学生時代、母親の言うとおりに勉強だけをしてきた順子。しかし目標だった東大に落ち、母親からは見放され、なんとなく塾講師をする冴えない31歳。婚活中に知り合ってなんとなく付き合っていた彼氏にもフラれ、もうどん底……。そんな時、順子の横を通り過ぎたのはバイクに乗ったヤンキー高校生たち! ビビる順子だったけれど、どこかで「羨ましいな」という気持ちが。後日、そのリーダー格であるピンク頭の匡平が父親に連れられて、順子が勤める塾にやってくる。自分の息子を「人間のゴミ」という父親に腹が立ち、順子は思わず「今のうちに遊んどけ!」とタンカを切ってしまう。しかし匡平から出た言葉は……「俺を東大に入れてよ」!?
私は特に勉強を頑張らず、わりとやりたいことをやって生きてきました(自虐ではなく事実です)。でもきっと、やりたいことを我慢して我慢して、でもたどり着けずにモヤモヤした人生を送っている人もいるんだろうな……と共感してしまうのはなぜ!? きっと読んだ大人全員が、「あの時やっておけばよかったな」と少し振り返れるマンガです。そして高校生・イケメン・ヤンキーな匡平と恋に落ちるの!? 落ちないの!? な展開も、この年齢だからこそドキドキしちゃう♡ 順子の友人の美和がズケズケ言うセリフも、けっこう胸に刺さります(笑)。
ではさっそく、試し読みをどうぞっ!