誌面未公開ショット付き！【乃木坂46・井上和さんインタビュー】

2022年MORE8月号掲載企画から、インタビュー記事をお届けします。

いのうえ・なぎ●2005年2月17日生まれ、神奈川県出身。「乃木坂46」に5期生として加入。29thシングル『Actually...』の〈Type-D〉の3曲目に収録されている5期生メンバー楽曲『絶望の一秒前』でセンターを務める。レギュラー番組『乃木坂工事中』、『新・乃木坂スター誕生！』に出演中

モア賞を受賞した乃木坂46の5期生は、無限の可能性を秘めた新星

強い意志を感じさせる、まっすぐなまなざし。“自分の選択に納得して人生の一歩を踏み出せる私でいたい——”。そんなMOREが掲げるメッセージを体現したかのような井上和さんは、乃木坂46に5期生として加入し、モア賞を受賞した17歳。

井上和さん「もともと大ファンだった乃木坂46は、雲の上の存在でした。自分がそこに入りたいなんて思ってもみなかったんです。でも、ミュージックビデオを撮影していたロケ地に足を運んで“メンバーのみなさんは実在しているんだ！”っていう実感がわくにつれて芽ばえたのが、挑戦してみたいという想い。その気持ちにかけて、オーディションに応募しました」

そして、ずっと憧れ続けてきたグループの一員に。

井上和さん「実際に先輩方とお会いしたら、みなさんテレビで観ていた以上に可愛くて仲がよくて、ますます好きになってしまいました。一緒に撮った写真は、いつでも見返せるようにお気に入りフォルダに保存しています」

丁寧に言葉を選びながら話す姿には、高校3年生とは思えない落ち着きが。そう伝えると、「友達の前では全然こんな感じじゃないんです（笑）」と意外な答えが返ってきた。

井上和さん「普段は友達がいないと生きていけないくらい自由奔放な性格。たとえば、ごはん屋さんに行くと、自分の所持金や胃のあき容量を考えずに食べたいと思ったものをすべて頼もうとして、友達に“和、それは全部食べられないよね”って止められるんです。お仕事を始めて、大人っぽいと言っていただく機会が増えたんですけど、それを友達に話したとしたら、きっと“しっかりできるなら私たちの前でもそうして！”って怒られちゃうと思います（笑）」

趣味は、アニメ観賞、マンガや本を読むこと、絵を描くこと。

井上和さん「好きなマンガやアニメはアクション系から胸キュン作品まで、いろいろ。誰が家に来ても楽しめるんじゃないかと思います（笑）。そんな私が今いちばんハマっているのが『機動戦士ガンダム』！　モビルスーツのカッコよさに惹かれて観始めました」

好きな作品の模写がきっかけで描き始めたという絵は、イベントやテレビ番組で自画像や石膏デッサンを披露するたび話題になるほどの腕前。

井上和さん「いつかお洋服のデザインをしてみたいし、モア賞を受賞できてすごくうれしかったのでファッション誌のお仕事にも興味があります。でも、今はまず、すべてのことをがむしゃらに頑張りたい。そして、先輩たちのように、多くの方に愛される、そんな存在になることが目標です」