【HiHi Jetsと美 少年】圧倒的熱量の舞台『少年たち あの空を見上げて』のゲネプロ&記者会見レポート
HiHi Jetsと美 少年の競演、ふたたび!
肉体美にもご注目
ジャニーズJr.のHiHi Jetsと美 少年が競演する舞台『少年たち あの空を見上げて』が東京・新橋演舞場にて開幕! 9/11(日)に行われたゲネプロの感想と記者会見の様子をレポートします♪
舞台『少年たち』って?
1969年の初演以来、アレンジを加えながら歴史をつないでいる『少年たち』シリーズ。過去にはKis-My-Ft2やA.B.C.-Z、ジャニーズWEST、SixTONES、Snow Manらも出演しており、若手ジャニーズの登竜門的存在! 昨年もHiHi Jetsと美 少年の11人が出演しましたが、今回は内博貴さんも出演! よりパワーアップして戻ってきました。
ゲネプロを終えて
2021年に続いて、HiHi Jetsと美 少年が出演。
昨年よりも格段に成長した“少年たち”の姿が印象的でした。
今夏、HiHi Jetsはライブや各々のドラマ出演、美 少年はメンバー全員主演のドラマ出演(3年連続!)がオンエアされるなど、とてつもなく忙しいスケジュールをこなしていたはず。しかし、短い稽古期間だったとは思えないほどハイクオリティな舞台に仕上がっていて、終幕までの2時間半があっという間でした……!
昨年よりも格段に成長した“少年たち”の姿が印象的でした。
今夏、HiHi Jetsはライブや各々のドラマ出演、美 少年はメンバー全員主演のドラマ出演(3年連続!)がオンエアされるなど、とてつもなく忙しいスケジュールをこなしていたはず。しかし、短い稽古期間だったとは思えないほどハイクオリティな舞台に仕上がっていて、終幕までの2時間半があっという間でした……!
バスケットボールを使ったパフォーマンスは圧巻!
“Hi美”は、激しく、やさしく、伸ばし合う
HiHi Jetsと美 少年が青と赤に分かれて対立するシーンでは、名作『ウエスト・サイド・ストーリー』のジェット団とシャーク団を彷彿とさせる、激しくもまぶしいダンスに目を奪われ。11人が自由を求めて一丸となって突き進む場面では、揺るがない友情と絆に心を奪われ。そして、なによりも彼らの演技に度肝を抜かれました……。
刑務所にいる少年たちがどのように生きてきて、何に踏みにじられ、これから先の未来をどう描いていくのか。11人それぞれの怒りや悲しみ、希望といった感情が、丁寧かつ繊細に表現されていて、圧倒されるんです! 「1年で、よくぞここまで役柄の深堀りを……」と、うなること間違いなしです。
また、本編終了後のSHOW TIMEでは、2グループともに新曲を披露。HiHi Jetsは「Drop Music」、美 少年は「Compass」という楽曲なのですが、躍動感やキラキラ感といった、各グループの個性がにじんだ名曲!! HiHi Jetsと美 少年が、ともに切磋琢磨するからこそより輝くのだなと感じました。
刑務所にいる少年たちがどのように生きてきて、何に踏みにじられ、これから先の未来をどう描いていくのか。11人それぞれの怒りや悲しみ、希望といった感情が、丁寧かつ繊細に表現されていて、圧倒されるんです! 「1年で、よくぞここまで役柄の深堀りを……」と、うなること間違いなしです。
また、本編終了後のSHOW TIMEでは、2グループともに新曲を披露。HiHi Jetsは「Drop Music」、美 少年は「Compass」という楽曲なのですが、躍動感やキラキラ感といった、各グループの個性がにじんだ名曲!! HiHi Jetsと美 少年が、ともに切磋琢磨するからこそより輝くのだなと感じました。
恒例の”桶ダンス”も披露
看守長役・内博貴の圧倒的存在感
今年の「少年たち」を語るうえで、看守長役を演じた内さんの存在は外せません。
