【伊藤健太郎さんインタビュー】映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』で主人公が恋する幼なじみを好演。今一番会いたい人は?

家族愛とか、友情とか。恋愛じゃない“愛”って、すごく大切なものだと思います。

【伊藤健太郎さんインタビュー】映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』で主人公が恋する幼なじみを好演。今一番会いたい人は? _1
連続テレビ小説『スカーレット』では余命宣告を受けた青年を、『今日から俺は!! 劇場版』では硬派なヤンキー。幅広い役柄を演じ、いろいろな顔を見せ続けてくれる伊藤健太郎さん。映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』で見せてくれたのは、14歳の主人公・つばめが憧れる幼なじみのお兄さん。

「僕の演じる亨は、恋と憧れが入り交じった気持ちが生まれるような人。つばめが大人になって“学生時代に隣のお兄さんに憧れていたな”と思い出した時、ふっと優しい笑顔が浮かぶように、とイメージして演じました。つばめを大切に思っていて気にかけているのが伝わるように」

けれど、作品の中でより共感したのは自らが演じた亨よりも、主人公のつばめだったそう。

「特に心に残っているのは、つばめが自分の言いたいことを両親に爆発させたシーン。言ってはいけないとわかっていることを言ってしまうのですが、爆発させなければ言葉を選んで優しく伝えられたはずなのに、我慢しすぎたせいであふれ、相手を傷つけてしまう。僕もためがちだったので、気持ちがわかるな、と」

思春期の主人公と自分を重ねられるのは、この作品に流れる優しい雰囲気のせいかもしれない。

「この映画は自分の中にあるピュアな気持ちを引っぱり出してくれるんです。こんなに温かくなる映画はないと思います。家族愛や友情のような、“大切な人を思う気持ち”がたくさん詰まっているからかもしれません。愛と聞くとつい恋愛的なものを思い浮かべてしまうけど、本当はそれだけじゃないはず。僕は、そういう気持ちこそがすごく大事だと思っています。純粋にめちゃくちゃいい映画。シンプルすぎるんですけど……この言葉がいちばんしっくりくる作品です」

物語は、登場人物それぞれの“会いたい人”がカギになる。伊藤さんの会いたい人を聞いてみると……?

「高校時代の学年主任の先生ですね。当時、すごく助けていただいたんです。仕事と学業を両立させるのが難しい中で、『高校だけは絶対に卒業させてやる』と力になってくれた。僕、体育祭で応援団長だったんです。仕事との両立が難しいかもしれないと悩んだ時に、『一度にふたつのことをしなきゃいけない瞬間なんてこの先何度も来る。ここを乗り越えないで何が芸能界だ』と言って、やらせてくれたんです。きっと裏ですごく動いてくれていたと思います。最近体調を崩されたと聞いたので、会いに行きたいと思っています」


いとう・けんたろう●1997年6月30日生まれ、東京都出身。NHK連続テレビ小説『スカーレット』や配信ドラマ『東京ラブストーリー』など、話題作に引っぱりだこ。『今日から俺は!! 劇場版』、映画『弱虫ペダル』公開中。待機作には『とんかつDJアゲ太郎』(10/30公開)、『十二単衣を着た悪魔』(11/6公開)

『宇宙でいちばんあかるい屋根』

【伊藤健太郎さんインタビュー】映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』で主人公が恋する幼なじみを好演。今一番会いたい人は? _2
主人公のつばめ(清原果耶)は父と育ての母と3人で暮らす14歳。隣に住む大学生・亨(伊藤健太郎)に恋をしている。ある日、不思議な力が使えるおばあさん・星ばあ(桃井かおり)と出会い……。●9/4〜全国公開
Ⓒ2020「宇宙でいちばんあかるい屋根」製作委員会

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