「ワイン迷子のための家飲みガイド」ほか、おすすめ本3冊!
最近発売された本の中から、おすすめを厳選して紹介!
最近発売された話題の本から、3冊のおすすめをご紹介します。
『ワイン迷子のための家飲みガイド』安齋喜美子
「こんな気分の時はピノ・ノワール」だとか、「このメニューにはシャルドネがいい」とか、奥が深すぎるワインを“飲みこなす”のは至難の業。ワイン片手にゆったりとした大人の時間を過ごしてみたいけど、わからないことだらけ! という人も多いはず。そんな時は、このガイドが強い味方になってくれる。本書を片手に、ワイン選びから楽しんで。(集英社 ¥1760)
『テイラー 声をさがす物語』みたらし加奈
バイアスに縛られたり、他人の反応を気にしすぎて自分の感情にふたをしたり……無意識にしまい込んでしまった「自分らしさ」に自覚的でいることは、簡単なことではない。本書は、そんな自分との向きあい方、そしてときには逃げ方を、主人公の旅を通して教えてくれる“大人のための冒険物語”だ。自分を大切にするヒントが見つかるはず。(ハガツサブックス ¥1980)
『遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ』スズキナオ
「モリで突いて捕った魚をイカダの上で食べる」——静岡県・浜名湖で行われている伝統漁法「たきや漁」をご存じだろうか? なんでもない休日に、そんな「知らなかった」世界に飛び込んでみたり。ページをめくるたびに、いつもなら選ばない選択をすることで味わえる感動や、出合いの楽しさをあらためて気づかせてくれるエッセイ集。(スタンド・ブックス ¥1870)
原文/千吉良美樹