最近では『海の上のピアニスト』(2021年)、『シェイクスピア物語~真実の愛~』(2022年)など、ビッグタイトルの主演が続く内さん。その実力に裏打ちされた演技力がさく裂! 声量、抑揚、表情、セリフの間、目線や手足の動きといった、細部に至るまで一切妥協のない演技から、一瞬たりとも目が離せません。内さん渾身の“怪演”が、後輩たちの演技に、よい影響を与えているのは間違いないと思います。
最近では『海の上のピアニスト』(2021年)、『シェイクスピア物語~真実の愛~』(2022年)など、ビッグタイトルの主演が続く内さん。その実力に裏打ちされた演技力がさく裂! 声量、抑揚、表情、セリフの間、目線や手足の動きといった、細部に至るまで一切妥協のない演技から、一瞬たりとも目が離せません。内さん渾身の“怪演”が、後輩たちの演技に、よい影響を与えているのは間違いないと思います。
囲み会見
ゲネプロ公演後に行われた囲み会見では、ジャニーズJr.のHiHi Jets(髙橋優斗、井上瑞稀、橋本涼、猪狩蒼弥、作間龍斗)、美 少年(岩﨑大昇、佐藤龍我、那須雄登、浮所飛貴、藤井直樹、金指一世)※敬称略と、内博貴さんが登場。ここでは、舞台への意気込みや楽屋の様子、出演者たちのやり取りなどが、暴露トークのように語られていました(笑)。
また、それぞれの新曲エピソードも。
HiHi Jetsの「Drop Music」の振りつけを担当した猪狩さんは、「3年くらい前から、この曲を『やりたいね』と話していたんです。なかなかタイミングが合わなかったのですが、ここでようやくやらせてもらいました。『振り付けをこうしたい』というのがあって、念願が叶いました。HiHi Jetsのカラーをより強調できる曲になっていたらと思います」と説明。
そして、美 少年の藤井さんは「Compass」について、「いろいろな曲を聴いたんですけど、この曲を聴いたら、すぐに『これだ!』と。みんなに話して、『歌詞の方向性も前に進んでいくものにしたい』と。パフォーマンスも、一番先に僕たちがもらった『Cosmic Melody』という曲の雰囲気も出して、間奏部分も円になったり、振り向いたりという演出を入れました。僕たちの成長している姿をこの曲で表せたらと思います」と紹介しました。
楽屋の様子については12人のトークが弾み過ぎたため、3エピソードに厳選してお届けします。
また、それぞれの新曲エピソードも。
HiHi Jetsの「Drop Music」の振りつけを担当した猪狩さんは、「3年くらい前から、この曲を『やりたいね』と話していたんです。なかなかタイミングが合わなかったのですが、ここでようやくやらせてもらいました。『振り付けをこうしたい』というのがあって、念願が叶いました。HiHi Jetsのカラーをより強調できる曲になっていたらと思います」と説明。
そして、美 少年の藤井さんは「Compass」について、「いろいろな曲を聴いたんですけど、この曲を聴いたら、すぐに『これだ!』と。みんなに話して、『歌詞の方向性も前に進んでいくものにしたい』と。パフォーマンスも、一番先に僕たちがもらった『Cosmic Melody』という曲の雰囲気も出して、間奏部分も円になったり、振り向いたりという演出を入れました。僕たちの成長している姿をこの曲で表せたらと思います」と紹介しました。
楽屋の様子については12人のトークが弾み過ぎたため、3エピソードに厳選してお届けします。
初日会見はほぼ暴露大会に
土下座でおねだり
猪狩:『少年たち』(での食事ルール)は、ごはんを自分たちで選んで食べる方式なんですけど、毎週水曜日は内くんがおごってくれるって決まったんです!
全員:おおー!(喜)
内:ほぼ君たち、山賊よ? 稽古場に初日に行って、僕の横に滝沢(秀明)くんがいたんですけど、作間が滝沢くんに「僕たち、お腹空いたんですよね」って。滝沢くんも優しいので「いいよ。じゃあ、お弁当を頼みなよ」と。そうしたら、作間が自分の目の前に来て、「内くん、次はデザートがほしい」って。
髙橋:オレたち、作間のこと止めたんだよな。
橋本:初日だしね。
作間:ちょっと待ってくれよ。頼まれたから……僕、自分からはやらないですよ!
