知りたい! “移住女子”のワークスタイル

好きな街で、ウェルビーなお仕事ライフを。

リモートワークの導入やライフステージの変化に伴って、全国各地に移住する女子が増加中。お気に入りの街で自分らしく働く、素敵なライフスタイルに密着しました!

東京➡︎福岡へ移住「好きな仕事を好きな土地でするのが、最高の幸せ!」

株式会社エイトフリップ・代表取締役 黒沢未紀さん

株式会社エイトフリップ・代表取締役 黒沢未紀さん
1991年生まれ。フリーのデザイナーを経て、UI/UXに特化したデザイン会社を設立。代表取締役として各地で働くスタッフを束ねつつ、自身もWEBデザインやグラフィックデザインを手がける。

HISTORY

<2016年>勤めていた出版社を退職、デザイン事務所に転職 <2018年>フリーランスになる <2019年>起業 <2020年>福岡に移住
自分の好きを仕事にするためIT系デザイナーとなり起業した黒沢さん。IT関係で働く夫も同時期に起業し、旅行や出張で好印象を持っていた福岡に思いきって夫婦ふたりで移住!

Daily Schedule

黒沢未紀さんのデイリースケジュール
「商談・ミーティングとデザイン作業が主な業務。午後はスタッフと『Discord』で通話をつなぎながら作業して、一緒にオフィスで働いているような雰囲気づくりをしています」(黒沢さん、以下同)

黒沢未紀さんの移住ストーリー

「東京で働きながら暮らす生活は便利で好きだったのですが、もともと群馬の田舎で生まれ育った私にはちょっと息苦しくて。そこで街の中に自然豊かな場所がある福岡県福岡市に移住してみました。その結果は大成功。“広くてキレイな部屋に住む”、“ペットを飼う”など夢だったことが一気に叶い、QOLが上がっただけでなく、ワークライフバランスも自然と整ったんです。

東京で働いていた時はズルズル深夜まで仕事してしまうこともありましたが、今は効率よく業務を終わらせて、夜はペットとゆったり過ごしたり安くておいしい福岡グルメを食べに出かけるのが楽しみになっています。

ちなみに現在わが社にはスタッフが10名ほどいるのですが、みんなフルリモート勤務です。IT系の仕事は住む場所に縛られず働けるので、移住を考える人にはおすすめの仕事だと思います! お客様やスタッフとはビジネスチャットやオンライン会議ツールで密に連絡を取っているので、働きにくさを感じることはないですね。

取引先は東京の企業がほとんどで撮影や打ち合わせでよく出張しますが、福岡市は空港へのアクセスがよく東京にもすぐ行けます。最近、福岡で知りあった方にお仕事を紹介していただくことも増えてきて。さらに『東京の仕事だけでなく、九州支店の仕事もお願いしたい』なんて声をかけられることも。移住を通して出会う企業や人のバリエーションも増え『福岡に移住して本当によかった……!』と日々感じています」

地域密着のお仕事も増加

移住先の近くのカフェで商談
お店のHPや商品をデザインしました
仕事の合間に市内の湖で休憩
「思った以上に多くの起業家や移住者が福岡に集まっていて、友人もできました! 行きつけのお店で仲よくなった方からお仕事をお願いされるなんてことも少なくありません」

福岡で犬を飼い始めました!

愛犬との生活は最高に癒される!
「福岡は今まで住んでいた東京に比べて家賃が安く、自分専用の仕事部屋もあるペット可物件に住めます。自然も多くお散歩コースにも困りません」

黒沢未紀さんのウェルビーな休日の過ごし方

黒沢未紀さん
「ドライブして九州の有名温泉に。愛車は『MINI Clubman』。見た目以上に広く、スプリットドアがお気に入り」

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撮影/出口麻実 取材・原文/衛藤理絵 中西彩乃 構成・企画/西脇素子(MORE)