シワ＆ほうれい線をできにくくする方法は？原因・ケア方法・おすすめアイテム

今からでも遅くない！プロが教えるシワ・ほうれい線ケア特集

歳を重ねるにつれて気になるシワやほうれい線。忍び寄るエイジングサインに備えて、先手必勝のシワ・ほうれい線ケアをご紹介！原因からシワやほうれい線を防ぐためのケア方法やプロが教えるおすすめアイテムまでチェック。

※記事発信時点での情報のため、価格や仕様が変更になっている場合や、販売が終了している場合があります。

教えてくれるのは、皮膚科医の髙瀬聡子先生＆美容家の水井真理子さん

『ウォブクリニック中目黒』総院長髙瀬聡子先生
その人らしさを最大限に生かした美容医療を提案。親身なカウンセリングと高い技術力にモデルや女優の支持も高い

トータルビューティアドバイザー水井真理子さん
肌状態や生活習慣などに寄り添った、無理のない美容法を提案。肌のメカニズムはもちろん、製品への知識も深い　▶︎Instagram

[目次]

シワやほうれい線はなぜできるの？
シワの種類・シワができやすい人の特徴
シワ＆ほうれい線のケアには乳液やクリームを使うべし！
シワを防ぐためのケア方法
ほうれい線を防ぐためのケア方法
シワ＆ほうれい線に効果大！頭皮マッサージの方法
プロがおすすめするシワ・ほうれい線ケアアイテム

シワやほうれい線はなぜできるの？

【1】表情グセに乾燥などが加わって定着

シワ自体は表情をつくるために必要なもの。肌表面が乾燥したり、紫外線ダメージなどで肌内部の弾性繊維が破壊されることで徐々に定着し、老け見えの原因に。早めにケアすることが大切です（髙瀬先生）

【2】肌の“しぼみ”に要注意！

寝あとがなかなか戻らなかったり、表情を動かさなくてもくっきりとシワが残る場合は、肌のしぼみが原因かも。肌内部の乾燥やエイジングが進行しているから注意（水井さん）
ニット￥14300／CASA FLINE表参道本店（カーサフライン）　イヤカフ￥28600・リング￥19800／アグ　ヘアピン／ヘア＆メイク私物

【3】日焼け後にできたシワは本格化しやすいので注意

日焼け後の肌は深刻な紫外線ダメージを負って、深いシワができやすい状態に。まずは徹底的に保湿をして、トラネキサム酸などの抗炎症成分配合アイテムも積極的に取り入れて！（髙瀬先生）

【4】マスクで顔がゆるむ→筋肉がたるんでほうれい線が深くなる可能性も

マスクにおおわれて忘れがちですが、確実に2年半分は顔も老けています！さらにマスクをすることで口もとが無表情になり、筋肉を十分に動かせていないことでたるみが加速するという負のスパイラルに（水井さん）

できたシワやほうれい線を消すのはかなり難しい

真皮層のコラーゲンや弾性繊維がダメージを受けてできてしまったシワは、スキンケアだけで復元するのは至難の業。深く刻まれる前に、一刻も早く予防ケアを（水井さん）

斜め横から見てお肉がかぶさっているのはシワではなく「たるみ」！

ほうれい線は子供の頃から誰にでもある表情ジワのひとつですが、その線を境に頬のお肉が下垂していたらそれはたるみ。顔を傾けた時、お肉がほうれい線にかぶさって見えたら要注意です！エイジングケアを始めて（髙瀬先生）

シワの種類・シワができやすい人の特徴

シワの種類は大きく分けて3つ

ひと言でシワといっても、その原因や症状はさまざま。誰にでもある『表情ジワ』、肌表面の乾きでできる『乾燥ジワ』、真皮層からくぼむ『加齢ジワ』があります（髙瀬先生）

最初にシワができやすいのは目もと

若いうちから現れやすい乾燥ジワは、デリケートな目もとから目立ち始めることがほとんど。摩擦や保湿不足に加え、PCやスマホの操作による目の酷使が要因です（水井さん）

シワの種類【1】乾燥ジワ　→できやすい場所：目まわり

時間帯や環境によってシワの目立ち方が変わる、という場合は『乾燥ジワ』の可能性大。潤い不足であることを自覚して、まずは化粧水＆乳液で毎日の保湿をしっかり行うことが改善の第一歩。潤いをめぐらすためのマッサージなどもおすすめ（水井さん）

▼こんな人は要注意
☑︎スキンケアをするとシワが消える
☑︎夕方になるとファンデーションが溝に入り込む

▼NG習慣
☑︎ごしごし洗顔する
☑︎スマホやPCによる目の酷使

シワの種類【2】表情ジワ　→できやすい場所：おでこ、目尻、眉間、鼻の上など

筋肉を動かすために必要な『表情ジワ』は、いわばカーテンのドレープのようなもの。これがあることで表情をつくることができる大切なシワです。乾燥や加齢の影響を受けていなければ、筋肉の動きを休ませることですぐに元どおりになります（髙瀬先生）

▼こんな人は要注意
☑︎表情豊かで筋肉をよく使う

▼NG習慣
☑︎寝ながらのスマホ
☑︎しかめっ面など表情グセ

シワの種類【3】加齢ジワ　→できやすい場所：目尻、口もと

紫外線ダメージやターンオーバーの低下により、肌内部のコラーゲンやエラスチンといった弾力に関わる組織が損傷することでできるのが『加齢ジワ』。一朝一夕で太刀打ちできるものではないので、専用アイテムや美容医療の検討を（髙瀬先生）

▼こんな人は要注意
☑︎真顔でもシワが気になる
☑︎毛穴が涙形に広がっている

▼NG習慣
☑︎日焼け対策を十分にしない

ほうれい線のケアには乳液やクリームを使うべし！

いつもの乳液またはクリームを肌になじませて

【シワケアの場合】
おでこの表情ジワや首もとの横ジワが気になり始めたら、乳液をなじませながら流し塗りを。老廃物のめぐりを促すだけで、本格化を先送りできます（水井さん、以下同）

【ほうれい線ケアの場合】
乳液やクリームを顔全体になじませたら、さらにほうれい線の奥に届かせるように重点的に塗り込み＆引き上げ塗りを

STEP1. ほうれい線にそってクルクル塗り
こめかみ部分を引き上げ、鼻横から口角に向けてクルクルなじませる
STEP2. 引き上げるようにストレッチ
あご先からこめかみに向け、引き上げるようにストレッチをかける

トップス￥11000／CASA FLINE表参道本店（カーサフライン）