司会:「頼めよ」って言ったのは誰なんですか?
猪狩&作間:こいつです。(髙橋を指差す)
髙橋:待てよ! お前(猪狩)もだろ、ふざけんな(笑)!
作間:基本的にみんなだけどね。
猪狩:(作間は)モゴモゴしてるんですよ。だから、僕が代わりに(滝沢さんに)土下座してお願いしたっていう(笑)。
髙橋:滝沢くん、好きな人がなかなか告白してくれない彼女みたいに、「結局どうしたいの?」って(笑)。
司会:美 少年は“おねだり”をしましたか?
藤井&浮所:まだなので、したいです!
岩崎:じゃあ中華が美味しいって言っていたので、中華のお弁当を。
内:毎週水曜日にね……って、誰かお金下さい(笑)!
全員:おおー!(喜)
内:ほぼ君たち、山賊よ? 稽古場に初日に行って、僕の横に滝沢(秀明)くんがいたんですけど、作間が滝沢くんに「僕たち、お腹空いたんですよね」って。滝沢くんも優しいので「いいよ。じゃあ、お弁当を頼みなよ」と。そうしたら、作間が自分の目の前に来て、「内くん、次はデザートがほしい」って。
髙橋:オレたち、作間のこと止めたんだよな。
橋本:初日だしね。
作間:ちょっと待ってくれよ。頼まれたから……僕、自分からはやらないですよ!
司会:「頼めよ」って言ったのは誰なんですか?
猪狩&作間:こいつです。(髙橋を指差す)
髙橋:待てよ! お前(猪狩)もだろ、ふざけんな(笑)!
作間:基本的にみんなだけどね。
猪狩:(作間は)モゴモゴしてるんですよ。だから、僕が代わりに(滝沢さんに)土下座してお願いしたっていう(笑)。
髙橋:滝沢くん、好きな人がなかなか告白してくれない彼女みたいに、「結局どうしたいの?」って(笑)。
司会:美 少年は“おねだり”をしましたか?
藤井&浮所:まだなので、したいです!
岩崎:じゃあ中華が美味しいって言っていたので、中華のお弁当を。
内:毎週水曜日にね……って、誰かお金下さい(笑)!
髙橋はどこへ
浮所:楽屋ではそれぞれ発声練習なり、表情筋をほぐしていたりしているんですけど、最近楽屋にある人が邪魔しにくるんですよ!
髙橋:邪魔しには行ってないじゃん!
浮所:最近来るよね?
那須:来るね!
佐藤:……(無言でうなずく)。
内:そんなことしてるの?
髙橋:だって、暇なんだもん。浮所が出てた「トモダチゲームR4」、全然内容わからなかったので一緒に観て、「どうなってんだ」って聞いたら煙たがられました。次に大昇と龍我の楽屋に行って。藤井くんがいたんですけど、藤井くんがゲームやってたんでそれを横取りして遊んでました(笑)。
藤井:ゲーム取られました(笑)。
猪狩:暴れん坊すぎるでしょ。
井上:オレらの楽屋でもうるさくて、1回追い出してるから。
美 少年:おいおい……。
猪狩:だから、そろそろ内くんのところに行く可能性が…。
内:絶対来るなよ。
髙橋:……前フリだ、これはもう。
内:絶対来るなって!
髙橋:邪魔しには行ってないじゃん!
浮所:最近来るよね?
那須:来るね!
佐藤:……(無言でうなずく)。
内:そんなことしてるの?
