活動でも、ミュージカル出演でも、常にベストを尽くせるようにしています。足りない部分もある僕が、いつもありのままでいられるのは、僕の弱い部分も丸ごと抱きしめてくれるCARATとメンバーがいるから。そんな優しいみなさんと過ごした2021年は、愛をたくさん感じた幸せな年でした。『あいのちから』は、温かい声でみなさんに恩返ししたい想いでレコーディングに臨みました。雪降る日に街灯の下を、ひとりで歩きながら聴くのにぴったりの曲に仕上がったと思います」(ドギョム)

ドギョム●1997年2月18日生まれ。ボーカルチーム。「僕がみなさんのサンタクロースになります♡」とくしゃっと笑う姿はハッピーウイルス!
SEVENTEEN スングァン・ディノ・バーノン

SEUNGKWAN スングァン 

「デビュー当時から変わらないSEVENTEENの強みは、アルバム制作時、単純に曲づくりなどの作業をするのでなく、CARATが好きなもの、新しいと感じてもらえるものをとことん悩み、それらを音楽に盛り込むために努力し続けることだと思います。ありがたいことに、“エモーショナルな感動を与える音楽”と言っていただけるのは、その努力のおかげだと思います。この6年間を振り返っての個人的な成長のひとつは、番組をリードできるようになったこと。でも、『GOING SEVENTEEN』などのコンテンツでの僕の姿だけを見ているとわからないかもしれませんが、メンバーの中では年下のほうなので、普段はメンバーに頼ってばかりなんですよ(笑)」(スングァン)

スングァン●1998年1月16日生まれ。ボーカルチーム。自己管理の徹底ぶりが有名で、今回の衣装もさらりと着こなしスタッフから絶賛されて照れ笑いする場面も

DINO ディノ

「曲のコンセプトを決める時、いつも以上にたくさん悩んで完成したのが『あいのちから』。『寒い冬に僕たちがいつもそばにいるよ』というメッセージをこめたので、夜景を眺めたり、夜に散歩する時に聴いてほしいです。6年間で、僕自身のターニングポイントは本当にたくさんありましたが、特に成長できたのは『Home』をレコーディングした時。そして、ステージの練習をする時は常に実力が伸びていると感じます。今年は僕たち全員が新しい“約束”をした年。そして、僕は今後の目標を聞かれると“歴史に残るアーティスト”と答えていますが、来年は“些細なことから愛そう!”、そんな個人的な目標も掲げたいです」(ディノ)

ディノ●1999年2月11日生まれ。パフォーマンスチーム。最近面白かったことは「僕がドギョム兄さんが好きなゲームのモノマネをして、一緒に大笑いしたこと」

VERNON バーノン

「『あいのちから』は、落ち着いた気分で冬を楽しみたい時におすすめの一曲。久しぶりの日本作品で緊張しますがCARATに喜んでほしくて、一生懸命頑張りました。今年を振り返っていちばん想い出深い出来事は、メンバー全員が事務所と再契約をしたこと。僕たちは、一緒に過ごしてきた時間がとても長くて気が合うだけじゃなくて、合わせようと相手のことを思いやっている。それが、お互いのアイデアをうまく引き出したり、コミュニケーションを円滑にする秘訣なんだと思います。もしも僕がSEVENTEENの新規ファンだったら……そんなメンバー13人ならではの面白いコンビネーションに夢中になると思いますよ」(バーノン)

バーノン ●1998年2月18日生まれ。ヒップホップチーム。佇まいだけでこちらが圧倒されるほどのオーラが。インスピレーション源は「多様なジャンルの音楽を聴くこと」

12/8 Release JAPAN SPECIAL SINGLE『あいのちから』

SEVENTEEN史上初となるウインターソング。ダンスを封印し、美しくやさしいバラードで聴かせる心温まる楽曲に。タイトル曲のほか、『Home -Japanese ver.-』、『Snap Shoot -Japanese ver.-』を収録
[エスクプス]コート¥363000・シャツ¥104500・トップス(参考商品)・パンツ¥99000・靴¥157300/ヴァレンティノ インフォメーションデスク [ジョンハン]ジャケット¥528000・パンツ¥137500・シャツ・靴(2点とも参考商品)/グッチ ジャパン [ジョシュア]ジャケット¥539000・パンツ¥286000(参考価格)・靴(参考色)¥181500/クリスチャン ディオール(ディオール) [ホシ]ブルゾン¥594000(予定価格)・シャツ¥95700(予定価格)・ニット・パンツ・靴(3点とも参考商品)/セリーヌ ジャパン(CELINE HOMME BY HEDI SLIMANE) [ウォヌ]コート¥500500(予定価格)・靴¥132000(予定価格)・ニット・シャツ・パンツ(3点とも参考商品)/セリーヌ ジャパン(CELINE HOMME BY HEDI SLIMANE) ネックレス/スタイリスト私物 [ウジ]ジャケット¥396000・シャツ(参考商品)・パンツ¥71500・靴¥115500・ネックレス¥49500(参考価格)・ベルト¥86900(参考価格)/サンローラン クライアントサービス [ミンギュ]ジャケット¥522500・シャツ¥107800・パンツ¥473000・靴(参考商品)/グッチ ジャパン [ドギョム]コート¥484000・ニット¥286000・パンツ¥88000・靴¥126500/ヴァレンティノ インフォメーションデスク インナー/スタイリスト私物 [スングァン]ケープ¥330000・シャツ¥104500・トップス(参考商品)・パンツ¥176000・靴¥126500/ヴァレンティノ インフォメーションデスク [バーノン]コート¥363000・パンツ¥99000・靴¥157300・シャツ・トップス(2点とも参考商品)/ヴァレンティノ インフォメーションデスク [ディノ]シャツ¥522500・パンツ¥467500・靴¥163900/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン
撮影/Kyungyoon Ryu 撮影アシスタント/Geonhee Shin ヘア/Jungho Lim(BLOW) Eunhye Woo(Bit&Boot) メイク/Gayeon Son Sijin Kim(2人ともBLOW) Soojin Park Jina Ko(2人ともBit&Boot) スタイリスト/Younghoe Choi Minjee Kang(2人ともWhitechapel) スタイリストアシスタント/Jiyu Lee Hayeon Ahn(2人ともWhitechapel) コーディネーター/Shinhae Song Asaki Kan Sachiko Tanno Jongui Lee(4人ともTANO International) 取材・原文/吉川由希子 海渡理恵