20代後半女子向けメイク特集 | デート用モテメイクから、眉毛の描き方まで

2019.02.27

【目次】
１．20代後半、メイク10年生のあなたへ。初めてメイクした日、覚えてますか？
２．【ベースメイク編】20代後半のお悩みもカバーする神コスメ５選
３．【眉メイク編】前髪で隠さず「堂々と見せられる眉メイク」をおさらい
４．【アイメイクお招ばれ編】20代後半、メイク10年目にぴったり！顔印象全体を“可愛い”より“美人”に引き寄せるアイメイク
５．【アイメイクデート編】20代後半、メイク10年目にぴったり！アイメイクはあえて“隙だらけを狙う”のが愛される秘訣
６．【チーク編】可愛くて大人な、20代女子に似合う「ピンクチーク」の塗り方

※記事発信時点での情報のため、限定商品など販売が終了している場合があります。

20代後半、メイク10年生のあなたへ。初めてメイクした日、覚えてますか？

可愛くなりたくて、大人の階段を上りたくて、好きな人にほめられたくて。初めてメイクアイテムを手に取ったのは、ちょうど10年ほど前のこと。リップを制服のポケットに忍ばせたり、はやりの眉メイクに挑戦したり、フルメイクで大学デビューしたり、就活であらためてメイクを見直したり。10年間もメイクし続けている私たちは、もう、『メイク10年生』。それなのに、まだ自分のメイクに自信を持てていないのはなぜ？　忙しいからとか、似合わないとか、言い訳するようになったのはいつから？　10年間叶えたいと思い続けていること、10年たってもまだ自信が持てないこと、10年目だからこそ迷い始めていることに、今こそ向きあってみよう。メイクするドキドキを、新しい自分に出会うワクワクを、取り戻すために。
監修／paku☆chan

メイクデビューの平均は15歳。リップやマスカラ、アイブローアイテムから手に取った人が多く、ベースメイクは18歳くらいからが多い傾向。自信が持てないのは肌と眉が2トップ。人それぞれの悩みが多いパーツだからこその結果に

10年間思い続けてること。「透明感が欲しい！」を自分の肌で叶える

なりたい女性像に結びつくほどに、憧れる気持ちがいちばん強いのが透明感のある肌。その一方で、「悩みが多い自分の肌で透明感は出せるもの？」と半信半疑のままの10年間。今こそ叶えよう！
［井桁さん］ブラウス¥5490／ロコンドトーキョー内マンゴ原宿店（マンゴ）　［松本さん］ブラウス／スタイリスト私物

【ベースメイク編】20代後半のお悩みもカバーする神コスメ９選

ほおにちょいとひと塗り、さっとひとはけ。仕上げの一手で透明感がぐっと増して見えるアイテムに頼ればこんなに簡単！

【20代後半ベースメイクにおすすめのアイテム１】乾燥肌　つやスティック

スキンケア＆下地だけではほおにつやが出ない乾燥肌でもあきらめないで。トレンドのスティック状のつや出しアイテムが味方。より自然なつやを足したい場合はクリアなものを、端正な肌印象に仕上げたい場合はパール入りを。お直しアイテムとしての持ち歩きにも便利。

❶べたつかずにするっと軽やかなテクスチャーであっという間に肌につやが復活。かすかにローズを帯びたクリアなシェード。ボームエサンシエルトランスパラン¥5500／シャネル　❷上品なパール感で、動きや表情によってつやが輝く。フーミーマルチグロウスティック hero シマーベージュ¥1800／Clue

❶量を調節しながら塗るには、直塗りよりも指で取るのがおすすめ　❷ほお骨の高い位置に、指の腹でとんとんとなじませてつやを出す

【20代後半ベースメイクにおすすめのアイテム２】毛穴の目立ち　レフ板パウダー

毛穴カバーは塗り方が重要。下地やファンデーションの段階から、毛穴が気になる部分は指やスポンジをすべらせて塗らず、軽くたたき込むように塗ろう。さらに、毛穴や小ジワの影を明るくとばすハイライト効果の高いパウダーで仕上げを。ブラシで押さえるように塗り込むと、凹凸の目立たないなめらかな肌印象に。