髙橋:だって、暇なんだもん。浮所が出てた「トモダチゲームR4」、全然内容わからなかったので一緒に観て、「どうなってんだ」って聞いたら煙たがられました。次に大昇と龍我の楽屋に行って。藤井くんがいたんですけど、藤井くんがゲームやってたんでそれを横取りして遊んでました(笑)。
藤井:ゲーム取られました(笑)。
猪狩:暴れん坊すぎるでしょ。
井上:オレらの楽屋でもうるさくて、1回追い出してるから。
美 少年:おいおい……。
猪狩:だから、そろそろ内くんのところに行く可能性が…。
内:絶対来るなよ。
髙橋:……前フリだ、これはもう。
内:絶対来るなって!
埋もれたふたりの渾身コメント
那須:(見どころを聞かれた際、発言の少ない金指さんを見て)すみません、去年に引き続いてキーマンとなる金指にもぜひ。
金指:ちょっと控えめなキーマンなんですけど、今年はキーマンを超えて“スーパーキーマン”になりたいと思います! 成長します!
浮所:スーパーキーマン!(笑)
司会:そういえば、橋本くんの声を聞いてない気が……。
橋本:……(考え中)。
髙橋:放火(の場面)についての思いを話しておいたら?
猪狩:“放火の思い”? 怖いな~(笑)。下手なこと言うと炎上しそう。
橋本:……のどを頑張って守っていきます。
金指:ちょっと控えめなキーマンなんですけど、今年はキーマンを超えて“スーパーキーマン”になりたいと思います! 成長します!
浮所:スーパーキーマン!(笑)
司会:そういえば、橋本くんの声を聞いてない気が……。
橋本:……(考え中)。
髙橋:放火(の場面)についての思いを話しておいたら?
猪狩:“放火の思い”? 怖いな~(笑)。下手なこと言うと炎上しそう。
橋本:……のどを頑張って守っていきます。
内さんとの掛け合いも、会場を爆笑の渦に!
ジャニー氏が愛した舞台を駆けろ!
会見の最後に、2グループを代表したふたりが挨拶。「2年目も任せていただいたということで、しっかりと去年つちかったものをさらに深く、内くんたちと、刺激し合いながら、この公演の中でも成長して、11月に千秋楽を迎えられたらと思います」(岩﨑)。「ジャニー(喜多川)さんがとても愛した舞台『少年たち』を演じさていただくことに感謝しながら、最後まで誰一人欠けることなく、駆け抜けてまいります。よろしくお願いします!」と締めくくったのでした。
2022年の「少年たち」は、3カ月をかけて東京と愛知で上演されます。みなさまお楽しみに!
2022年の「少年たち」は、3カ月をかけて東京と愛知で上演されます。みなさまお楽しみに!
12人のパワーに圧倒されました……!
上演スケジュール
東京・新橋演舞場(東京都中央区銀座6-18-2)
9/11(日)~10/13(木)
名古屋・御園座(愛知県名古屋市中区栄1-6-14)
10/28(金)~11/6(日)
9/11(日)~10/13(木)
名古屋・御園座(愛知県名古屋市中区栄1-6-14)
10/28(金)~11/6(日)
あらすじ
とある少年刑務所。
犯罪に手を染めた少年たちは‟赤”と‟青”2つの房に収監されていた。
互いの房に住む相手をライバル視し、
やりきれない思いに身を任せ、日々喧嘩にあけくれていた。
ある日、一人の少年に「心臓病を患った弟が危篤だ」という連絡が入る。
少年たちは看守に、一時外出許可を願い出るが、
まったく受け入れられない。
やりきれない思いは怒りに変わり、乱闘へと発展する。
その時、誰かが叫ぶのだ。「脱獄しよう」と。
犯罪に手を染めた少年たちは‟赤”と‟青”2つの房に収監されていた。
互いの房に住む相手をライバル視し、
やりきれない思いに身を任せ、日々喧嘩にあけくれていた。
ある日、一人の少年に「心臓病を患った弟が危篤だ」という連絡が入る。
少年たちは看守に、一時外出許可を願い出るが、
まったく受け入れられない。
やりきれない思いは怒りに変わり、乱闘へと発展する。
その時、誰かが叫ぶのだ。「脱獄しよう」と。
撮影/齊藤晴香 文/中川薫