どんな人となら離婚をしない幸せな結婚ができるの? そんな悩みをもつ女子のために、モア世代で結婚し離婚を経験された先輩女子に徹底インタビュー。そこには交際中から結婚生活まで、とっても参考になる理由があったのです!

【バツ婚女子インタビュー】結婚に最適と思った彼が、まさかの浮気! 

今回覆面インタビューをさせてくれたのは、Mさん(33歳 ※結婚時26歳)。離婚してしまった元夫(34歳 ※結婚時27歳)との話をセキララに教えてくれました!

【Mさんの結婚DATA】 結婚イベント:すべてやった 子供:なし 居住形態:購入マンション 結婚歴:3年6カ月 夫婦形態:共稼ぎ 交際期間:5年

絶対

“好きな相手”ではなく“幸せになれそうな相手”を選んだことでセックスレスに……

そもそもの間違いは“好きな相手”ではなく“幸せになれそうな相手”を選んだことだというMさん。 「真面目な彼を見て、“恋愛的にすごく好きなわけじゃないけれど、こういう人に好かれて結婚するのが幸せなんだろうな”と思って結婚したんです。実はつきあっていた時期から、ほぼ体の関係はなくて……。趣味が合って優しい相手だから、相手とセックスしたくないことは、些細な問題だととらえてしまったんですよ」 セックスレスには、結婚前の話し合いを阻むというマイナス点も。 「子供が欲しくなかったわけではないのに、レスの気まずさから家族計画に関する話し合いが、交際時にできなかったんです。結婚前に彼とした取り決めは“異性とふたりきりで会わない”という当たり前なことだけ。これじゃうまくいかないのも当然(笑)」

夫婦の寝室を分けたことが決定打かもしれない……

そして結婚1年目。彼の浮気疑惑が浮上する……。 「彼がPCを触っている後ろを通り過ぎた時、出会い系サイトが表示されていた気がして……。あとから確認してみたら、やはり黒。ですが、女の子との当たり障りないやりとりくらいしか見つからなかったので、“セックスレスだし、これくらいはしょうがないか”と話し合いをしなかったんですよ。とはいえ、彼のことが気持ち悪くなり寝室を分けてしまった」 ふたりの接触はどんどん減り、夫婦の溝は深まった。 「離婚の決定打となったのは、私の友達が、彼の不倫現場を目撃し、密告してくれたこと。女の子と手をつないで歩いていたそうです。我慢ができなくなり、出会い系の件も含めて、彼に知っていることを伝え、離婚を提案しました」 けれど、この浮気はしかたがなかったのかもしれない。 「結婚当初は、彼もレスを解消しようと頑張ってくれていたんです。一方私は、イチャイチャしようとする彼を苦笑いで拒否。私がそんな態度じゃ、ほかの女性に癒しを求めるのもしかたがない気も……。寝室を分けずに、私からも何か努力をすべきだった。最初の浮気を見つけた時に、話し合いをすべきだったと思います」

★バツ婚女子の話を聞いて分かったこと!

□“幸せになれる相手”だけではダメ

□結婚前からセックスレスだった

□浮気に気づいた時に話し合えばよかった

MORE6月号
MORE2018年6月号・さらに詳しい情報は雑誌MOREをチェック!  取材・原文/東 美希 イラスト/菜々子