葵わかなさんと注目の器ショップへお買物

料理意欲はもちろん、その魅力を引き立てる器にも興味津々という女優の葵わかなさんと、20代女子に今人気の器専門店へ!

PROFILE

あおい・わかな●1998年、神奈川県生まれ。2009年のデビュー以降、連続テレビ小説『わろてんか』をはじめ、映画、ドラマ、舞台と幅広く活躍。2月には、東京芸術劇場プレイハウスにて上演の舞台『冬のライオン』に出演する
葵わかなさん

“好き”に出合える幅広いセレクトが自慢 kokonn ― ココン ― @谷中

情緒あふれる日本家屋の空間には、店主自ら工房へ通い、信頼関係を築いて仕入れた器を展開。いろいろな作家の作品を幅広く見られるのと、緊張させないムードや価格帯も魅力。

SHOP DATA

kokonn
♦東京都台東区谷中6の3の8
☎03・5834・2977
11:00〜18:00 休/水曜
https://www.kokonn.net/
(オンラインショップあり)

「素敵な器が自分の世界を広げてくれることに気づきました」

葵わかなさん
「ここ数年で充実したおうち時間。家での楽しみが増えましたが、そのひとつが料理です。以前は食べられればいい面もあったけど、作った料理をSNSにあげたいなと思ってからは、器選びにもこだわるように。今はひとり用の白っぽい器が中心だけど、おもてなしもできて食卓が華やかになるような大皿や色ものも少しずつ増やしていきたい。器が充実すると、自分の世界が広がる感じがしてすごく楽しいです」(葵わかなさん、以下同)

訪れるタイミングで異なるラインアップに“出合い”を

葵わかなさん
「和食器ってモダンなものからカラフル系までこんなにあるんだ!」。作品は生き物、作家自身も日々変化していくので器との出合いは一期一会。大切にしたいもの

和食器だけどモダンだから洋食にも映える

栃木県益子町に工房を構える猪原朱乃さんの作品
栃木県益子町に工房を構える猪原朱乃さんの作品。「洋食器のような雰囲気で、おしゃれだけど日常になじむデザインが素敵ですね」。葵さんが特に気になったのは写真左のオーバル皿。
葵わかなさんが購入した器
水彩画のようなカラーに、自然美を感じさせる梅本勇さんの器。「好きな色だけど、持っていなかったグリーンの器を購入しました! しかも人を招いた時にも重宝しそうな大皿がずっと欲しかったので、うれしいです」

普段使いしたい作家ものの和食器 百福 ― ももふく ― @青山

町田市の名店が青山へ移転。“普段のおかずが盛りやすく、ちゃんと映える”ことをモットーに、約60人の作家の器を美しくディスプレイ。滋味あふれるものから、愛らしい動物モチーフ、ガラスまで、バランスがいい食卓になる品揃え。

SHOP DATA

百福店内
♦東京都港区南青山2の11の6
☎03・6447・0952
12:00〜18:00 休/不定休
https://www.momofuku.jp/
(オンラインショップあり)

「何を盛ろう? と想像したらお腹がすいてきました(笑)」

葵わかなさん
「母と新潟の酒蔵を訪れた時に手に入れた酒器で飲む日本酒が、それはそれはおいしくて。それと同じく普段の食事もお気に入りの器で食べると、ぐっとおいしく感じられるんです。今日、ひと目惚れして買った器には、どんな料理をのせよう? と今からワクワクです」

お店ごとにセレクトや見せ方に違いがあって、器めぐり、楽しい!

百福で人気の和の器
店主の田辺さんいわく、近頃若い世代に和の器が人気だとか。「亡き祖母が器をたくさんコレクションしていたんです。その中には和風の古〜いものもあって……。大切なものを譲り受けられるのは幸せですよね」

手仕事のぬくもりと作家の意匠を味わって

百福に置かれた小皿や鉢
テーブルには小皿から鉢がズラリ。「重さも手ざわりもそれぞれ違い、こだわりを感じます。人工的なものではなく自然の色で色を出す小野象平さんの濃紺の器が気になります」
葵わかなさんお気に入りの器
「動物が好きなので動物柄に弱くて(苦笑)。鳥の形をした『新道工房』の小付こづけは、何を入れたら? 大根おろし? たれとか? 食卓にあるだけで料理屋さんみたいになりそう!」
コート¥75900/エーグルカスタマーサービス(エーグル) ニット¥27500/ラコステ ブラウス¥27500/ビームス ジャパン(ビームス クチュール) パンツ¥16500/リー・ジャパン(ラングラー) イヤリング¥7700/ココシュニック オンキッチュ 有楽町マルイ店(エネーダ) リング¥9900/ココシュニック(ココシュニック オンキッチュ)

葵さんの器生活

葵わかなさん愛用の器
いただきものから器愛は始まりました
「右は共演者からいただいた『アスティエ・ド・ヴィラット』。おしゃれだし使い勝手も最高。柚子こしょうをきかせたブリのカルパッチョをのせました。左は私の趣味を熟知する親友からでポーランド製のカップ&ソーサー」
撮影/須藤敬一 ヘア&メイク/河嶋 希(io) スタイリスト/辻村真理 取材・原文/広沢幸乃 構成・企画/青山玲子(MORE) ●本文中( )内の数字は器のサイズで、φ=直径、W=幅、D=奥行き、H=高さ、単位はcmです ※掲載商品については変更等の可能性があります。メーカーHP等で最新情報をご確認ください。