誰もが知っている有名なグルメでも、実は知らない雑学がいっぱいある。そんな“明日誰かに話したくなる”グルメのナゾを、独自に調査するのがこちらの連載【ご当地グルメ探偵M】!

今回は「七五三のときに持つ千歳飴にはどんな意味があるの?」。そろそろ七五三シーズンですね。可愛らしい着物姿のお子さんたちの手には、地面に引きずるほど長い千歳飴。千歳飴ってそもそもなんで持ってるんだろう……? ご当地グルメ探偵Mが調査結果を報告します!

長さにも意味があるのです

Q.七五三のときに千歳飴を持つ理由は?

A.親から子どもへの思いのこもったプレゼントです
千歳飴の「千歳」という言葉は、長寿やおめでたいことをイメージさせるとても縁起の良い言葉です。そして「千歳飴」とは単なる飴でなく、長さが特徴の飴です。長い千歳飴を食べて、「長生きしてほしい」「 いつまでも元気で健やかに成長しますよう」にという親から子どもへの思いのこもったプレゼントでもあります。

教えてくれたのは……金太郎飴本店

明治の初め頃、初代菊松が露天商として、三ノ輪の地で飴を売り始めました。明治の終わり、二代目謙一郎が会得した組飴(絵柄が入った飴)の技術をもとに、金太郎の顔の入った飴を完成させ「飴の中から金太さんが出たよ」のキャッチフレーズと共に金太郎飴を全国に売り歩き始めました。120年以上経った今なお職人が手作りで飴を作り続け、登録商標「金太郎飴®」の暖簾を受け継いでいます。

■『金太郎飴本店』公式サイト
https://www.kintarou.co.jp/

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金太郎飴本店の千歳飴の画像
千歳飴三本入 ¥617
「寿」の文字が描かれた紅白の飴と、金太郎飴がセットになった三本入。
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取材・文/堀越美香子 ※掲載商品については変更等の可能性があります。メーカーHP等で最新情報をご確認ください。