❶光の反射でくまや小ジワをぼかす効果のあるパウダーは毛穴カバーにももってこい。均一に密着してなめらかな肌に。シークレットブラーリングパウダーフォーアンダーアイズ¥2600／ローラメルシエジャパン　❷骨格にフィットする三角形のカッティングで塗りやすさ抜群。バックステージコントゥールブラシ¥6500／パルファン・クリスチャン・ディオール

毛が密集したブラシでパウダーを取り、毛穴が目立つ部分に垂直に当てて塗り込む

【20代後半ベースメイクにおすすめのアイテム３】くすみ　トーンアップパウダー

肌トーン補整、血色感アップ、黄ぐすみをオフ、透明感アップなど、ひとはけで多機能を発揮する多色パウダーが活躍。夕方のリタッチに取り入れれば、朝のいきいきとした肌印象が復活。平日のお守りアイテムとして携帯を。

肌の上になめらかになじむ極上のパウダーが、くすみをさらっと一掃。厚塗りにならずにむしろ透明感が増す！　リタッチプレストパウダー 01（3／1発売）￥6500／SUQQU

くすみやすい目まわりを中心にのせると、肌印象全体がトーンアップして見える

【20代後半ベースメイクにおすすめのアイテム４】テカリ　無色パウダー

トーンも質感も変えず、テカリだけ抑えてくれる真っ白のプレストパウダーはプロにとっても必需品。テカリというほど気にならない場合も、Ｔゾーンをさらっと仕上げるだけでほおのつやが引き立って見える影の立役者。フェイスブラシより少し細めのチークブラシでべールをかけるように。

❶シルクのようなきめ細かい粒子で皮脂や汗を吸収。光コントロールで毛穴も目立たなくしてくれる。プレッププライムトランスペアレントフィニッシングパウダー/プレスト¥3800／M･A･C　❷光を反射して肌の透明感を高めるパウダー。テカリを抑えつつ保湿成分が乾燥から肌を守ってくれる機能も。ライトリフレクティングセッティングパウダープレストN¥4700／NARS JAPAN

Ｔゾーンをブラシでさっとなぞるように。小鼻などはブラシをくるくると密着させる

【20代後半ベースメイクにおすすめのアイテム５】赤み　グリーンベース

自然な血色感は生かしつつ、どうしても赤みが気になる部分にはグリーンのコントロールカラーを。素肌の色調を生かしたメイクを邪魔しないよう、気になる部分だけにブラシで優しくひとはけすれば品のある肌に。よりつや肌に仕上げたい場合は、指に取って赤みを抑えたい部分だけになじませよう。

❶清楚な透明感を引き出すグリーンのパウダー。骨格にそうブラシも優秀。ラスターカラーファンデーショングリーン（コンパクト・ブラシセット）¥12300／カネボウインターナショナルDiv.　❷中央のピンクで血色、外側のグリーンで透明感とつやが増すフェイスカラースティック。オイル配合でなめらかにのび広がる。ディエムクルールグローブラッシュスティック¥3800／ポーラ

肌をなでるくらいの優しいタッチで、気になる部分だけに薄くなじませる

【眉メイク編】前髪で隠さず「堂々と見せられる眉メイク」をおさらい

初めて買ったコスメで、リップの次に多かったのがアイブローアイテム。デビューは早いのに「なんとなく描いてるだけ」、「学生時代からずっと同じアイテムを使ってる」と自信が持てないままの10年間を取り戻そう。

ピアス¥2600／サンポークリエイト（アネモネ）　シャツ／スタイリスト私物

「眉メイクっていちばん難しい……」
→不足しているのはテクニックじゃなくて丁寧さ
今回、モア世代女子30人の普段の眉メイク動画を募集し、眉メイクに自信が持てない理由を徹底リサーチ。そこから判明したのは、毛流れを整えたり、パウダーの色を調節したり、エッジをぼかすなど仕上がりを左右するちょっとしたひと手間が抜けている人が多いこと。プロとのいちばんの違いは、実はテクニックよりも丁寧さだった！

