真冬の肌悩みとマスク荒れ、なんとかしたい! ゆらぎ&ダメージ肌のトリセツ

マスク荒れや、ゆらぎ&ダメージ肌への対策方法は?
いよいよ乾燥の季節が本番。けれど、長引くマスク生活で肌は想像以上にダメージが蓄積……。これまでは大丈夫だった人も、今年の冬は例年以上に万全な乾燥&ダメージ対策が必要です!

教えてくれたのは『まいこ ホリスティックスキン クリニック』山崎まいこ院長

『まいこ ホリスティック スキン クリニック』の山崎まいこ院長
外側と内側から総合的に診療することで素肌美を引き出す治療が人気。著書『美しい肌が生まれるところ 腸とこころをととのえる』(ワニブックス)も

今年はなんだか今まで以上に肌が調子悪い……原因はコレだった!

原因その1 マスクで水分が奪われる!? 乾燥ダメージがいつもより深刻に

「マスクを着用すると息が内側にこもって口まわりの湿度が高くなりしっかり保湿されている気がしますよね。でも実はこれは間違い。マスク自体が水分や皮脂を吸い取ってしまうんです。また、つけはずしや摩擦は負担も大きく今年の冬は例年になく肌が過酷な状況。これまで以上に乾燥ダメージへの注意が必要です」(山崎先生、以下同)

原因その2 寒暖差でゆらぎ肌に

外気の湿度は肌の乾きに直結。湿度が60%より下がると乾燥が一気に進みます。また寒暖差も血行不良の原因に。潤い不足の状態で血流が滞ると、肌代謝がダウンしてバリア機能が低下。いつものスキンケアがしみたり、かゆみなどの症状を招きます。さらにこれからは花粉も要注意。ちょっとの油断が肌不調を深刻化させます」

原因その3 マスク起因の混合肌も増えている?

「これまで肌荒れとは無縁だった人たちも、肌トラブルに悩まされている傾向が。長く続くマスク生活は実感以上に乾燥が深刻化している可能性も。追い打ちをかけるようにムレやこすれなどの外部刺激によって毛穴が目立ち、ニキビができやすくなっています。口まわりにもトラブルがでがち。複合的な肌荒れ症状に気をつけて」

Q マスクの摩擦が気になります

A バームを仕込んで肌をガード

「バームは肌への密着力が高く保護的効果に優れたアイテム。さらに摩擦にも強いので、スキンケアの仕上げとしてベースメイクの前にうっすらと薄く塗っておくことで、マスクのこすれなどによる日中の肌荒れ防止に」
マスク下におすすめ 『イハダ』の薬用バーム
肌の上でとろけて、ピタッと。外部刺激から守る。
イハダ 薬用バーム[医薬部外品]20g¥1350/資生堂薬品

Q マスクの中がムレて気持ち悪い……

A 殺菌系アイテムを投入!

「長時間のマスク着用で不快に感じるにおい。これは呼吸や唾液に含まれる細菌がマスク内にたまるため、菌が繁殖してしまうから」。殺菌ドロップやフェイスミストをうまく活用することで、時間がたっても快適さをキープ。
『アピセラピーコスメティクス』のフェイスミスト
ミツバチ由来成分配合。
アピセラピーコスメティクス ウィルスキンクリア フェイスミスト60㎖¥2500/山田養蜂場
『ブレスケア』の「ますくちだま」
においの原因菌を除去。
ブレスケア ますくちだま[指定医薬部外品](4粒×5包)¥500/小林製薬
撮影/河野 望 イラスト/南 夏希 取材・原文/轟木あずさ 構成・企画/芹澤美希(MORE) ※掲載商品については変更等の可能性があります。メーカーHP等で最新情報をご確認ください。