つづく、つづける。モアモデル・井桁弘恵と一緒に学ぶSDGs【Vol.16】

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日々、よく耳にする“SDGs”という言葉。なんのために取り組むの? 私にできることは何? SDGsに興味を持ち始めた井桁弘恵が、そんな疑問に向きあいます!
全世界で加速するエネルギーの大量消費と、それによる供給難。今回は、私たちが日常の中でできる省エネアクションをご紹介!

What’s SDGs?

SDGs(Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)のロゴ
国連で採択された、2030年までに達成すべき17のゴールのことで、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略。私たちが地球に住み続けるために、貧困、飢餓、環境、教育、ジェンダー平等などの問題を、世界が協力して解決することを目指す。

地球にもお財布にも優しい! 家でできる省エネルギー

冬の節電・省エネ対策! 家でできる16のの画像_3
サロペット¥36960/ショールーム セッション(アール ジュビリー) カットソー¥8250/ラブティックボンボン ヘアバンド¥8140/CA4LA プレスルーム(CA4LA) 靴下/スタイリスト私物

お話をうかがったのは……

節約アドバイザー 和田由貴さん
節約アドバイザー 和田由貴さん
消費生活、家電製品、食生活のアドバイザーとして、多方面で活躍。環境カウンセラーや、省エネ・脱炭素のエキスパートでもある

今年の冬は供給難に陥るかも!?

「新型コロナウイルス感染症や戦争など、昨今の不安定な世界情勢の影響で、エネルギー資源の液化天然ガスが全世界で高騰中。さらに、日本では老朽化による火力発電所不足も起きていて、今年の冬は例年に比べて電気代が約2000円は上がるといわれています。また、エネルギー不足による停電発生の可能性も叫ばれており、ひとりひとりがエネルギー消費を抑える心がけが大切です」(和田さん、以下同)

3つが主な家庭のエネルギー消費

主な家庭のエネルギー消費の票
「暖房(室内を暖めること)、給湯(お湯を沸かすこと)、動力(家電を動かす電気)の3つが、家の中で使うエネルギーの大半を占めています。このエネルギーの消費量をできるだけ抑えることが、環境負荷を減らすことや光熱費の削減に大きくつながります」

光熱費の節約にもなる♡ 省エネのための16TIPS

今すぐ実践したい、エネルギー消費量もコストも減らすアクションを紹介!

【暖房編】省エネしながら快適な冬じたくを

【TIPS1】暖房器具を使い分ける

暖房のタイプの特徴と生活シーンに合わせて暖房器具を選んで。

[対流式]ファンヒーター、エアコンなど
「冷暖房器から温風・冷風を放出。空気の対流を起こし部屋に熱を伝える。空間全体の温度を調整したい時に」

[輻射式]電気ストーブなど
「赤外線や熱を放出して、対象物を暖める。コンパクトで好きな場所に置けるが広い空間を暖めるのには不向き」

[伝導式]ホットカーペットや湯たんぽなど
「体が直接触れることで、熱が伝わり暖まる。部屋全体を暖める暖房器具を使うよりも消費電力が少なくてすむ」

【TIPS2】冬こそサーキュレーターを!

「暖かい空気は天井近くにとどまり、冷たい空気は下方にとどまる性質が。エアコンを使う時はサーキュレーターを併用して、空気を循環させてください。そうすれば暖かい空気が下りてきます!」
無印良品のサーキュレーター
「無印良品」のサーキュレーター
風量もばっちり!
サーキュレーター 低騒音ファン・大風量タイプ ホワイト¥5890/無印良品 銀座

【TIPS3】設定温度を変更しない

「エアコンは、室温を設定温度にするまでに最も電力を消費します。極端に設定温度を上げたりスイッチのオンオフは控えるように。冬の寒さは乾燥も原因なので、加湿器で調整をするのもおすすめ。温湿度計を用いて室温20度・湿度40〜60%を保てば、快適に過ごせます」
「タニタ」の温湿度計
「タニタ」の温湿度計
快適度を表示。インテリアになじむ丸型。
デジタル温湿度計 TT-585(オープン価格)/タニタ

【TIPS4】おすすめは電気毛布

「ひとり暮らし女子におすすめなのが電気毛布。すぐに温まれるだけでなく、ランニングコストがほかの暖房器具より低いのが特徴。全身を包むポンチョ型が便利です。洗濯機洗い可能なものも!」
curun 電気毛布 グレー レギュラーサイズ
「curun」の電気毛布
室温を感知して温度を自動調節。はおって着ることも可能。
curun 電気毛布 グレー レギュラーサイズ¥12980/インテリアバザール楽天市場店

【給湯編】水の使い方を見直せばぐっと省エネに!