20代後半、メイク10年目のあなたにおすすめの眉メイク HOW TO

＼眉メイクに使ったアイテムはこちら／

❶ウォータープルーフ処方でくずれにくいアイブローパウダー。右端のベージュはノーズシャドーにも使える。コントゥアリングパウダーアイブロウ（全2種）¥4500／コスメデコルテ　❷極細の筆先で地眉一本一本を繊細に再現できるアイブローリキッド。アイブロウリクイッド（全4色）¥3000／エレガンスコスメティックス　❸ブラシ中央のやわらかいふくらみで、軽いタッチで仕上がりを整える。シンセティックマスカラーコーン¥700／シュウウエムラ　❹天然由来成分が地眉の毛流れを整えつつ、つやと立体感を引き立てる。インディケイトアイブロウマスカラパール¥2800／セルヴォーク

地眉を生かしたベーシックな眉メイクプロセスを、ノーカットで詳細解説

① スクリューブラシで、眉の立体感の決め手になる眉頭の毛流れを立てる

② 地眉の形に合った自然なメイクにするため、眉尻方向へも忘れず整えて

③ 毛が硬いほうのブラシで、髪色に合わせてパウダーの色を混ぜて取る

④ 眉頭を除く黒目上から眉尻に、輪郭のアンダーラインをパウダーで描く

⑤ パウダーは取り足さず、地眉のすき間を埋めるように色をのせていく

⑥ ⑤から少しずつ上昇し、そのまま眉の輪郭の上側をパウダーで整える

⑦ ブラシに残ったパウダーで、最後に眉頭を下から上へ立てるように描く

⑧ 毛が軟らかいブラシに持ち替え、③と同じ色でパウダーを混ぜ取る

⑨ 眉頭を除く黒目上から眉尻に、眉幅全体にパウダーをのせて色を均一に

⑩ パウダーは取り足さず、眉頭はブラシで軽くぼかしてなじませる程度に

⑪ パウダーの仕上げに、スクリューブラシで軽くとかしてなじませる

⑫ アイブローリキッドを軽く持ち、眉頭の毛流れにそって自然に描き足す

⑬ 地毛がまばらな部分に、リキッドで一本一本埋めるように毛を描き足す

⑭ クリアな眉マスカラで眉頭の毛流れを下から上へ立ててフィックス

⑮ 眉頭以外は眉のアーチにそって毛流れを整え、立体感を出して完成！

【アイメイクお招ばれ編】20代後半、メイク10年目にぴったり！顔印象全体を“可愛い”より“美人”に引き寄せるアイメイク

お招ばれメイクに“−３％の抜け感”を出して97％
パーツメイクの中でいちばんアイテム数もバリエーションも多いアイメイク。それなのに、「ワンパターンでマンネリ化しちゃう」なんてもったいない。メイク10年生の20代女子だからこその、しっかりメイクを指南します！

イヤリング各¥18000／A few　トップス／スタイリスト私物

光と影で“引力”を持つ目もとに
「アイシャドーは重ね塗りせずに混ぜてブレンディングしちゃう」、「ハイライトは下まぶた全体じゃなくてインラインにだけ」。そんな、ちょっとずつの引き算の積み重ねが抜け感になる。簡単だから失敗もなし。光と影のコントラストを取り入れて、ぐっと深みの増した目もと印象に。

＼アイメイクにおすすめのアイテムはこちら／

❶瞳の色になじむ色設計のパウダーアイシャドー。まぶたの立体感を際立てるつやと輝きが美しい。マキアージュドラマティックスタイリングアイズ BE303¥2800（価格は編集部調べ）／資生堂　❷肌トーンで選べる色設計で、粉飛びせずなめらかな仕上がり。ヴィセリシェマイヌーディアイズ BE-2（2／16発売）￥1200（価格は編集部調べ）／コーセー　❸ヨレにくい耐久性とお湯落ちが両立。ラブ・ライナーリキッドダークブラウン￥1600／msh　❹黒よりやわらかく、ブラウンよりインパクトのある絶妙なブラウン。モテライナーリキッドブラウンブラック¥1500／フローフシ　❺リフトアップに優れ、細いまつ毛もキャッチするブラシが優秀。ウォータープルーフマスカラ。ラッシュクイーンコブラブラック WP 01¥4800／ヘレナルビンスタイン　❻ひと塗りでくっきりとしたボリュームが出る。まつ毛のカーブを持続させる成分配合。ケイトラッシュフォーマーWP ボリューム￥1400（価格は編集部調べ）／カネボウ化粧品

