【女性オーナーの起業ストーリー】憧れの沖縄の離島へ移住&転職、大好きな夫とショップ経営!
MORE編集部
日本全国 素敵なお店と女性オーナー列伝!
沖縄県石垣島アイスキャンディショップ『ぱいぬしま氷菓 タマトゥリー商店』日下部慎子さん
大好きな石垣島で大好物のフルーツに携わる夢のような生活が実現
SHOP DATA
住所:沖縄県石垣市字伊原間2の730
営業時間:11:00~16:00
休業日:不定休
Instagram:painushima_hyoka
起業DATA ~ アイスキャンディショップ『ぱいぬしま氷菓 タマトゥリー商店』の場合
起業する前にしていた仕事:エステなど美容関係の仕事をかけ持ち
お店を始めようと思ったきっかけ:沖縄のおいしいフルーツの魅力を伝えたかったから
オープンまでにかかった期間:約1年
オープンにかかった金額:1000万円
起業ストーリー
転職を機に思いきって移住したら、人生が激変!
「旅行で石垣島を訪れて以来、島暮らしへの憧れが捨てられず。竹富島の民宿で仕事を見つけ、働いている時に現在の夫と出会い交際をスタート。愛知には戻らず、そのまま竹富島で結婚&出産しました。子育てが落ち着き、何か始めたいなと思っていたら、当時住んでいた社宅の隣にある離れをお店として使わせてもらえることに!」
自らデザインし、『石垣の塩』を練り込んだあめを販売したところ、大ヒット。しかし夏になるとあめが溶けてしまい、新しい商品の開発に挑む。
「竹富島を訪れる人の多くが、自転車で島めぐりをするんです。手軽に食べられて、涼める食べ物として思いついたのがアイスキャンディ。私がこよなく愛する、石垣のフルーツを生かせることも決め手です。自ら仕入れて加工したフルーツを九州のアイスキャンディ製造所に送り完成させました」
完熟フルーツを贅沢に使ったアイスは、瞬く間に話題に。フルーツ農家とのより深いつながりを求め、石垣島への移転を決める。
「大量の在庫とともに移住したものの、半年たってもテナントが見つからず。しびれを切らし、景色の美しさに惚れ込んだ玉取崎で移動販売を始めた2日後、なんと付近にある物件の大家さんからお誘いいただき、最高の立地に現在の店をオープンできました。製造も自分たちで行うようになり、収穫したてのフルーツのおいしさをより生かせるように。感謝と愛情を持って取り組めば何ごとも叶う! と実感しました」