最近発売された本の中から、おすすめを厳選して紹介!

最近発売された話題の本から、3冊のおすすめをご紹介します。

『空をこえて七星(ななせ)のかなた』加納朋子

おすすめ本。『空をこえて七星のかなた』加納朋子
星を愛し、星でつながる人たちの日常に潜むミステリーが7つの物語として描かれた短編集。その舞台は南の島、山奥のホテル、田舎町の高校、そして母が飛び立つ宇宙。物語はときにクロスし、誰もが悩む人間関係やすぐ横にある風景に色をつけてくれる。他人を責めてしまう幼さも、愛されたい歯がゆさも乗り越えて、読み終える頃にはふと、空の星を見つけたくなるはず。(集英社 ¥1760)

『1秒片づけ 家じゅうのあーめんどくさいをささっと一瞬!に変える』shiroiro.home aki

おすすめ本。『1秒片づけ 家じゅうのあーめんどくさいをささっと一瞬!に変える』shiroiro.home aki
家には、あちこちに「あーめんどくさい」と思うことが転がっている。使いたい皿は下のほうに重なっているし、洗濯をすればたたんで戻して、やることがいっぱい。これがもし、ちょっとした片づけの工夫で解消されるとしたらどんなに楽だろう。SNSでも話題の、著者の「Line」、「Distance」、「Goods」を意識した片づけ術で毎日の暮らしがガラッと変わるはず。(学研プラス ¥1430)

『ねこかもいぬかも』浅生 鴨

おすすめ本。『ねこかもいぬかも』浅生 鴨
『ほぼ日』の犬猫SNSアプリ「ドコノコ」で、著者が5年間毎日欠かさずに書いた連載を集めたコラム集。1日120文字。今日は寝不足だとか昨日見た夢の話だとか、そうした日常の何気ない感情と、共に暮らす猫や犬たちとのやり取りがつづられている。なんだか誰かと1日1通のメールのやり取りをしているような、そんなほどよい距離感に心地よさを感じさせてくれる。(ネコノス ¥1650)
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原文/千吉良美樹