＼20代後半メイク10年生にピッタリなお招ばれアイメイクのやり方／

① アイシャドーc、d、eの3色をブラシで混ぜ取り、アイホール全体に広げる

② アイシャドーdとeをチップで混ぜ取り下まぶたの際にライン状に入れる

③ アイライナーで上まつ毛のすき間を埋める。目幅全体の輪郭を引き立たせる

④ 上まぶたの黒目外側から目尻に細くアウトラインを。目のカーブにそわせる

⑤ ビューラーの角度を上にして、お仕事メイクよりもくるんっとまつ毛に

⑥ 目頭方向にとかすようにマスカラを塗ると目尻側に流れずパッチリまつ毛に

⑦ 上まつ毛同様、下まつ毛も目頭方向に毛流れを寄せながら長さを出して

⑧ アイシャドーaを下まぶたインサイドにパウダーを置くように塗りハイライト

⑨ アイシャドーbを上まぶたの中央だけに点置き。目もとの立体感を強調する

＼20代後半女子向け！お招ばれにぴったりなアイメイクが完成！／

【アイメイクデート編】20代後半、メイク10年目にぴったり！アイメイクはあえて“隙だらけを狙う”のが愛される秘訣

ゆっくり過ごす休日やカジュアルなアウトドアなど、素を見せて楽しむデートは、お互いの距離を縮めるチャンス。まぶたに血色感とつやをにじませて、たっぷりまつ毛で彼の視線をくぎづけにする。そう、好かれるには、「つやまぶた」と「ふさふさまつ毛」で十分なんです♡

ニット¥22990／ロコンドトーキョー内マンゴ原宿店（マンゴ）　リング¥23750／A few

＼アイメイクにおすすめのアイテムはこちら／

＼20代後半メイク10年生にピッタリなデート用アイメイクのやり方／

① アイシャドーaとcを混ぜ上まぶたの中央、目の際から縦長に入れてまつ毛を引き立てる

② ①と同じ色を下まぶたの黒目下にチップで点置きする。うるっと印象で愛され感アップ！

③ ビューラーはまつ毛の根元だけ3回はさむ。カール感よりぱちっと開いたまつ毛に

④ マスカラは根元からたっぷりと、左右にジグザグと動かしながら毛先までしっかり塗る

⑤ 下まつ毛にもマスカラをたっぷりと。短い毛もブラシで丁寧にキャッチして塗って

＼20代後半女子向け！デートにぴったりなアイメイクが完成！／

【チーク編】可愛くて大人な、20代女子に似合う「ピンクチーク」の塗り方

10年目にして迷い始めていること。5年前とは違う「今こそ似合うピンク」を始める

20代前半の頃までは迷いなく手に取っていたピンクを、「子供っぽく見られたくない」、「はれぼったく見えそう」と敬遠する声が。本当は大好きな色だからこそ、素直に手に取って楽しむための使い方を、メイク10年生の今、アップデート。

ワンピース¥24000／ヌキテパ青山（ヌキテパ）　ピアス各¥7000／A few

「丸チーク」から「三角チーク」へシフトして叶える。“可愛くて大人”なピンクチーク

口をそろえて「子供っぽく見える」と迷子が続出しているピンクチークは、大人っぽいけど老けて見えない『三角チーク』で解決可能。チークはメイクの最後に入れる人が多いけれど、実は一発勝負で仕上げないほうが得策。ベースメイクが終わった段階で軽くチークを仕込んでからポイントメイクをするとメイクの盛りすぎを防げる。仕上げのチークは全体のバランスを見ながら足りない血色感だけを足して。仕込みも仕上げも入れ方は同じでOK。

＼おすすめのチークはこちら／

❶落ち着いたローズピンク。肌に溶け込むクリーミーなパウダーで、上気したような血色感が宿る。ルージュブラッシュ 060￥5700／パルファン・クリスチャン・ディオール　❷内側からの血色感を装うベージュピンク。左のグロウカラーと右のフォギーカラーの2色でほおのふっくらとした立体感をメイク。ブラシつき。ジルスチュアートブレンドブラッシュブロッサム 05￥4500／ジルスチュアートビューティ

＼20代後半メイク10年生にピッタリなチークの塗り方／