9月8日(日)、幕張メッセにて行われたiKONの“iKON JAPAN TOUR 2019”公演。その熱い模様を、DAILY MOREのオリジナル記事でお届します!
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iKONはJAY(ジェイ)、SONG(ソン)、BOBBY(バビー)、DK(ディーケイ)、JU-NE(ジュネ)、CHAN(チャン)によるボーイズグループ。その音楽性とパフォーマンスが高く評価されている実力派グループです。最新アルバム『NEW KIDS』も名盤との呼び声高く、これはもう期待しかないっ!と、しっかり予習をして幕張メッセへ。
開演30分前に着席。まわりを見渡せば、和気あいあいとおしゃべりするたくさんのiKONIC(iKONのファンの総称)たちの姿が。iKONICに共通するのはバッグからのぞく棒状のアイテム。知らない人が見たら「プロ野球チームのグッズかな?」と思うかもしれない、赤いバット・KONBAT(スティックライト)。これは、バット型のペンライトなんですが、とってもかわいくてしかも振りやすいんです♡ 女子はもちろん、男の子のグループやカップル、お母さんとお子さんもいてあらゆる層からiKONは愛されているのだなあと分かります。
  • BOBBY(バビー)
  • JAY(ジェイ)
  • SONG(ソン)
  • DK(ディーケイ)
  • JU-NE(ジュネ)
  • CHAN(チャン)

公演はスタートからフルスロットル!

HIPHOPテイスト強めの『SINOSIJAK REMIX』、『BLING BLING』で会場の熱を急速に押し上げ! かと思えば、大大大ヒット曲『LOVE SCENARIO』や、『GOODBYE ROAD』といった切なさあふれるラブバラードで客席の感情を揺さぶり、開始からいっきに彼らの世界に。

この公演では、ツアー初の、2人1組でユニットになって歌う場面も。JAY&JU-NEはカバー曲で会場の涙を誘い、BOBBY&DKはメロディックなHIPHOP曲『SUrF』を、カッコいいソロダンスつきで披露。CHAN&SONGはグループ唯一のブルース曲『JERK』を悲哀たっぷりに歌い上げ、彼らの高い音楽性と、ファンと過ごせる喜びを余すことなく表現していました。
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熱唱するJAYとJU-NE
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HIPHOP曲を披露したBOBBYとDK

笑いとツッコミの絶えないMCタイムにも注目!

パフォーマンス中はカリスマ溢れる姿のメンバーですが、MCタイムでは一変。「さっきまでのカッコいいiKONはどこへ?」「芸人さんがいる……」と思っちゃうくらい、笑いとツッコミの絶えない時間に。いくつかのやりとりをピックアップしてみると……。
【末っ子・CHANの大切なもの】
CHAN:僕の心には3つ、大切なものがあります。家族とiKONと……。

JU-NE:ゲーム?野球?

CHAN:iKONICです!

JU-NE:CHANさん、(その回答)仕事してますねぇ~。

CHAN:ちょっと、仕事じゃないよ!

【SONGが最近覚えた言葉】
JU-NE:最近覚えた言葉は?

SONG:“戸惑う”。

JU-NE:どういう意味か説明してください。

SONG:(JU-NEを見ながら)あなたと話して“戸惑う”。

客席:例文が満点!

【この日のDK】
JAY:今日のDKは髪が汗に濡れてセクシーだよね。今日はセクシーでやばい……やばドン。(注:DKの本名=ドンヒョクです)

DK:やばドン!(うれしそうにセクシーポーズをキメ、水を得た魚のように踊る)

DK以外のメンバー:や・ば・ドン!や・ば・ドン!や・ば・ドン!

客席:……(名古屋の某有名とんかつを思い出す人もいたかも)
 
【JU-NEの野望】
JU-NE:本当は3時間くらいトークショーやりたいんですよね。

JAY:古家さん(日本を代表するカリスマ司会者・古家正亨氏)とやってください。

JU-NE:僕ひとりでもできますよ!ほら、いつもJAYさんと飲んでいるとき、

俺、3時間ずっとしゃべってるじゃん!

JAY:まあそうね、ずっとしゃべってるよね、ひとりで。

【BOBBYのイジリは好きの裏返し】
JU-NE:それでは次の曲に行きましょう!

JAY:(息を切らしているので)あと5秒ちょうだい…。

BOBBY:おっさんだ(笑)

JAY:おっさん言うなよ。

BOBBY:チビおっさん♡

JAY:……チビおっさんは、ひどくない?(でも、まんざらでもない)

【JAYにとってiKONICとは】
JAY:靴です。

JU-NE:なんで靴?理由を聞きたい。

BOBBY:わかった、(背が)小さいからだ!

JAY:小さくないよ! 身長は普通。大きくもないけど。

俺、靴がないと自信がないよ。iKONICがいないと、自分に自信が持てないんだ……。

客席:おお~!

コンサートのたびに恋に落ちるiKON&iKONIC。お楽しみはまだまだ続く♪

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ライブ後半はアッパーな『DUMB & DUMBER』などでファンをめいっぱい躍らせ、最後の曲『WAIT FOR ME』へ。
MC中のユーモラスな雰囲気は消え、すがるような、相手をあやすような、情感いっぱいの声で歌う。“僕らは永遠なんだ、待ってて”と、メンバーとファンが心を通わせました。

メンバーが去った会場にこだまするのは、鳴り止まない“アンコール”の声。その声に応えたメンバーは「このままじゃ帰れない、終われないんだよ!」(JAY)とアンコール、さらに、ダブルアンコールまで全力で駆け抜る……。メインステージからサブステージ、各ステージの隅々まで行き、声援を送っているファンひとりひとりに手を振ったり、アイコンタクトをしたり。たくさんのハートをファンに贈っていました。
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観終わって感じたのは、iKONとiKONICは、ずっと恋し続けているのだなあということ。彼らがデビューしたのは2015年(日本デビューは2016年)。“恋は3年で冷める”なんて言われますが、彼らにその理論は当てはまらないみたい。新曲がリリースされるという情報に一喜一憂し、楽曲を聴くたびにときめいて、コンサートのたびに深まる想いを確信する……。リリースやコンサートのたびに恋に落ちているみたいで、とても素敵だと思いました。

そんなiKONの活動はまだまだ続きます!『iKON JAPAN TOUR 2019』のファイナル・大阪公演(9/18〜19)に加え、10月には『iKON FAN MEETING 2019』、12月には『iKON YEAR END LIVE 2019』と、盛りだくさん! iKONとiKONICは、2019年、年末までずーっとラブラブです。
なお、本公演の内容は、10/17(木)の19:00~20:30に、CS放送「MTV」で放送されるとのこと。コンサートに行った人も、彼らのことを知ってみたい人も、ぜひチェックしてみてください!
プロフィール
あいこん●2015年に韓国にて、2016年に日本にてデビュー。日本レコード大賞最優秀新人賞を含む「韓日中3ヶ国で新人賞獲得」という史上初の快挙を達成。勢いはとどまることなく、昨年リリースした『LOVE SCENARIO』が異例のロングランヒットを記録し、多くのベストソング賞を受賞。なんと、YouTubeでの再生回数は3億回超え。Spotifyでも1億回ストリーミングを達成。最新アルバム『NEW KIDS』も必聴。

■公演のチケット情報はこちら
iKON オフィシャルサイト
■“iKON JAPAN TOUR 2019”のCS放送情報はこちら
MTV公式HP
取材・文/中川 薫