3月21日に『Look At Me』でソロデビューを果たすKawaguchi Yurina。自身も作詞に参加した『Look At Me』に込めた想いや、レコーディングの裏側、そしてアーティストとしての目標に迫ります。

デビュー発表の裏側

———2月14日にライブ配信で、“Kawaguchi Yurina”としてデジタルシングル『Look At Me』でソロデビューすることを発表しました。その時の心境を教えてください。

川口ゆりな(以下、ゆりな):あの日は、ファンの方々にやっと音楽活動をしていくことを発表できて、安心したのを覚えています。みなさんもすごく喜んでくださって、音楽の道に進んで良かったとあらためて思うことができました。

配信後に自分のスマホを見たら、家族や親戚、友人……、総勢100人くらいからお祝いのメッセージが届いていて。たくさんの人が私の活動を気にかけてくれていたことに、うれしくなりました。
川口ゆりな

アーティスト写真とジャケット写真に込めた想い

———その日に、デビューシングル(配信)のジャケット写真とアーティスト写真の両方を公開しましたよね。

ゆりな:どちらの写真もすごく気に入っています。
仕上がった写真を見た母も「すごくいい!」とほめてくれました。

アーティスト写真は、華やかで、凛とした姿を見せることを意識して制作しました。

ジャケット写真は、『Look At Me』が持つ“芯のある強さ”を表現できたと思います。
あえて目線を外しているカットを採用し、「その先に何かあるんじゃないか?」と、見る人の想像をかきたてるような“余白”があるのが魅力です。

こういったテイストに挑戦するのは初めてだったので、正直、撮影前は上手にコンセプトを表現できるか不安な気持ちもありました。でも、素敵に仕上がってよかったです♡

作詞に挑戦した、デビューシングルの制作秘話

川口ゆりな
————デビューシングル『Look At Me』は、どのような楽曲ですか?

ゆりな:『Look At Me』は、誰しもが光の部分を持っていて、不安や葛藤の中にいたとしても、その光の部分を引き出して前に進んでいこうという曲です。

作詞に参加させていただいたのですが、この曲が持つ雰囲気にぴったり合う言葉選びに時間がかかりました。特にDメロは印象に残るメロディだし、ラストサビ前を盛り上げる重要なパートなので、言葉のニュアンスにこだわりました。

————レコーディングの前日はどのように過ごしていましたか?

ゆりな:万全な状態でレコーディングに挑むため、毎日のように食べている大好きな辛い料理や、乳製品を控えてのどをいたわるようにしました。あとは、たっぷりと睡眠を取ってコンディションを整えました!

ボーカルレッスンで“自由に歌を表現する感覚”はつかめていたものの、やっぱりデビューシングルのレコーディングが明日と考えると、「上手にできるかな?」という不安は少なからずありましたね。

———実際、レコーディングはいかがでしたか?

ゆりな:当日は、レコーディングに入る前にボーカルレッスンを受けました。
そこでボーカルの先生に、「今日すごくのどの調子がいいね!」と言ってもらえるくらいのどのコンディションがよくて。
先生にもほめてもらい、自信がついた状態でレコーディングに臨むことができました。

レコーディングにかけた時間は10時間ほど。
ディレクションをしてくだる方に歌い方の指導を細かく受けながら進んでいきました。
これまで私は、歌詞によって強弱をつけたり、ひとつひとつの言葉を大切にして歌ったりはしていました。
でも、プロによるディレクションを通して、エッジボイスを入れたり、ブレスをコントロールして歌に感情を乗せたり、そういったテクニック部分が欠けていたことに気づけました。

そのような歌の技術を具体的に教えてもらうことで、レコーディング中に自分の歌い方がどんどんと変化していき、感動しました。

特にテイクを重ねたのは、曲の冒頭。
第一声の「ひ」に入るまでのブレスの入れ方を、いろんなパターンで繰り返し録り、曲の雰囲気に合った歌い方を探りました。
ブレスという、歌ではない部分も歌なんだと、あらためて気づくことができた経験でした。

レコーディングスタジオ
————完成した音源を聴いた時、どんな気持ちでしたか?

ゆりな:レコーディングを終えてすぐに、編集前のフル音源を聴いたのですが、自分の声なのに初めて聴く声のように感じて。すごく不思議でしたね。その場にいたスタッフにも、「ゆりなってこういう声も出るんだね!」「すごくよかった!」と言っていただきました。
ファンの方も、今までとは違う私の歌声にびっくりするかもしれません。

あと、それまで仮歌が入ったデモで聴いていた曲が、自分の楽曲になったということがとてもうれしかったです。「これが私のデビュー曲」という実感が強まった瞬間でした。
———ガルプラ帰国後から怒涛の勢いで、いろんなことを経験したと思います。この期間を振り返って、どう進化したと思いますか?

ゆりな:ガルプラに挑戦した半年の間に、自分について深く知ることができました。
そのおかげで、帰国後は自分に正直に行動できるようになったと思います。
渡韓前は完璧を求めすぎてしまう部分があったけれど、今はいい具合に肩の力が抜けて、自分にやさしく活動できていると思います。
そこが進化した部分かな!

Kawaguchi Yurinaが目指す未来

———3月21日のソロデビューを前に、今の素直な気持ちは?

ゆりな:レコーディングや2月14日のソロデビュー発表を終えたあたりから、自分がこれから活動していくことが現実味を帯びてきて、「ソロアーティストとして頑張っていく」という想いが強く固まりました。

それまでは、音楽ができるということが夢のようで、どこか気持ちがフワフワしていた部分があって。
今は、「これからどんな景色が待っているのか?」「この曲をパフォーマンスした時のファンのみなさんの表情はどんな感じかな?」などと想像してワクワクしています。

———Kawaguchi Yurinaとしての目標を教えてください!

ゆりな:ライブでファンの方々に会いたいです。
地元・宮崎でライブをすることも夢のひとつですし、海外でもライブを開催して、世界中のファンの方にあいさつをしたいとも思っています。
みなさん、これから応援よろしくお願いします♪

『Look At Me』

ジャケット写真
●3月21日配信 (ユニバーサル ミュージック)
試聴はこちら!Kawaguchi Yurina「Look At Me」

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【川口ゆりな】デビュー曲『Look Atの画像_5

川口ゆりな

Profile

2014年:第14回全日本国民的美少女コンテスト演技部門賞受賞
2016年:次世代ユニット「X21」に新メンバーとして加入
2021年:「Girls Planet 999:少女祭典」に参加。日本・韓国・中国で行われたオーディションを通過した各地域33人のうち、第1回個人投票 全体第1位 (うち83ヶ国で1位)。最終投票 全体第14位。
2022年:『MORE』4月号( 2月26日発売 )よりMORE専属モデルに。
2022年: 2月28日、ユニバーサルミュージックから『Look At Me』でソロデビュー予定

オフィシャルサイト&SNS

・オフィシャルサイト
https://kawaguchiyurina.com/
・Instagram(川口ゆりな):
https://www.instagram.com/kawaguchi_yurina_official/
・Instagram(スタッフ)
https://www.instagram.com/kawaguchiyurina_other/
・TikTok:
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  • 海渡理恵
  • 20代のジャストモア世代ライター。音楽・アジアのエンタメに詳しく、K-POPを中心に、国内外のアイドルインタビューの経験が豊富。また、ライフスタイルやフードなど、カルチャー関連の記事も数多く執筆している。アイドルのオーディション番組は、日中韓問わずチェック。最近は、推しが増えすぎて、『時間が足りない』が口ぐせ。
取材・文/海渡理恵