【TIPS5】食器洗いは重ね方&洗う順番に注意

冬の節電・省エネ対策! 家でできる16のの画像_9
「ソースや油がついた食器を重ねると裏面まで汚れ、それを落とすために洗剤や水の使用量が増えてしまいます。そのため食器は重ねずにシンクへ。またスポンジに汚れが付着するので、軽い汚れの食器から洗うのも節水につながります」

【TIPS6】温度を少し低めに設定

「給湯温度を低めに設定すると多少はエネルギー使用量やコストの節約になります。食器洗いの時などは、38度など設定温度をできるだけ低めにしましょう」

【TIPS7】未使用時は給湯パネルを消す

給湯パネル
「ガスで沸かすお湯の使用は、冷水使用の約3倍のコストがかかります。不用意にお湯を使わないために、給湯パネルの電源は使用後に消しておきましょう
写真提供:ピクスタ

【TIPS8】止水機能つきシャワーヘッドに変える

「お湯を最も使用するのがお風呂。シャワーは、不要な出しっぱなしを防ぐためにシャワーヘッドを手もとに止水ボタンがついたタイプのものに交換すると節水につながります」
「TOTO」のシャワーヘッド
「TOTO」のシャワーヘッド
持ち手の部分にある止水ボタンを押せば、止水できる。
コンフォートウエーブ(3モード)¥23760/TOTO

【TIPS9】16分以上シャワーをするならお湯をためて

モデルの井桁弘恵が浴槽内にいる写真
「16分以上のシャワー=浴槽1杯分のお湯に! 寒いからと出しっぱなしにするよりも浴槽入浴が◎。1日1分シャワー時間を減らすと、年間で3000円以上も節約できます」

【動力編】家電は今すぐできる工夫がたくさん♡

【TIPS10】古すぎる冷蔵庫は買い替えを

「年間を通して最もエネルギーを消費する家電が冷蔵庫。ここでの省エネは、冷蔵庫自体の節電機能の高さが重要に。平均使用年数である13年を越していたら買い替えを検討して」

【TIPS11】テレビの明るさを“最適モード”に

「最近はテレビ自体に省エネ機能がついていることが多く、画面の明るさを自動調整してくれる機能の利用は節電につながります。プラグをまめに抜いてもあまり効果はありません」

【TIPS12】調理は鍋の底が広いものを

井桁弘恵がフライパンをふっている写真
「ガスの節約には、熱伝導性が高い底が広めの鍋やフライパンを使うのがベター。たとえば、パスタをゆでる場合、お湯が早く沸くうえに温度も下がりにくいという利点も」

【TIPS13】なるべく保温を避けて

「炊飯器や電気ポットの保温機能は、消費電力が大きいので使用を控えて。炊飯器で10時間保温すると、もう一度ご飯を炊くのと同じくらいの電力を使います」

【TIPS14】電球は圧倒的にLED

「LED電球は、白熱電球と比べて、約8分の1の消費電力ですみます。また、1日5.5時間電気をつける場合、LED電球1個で年間2800円の節約になります」
パルックLED電球プレミアX 60形相当(オープン価格)/パナソニック
「パナソニック」のLED電球
空間全体を広範囲に照らす。生活スタイルに合わせて、4つの光色から選べる。
パルックLED電球プレミアX 60形相当(オープン価格)/パナソニック

【TIPS15】スマートプラグを取り入れてみる

「ひとり暮らしの場合、防犯対策のために照明をつけっぱなしにしている場合も。スマホのアプリと連携させて使用するスマートプラグを設置すれば、遠隔で照明などの電源のオンオフ切り替えが可能。消し忘れによるムダな電力消費も防止できます!」
「TP-Link」のスマートプラグ
「TP-Link」のスマートプラグ
専用アプリを使って、デバイスの電源のオンオフが可能。
Tapo P105 ミニスマートWi-Fiプラグ¥1540/TP-Link

【TIPS16】冷凍庫はたくさん詰める

井桁弘恵がペットボトルを持っている写真
「冷凍庫は隙間なく詰める習慣を。凍った食材同士が保冷剤の役割を果たし、停電になっても数時間は平気です。空間があいていたら、水を入れたペットボトルで隙間を埋めて!」

いげちゃんのSDGsなコツコツ日記。

エアコンを控えて毛布で温まりました

井桁弘恵がマグカップを持っている自撮り写真
「今回、自宅でできる省エネアクションを学びましたが、実は子どもの時から取り入れていたことがいくつもありました! 引き続き、行動していきたいです。最近はできるだけ暖房を使わないですむように、もこもこのカーディガンとホットドリンクで体を温めています!」
(井桁)
●「井桁弘恵と一緒に学ぶSDGs」これまでの記事はこちらから
撮影/野田若葉(TRON) ヘア&メイク/あきやま ひとみ モデル/井桁弘恵(モア専属) スタイリスト/大平典子 取材・原文/海渡理恵 ※MORE2023年1月号掲載