絶対押えておきたい、紫外線の基礎知識をおさらいしよう!

「夏だからUVケアをちゃんとやってます」と言いつつ、実は紫外線の仕組みや日焼け止めの選び方には疑問だらけ……。夏本番の今こそ、きちんとおさらいして肌の劣化をSTOP! 今回は、紫外線や日焼け止めについて、知っているようで知らない基礎知識の真実を教えます!

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トップス¥8280/フラワー原宿店 ピアス¥8250・ブレスレット¥12000/Latia

【教えてくださったのは、この3名!】 ●「資生堂化粧品開発センター」 渡辺百合香さん 日焼け止めの開発を担当。中学生の頃から人一倍UVケアにこだわっていたという、驚愕の白肌の持ち主 ●「ウォブクリニック中目黒」院長 髙瀬聡子先生 子供とのアウトドアの翌日は、美白点滴で紫外線ダメージをリセット。エイジレス美肌にモデルからの支持も厚い ●トータルビューティアドバイザー 水井真理子さん 20代はミラネーゼを目指し小麦肌を死守していたが、30代になり美白に開眼。毎日のUVケアで巻き返しに成功

Q.UVAとUVBって単語を聞いたことがあるんだけど……それって何が違うの?

A.波長の違いです。

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「波長が長く、肌の真皮までダメージを与えるのがUVA。比較的波長が短く、おもに表皮に影響を与えるのがUVB。地上に届く紫外線のうち、約9割がUVAです」(渡辺さん)。「UVAはシワやたるみの、UVBはメラニン生成を促進しシミやくすみ、ソバカスの原因に」(髙瀬先生) 知っているようで知らない紫外線の専門用語。日焼け止めの指標であるPA、SPFという数値は、それぞれUVA、UVBからどれだけ肌を守れるかを示しているんです。

Q.梅雨が明けたら、紫外線ケアします! えっ、遅い?

A.遅い!

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「太陽が昇っている限り、紫外線は常に降り注いでいます。季節や天候にかかわらず、UVケアは一年中が鉄則。上のグラフのとおり、UVAは1月から多くなっているので、梅雨どころか冬も油断ができません。時間帯でいうと、正午前後が最も紫外線量が多くなります」(渡辺さん)

Q.すぐそこのコンビニまで。1分くらいなら日焼け止めいらないよね?

A.1分でも日焼けします!

「紫外線ダメージは日々蓄積するものなので、たとえ1分でも侮れません! 日焼け止めを塗るのが面倒なら、手軽なスプレータイプを取り入れて」(水井さん)。「少しの量でも、繰り返し日に当たればシワなどのトラブルに」(渡辺さん)

★簡単に使える、おすすめスプレー日焼け止め

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MORE2016年8月号・さらに詳しい情報は雑誌MOREをチェック! 取材・原文/野崎千衣子 撮影/藤沢由加 ヘア&メイク/榛沢麻衣 モデル/高山直子(モアビューティズ) スタイリスト/中村美保