置いておくだけでおしゃれ♥ ほったらかしでおいしくなる♪ レモンを漬ける生活のススメ

自家製の「レモン酒」「レモンシロップ」での画像_1
おしゃれな人のおうちに必ずと言っていいほどあるもの——それは、“何か漬けてあるジャー”! 今年こそ、そんな丁寧で満たされた生活を演出するアイテムを手に入れてみませんか? お酒、お酢、砂糖漬け……好みとニーズに合わせてベースを選べるし、割り方次第で味わいも無限大! まずは手軽に挑戦できるレモンを使った「漬けレシピ」を紹介。

下準備のポイント

自家製の「レモン酒」「レモンシロップ」での画像_2
Point
❶レモンは両端を切り落とし、苦みのもととなる白い皮も含めてむく(写真a)。
❷密閉できる広口のガラス瓶を用意する。
❸洗って乾かしたら食品用のアルコールスプレーをガラス瓶本体の内側とふたに噴きかけ(写真b)、キッチンペーパーでふいて自然乾燥させる(※アルコールスプレーがない場合は、ホワイトリカーやウオツカなど、アルコール度数の高い酒をキッチンペーパーに含ませてふき、自然乾燥させる)。
❹溶けた砂糖の濃度がガラス瓶全体でなるべく均等になるよう、果実と砂糖は交互に重ねてから酒や酢を注ぐこと(写真c)。
❺砂糖が溶けるまで1日1回程度かき混ぜる。清潔な菜ばしなどを使い、果実が崩れないよう静かに混ぜること(写真d)。

※果実はずっと漬けておくと、液が濁ったり、傷んだりすることも。エキスが抽出されたタイミングで取り出すこと
※高温多湿の日本では、時期によっては傷みやすい。基本は、直射日光が当たらない涼しい場所で保存すること。冷暗所が家の中にない場合は、冷蔵庫で保存
※シュワシュワと泡が出ている場合は発酵が始まっているので冷蔵庫保存に
※お酒はアルコール度数が20%以上のものを使用すること

レモンシロップ

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レモンシロップ
●材料(作りやすい量)
レモン(正味) ……… 400g(約8個)
グラニュー糖 ………… 400g

●作り方

❶レモンは皮をむき、苦みのもととなる白い皮もむく。果実を約1㎝幅の輪切りにして種を取り除く。
❷ガラス瓶に①のレモンとグラニュー糖を4分の1ずつ交互に重ね入れる。
❸冷暗所に置き、グラニュー糖が溶けるまで1日1回程度、菜ばしなどを使って果実を崩さないようゆっくりかき混ぜる。仕込んで1週間くらいで飲むことができる。果実は1〜2週間で取り出し、それ以降は冷蔵庫保存がおすすめ。

水やお湯で割るレモネードのほか、炭酸水で割ってソーダに。パンケーキのシロップにも

レモン酒

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レモン酒
●材料(作りやすい量)
レモン(正味) ……… 200g(約4個)
氷砂糖 ………………… 100g
ホワイトリカー ……… 400㎖

●作り方

❶レモンの皮はできるだけ薄くむく(約2〜3個分)。さらに苦みのもととなる白い皮もむき、果実を約1㎝幅に切って種を取り除く。
❷ガラス瓶に①のレモンと薄くむいた分の皮、氷砂糖を2分の1ずつ交互に重ね入れる。ホワイトリカーを静かに注ぐ。
❸冷暗所に置き、砂糖が溶けるまで1日1回程度かき混ぜる。仕込んで2週間くらいで飲むことができる。1週間たったら皮を、約1カ月たったら果実を取り出す。

お酒はウオツカやウイスキーでもOK。ロックのほか、ソーダ割りやお湯割りもおいしい
取材・文/広沢幸乃 撮影/清水奈緒 スタイリスト/伊東朋恵 料理製作/福田淳子