【池田エライザさんインタビュー】Netflixオリジナルシリーズ『FOLLOWERS』出演。「SNSの過剰摂取は危険」

自分にワガママでいい、もっと人に甘えていい。生き方を考えるきっかけになりました。

【池田エライザさんインタビュー】Netflixオリジナルシリーズ『FOLLOWERS』出演。「SNSの過剰摂取は危険」_1
万華鏡のように変化する東京で、自分らしい生き方を模索する女性たちを、蜷川実花監督が初のオリジナル脚本で描いたNetflixオリジナルシリーズ『FOLLOWERS』。池田エライザさんは、中谷美紀さん演じる人気写真家がSNSにアップした写真がきっかけで運命が激変する女優の卵・なつめを演じる。役柄との共通点は、“生きる原動力”だという。

「なつめは、“怒りの力”を持っていて、理不尽なことが許せない人。私も根底にそういったエネルギーを持っています。大人になると理不尽なことに遭遇しても妥協点を見つけ、その場をうまくやり過ごす選択をしがちですよね。でもなつめは、立ち向かわなくていいような怪物にも丸腰で戦おうとする。みんなが『そういう世界なの』で片づけてしまうことを『そんなの間違っている』と言ってしまえるところが愛おしいです」

作中には、そんななつめが「フォロワー数が減るたびに自分の価値がなくなるようで不安になる」と嘆くシーンが。高校生の時からSNSを利用していた池田さんの目には、その姿はどう映ったのだろうか。

「昔は、私もSNSで自分のことを発信し続けないと世界から消えてなくなってしまうのではと感じていた時期がありました。だからなつめの気持ちがわかる。でも年齢を重ねた今は、いい距離感でSNSと向きあえていると思います。というのも現実世界で、自分のすぐ横で応援してくれる人の声に耳を傾ける大切さに気づくことができたから。SNSの過剰摂取は危険なので、正しい用法用量を守ることが大切ですね」

今作の魅力は中谷美紀さんや夏木マリさん、コムアイさんらが演じるあらゆる世代の登場人物が、人生に大いに悩み、挫折してはまたはい上がって、自分なりの成功を貪欲に追い求める姿にもある。そこで、池田エライザ流の成功をつかみ取るコツを教えてもらった。

「“人に甘える勇気を持つ”こと。私たちの世代は、なんでも自分ひとりでやろうとしてしまいがち。『こう思ったから、こうしました』というのも、もちろん悪くはないけれど。周りの人に甘えたほうが、自分だけではたどり着けなかった考えに出合えて、今いる世界がより広がっていくはず。今回の現場でも、監督の実花ちゃんの人柄のおかげが大きいけれど、たくさんコミュニケーションをとって、甘えて、なつめを、『FOLLOWERS』をつくり上げました。誰かに甘える=頼る勇気を持つことが私流の秘訣かもしれないです」


いけだ・えらいざ●1996年4月16日生まれ、福岡県出身。映画『ルームロンダリング』、『SUNNY 強い気持ち・強い愛』をはじめ、3月20日公開の映画『一度死んでみた』にも出演。女優業だけでなく、近年は監督業や司会にも挑戦するなど、枠にとどまらず活躍の場を広げる

Netflixオリジナルシリーズ『FOLLOWERS』

【池田エライザさんインタビュー】Netflixオリジナルシリーズ『FOLLOWERS』出演。「SNSの過剰摂取は危険」_2
売れっ子写真家のリミ(中谷美紀)が、SNSにアップした女優の卵・なつめ(池田エライザ)の写真。これがきっかけで、なつめは、一気に人気者としての階段を駆け上がるが、その先に待ち受けていたのは……。●Netflixにて全9話を世界190カ国へ独占配信中

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