美髪アドバイザーが伝授! 正しい髪の洗いの画像_1

空前のヘアアレンジブームが巻き起こっている今。素敵なヘアアレンジができるよう、髪にまつわるお悩みにMOREが全力で回答! 今回は知っているようで、実は意外とよくわからない"ヘアケアの正しいやり方"について♡ 【教えてくれたのはこの人!】 ●美髪アドバイザー 田村マナさん 毛髪診断士の資格を持ち、あらゆる角度からヘアケアを研究する美髪マニア

Q.世界一正しい髪の洗い方を教えてください

A.お湯の温度と指の動かし方が重要

  • 【1】シャンプー前に、まずは乾いた髪と頭皮をブラッシング。外出時についたほこりなどの汚れを取り除く
  • 【2】38度程度のお湯で髪と頭皮をまんべんなくすすぎ、予洗いを。地肌までしっかりとお湯をいきわたらせて
  • 【3】シャンプーを適量手に取ったら、同量のお湯でゆるめ、指の腹を使って頭皮をなでるように、はえ際から頭頂に向けて洗う
  • 【4】毛穴にたまった汚れをしぼり出すイメージで、爪は立てずに頭皮をぐっと頭頂部に寄せる。頭部全体で行う
  • 【5】すすぎ残しがないように、全体をなで洗い。特に地肌は、手のひらに水をためるようにしてシャンプーを流す

「高温のお湯で洗うと頭皮の必要な油分まで取り去ってしまうので、38度前後のお湯で洗いましょう。また、指にはあまり力を入れず、髪の毛をこするのではなく、頭皮をなでるように洗ってください」(田村さん)

Q.乾かし方も、世界一正しい方法が知りたいです!

A.動かすのは髪じゃなくてドライヤー!

「髪はこすらず、ドライヤーを左右に振り動かすこと。キューティクルにそって根元から毛先に向けて風を当てると髪のつやとまとまりが復活します。風量のあるドライヤーを選ぶのも重要なポイント!」(田村さん)

美髪アドバイザーが伝授! 正しい髪の洗いの画像_2
【1】髪全体をタオルドライして、ある程度水気をきってから、髪をかき分けて頭皮を露出させる 【2】頭からドライヤーを20センチ程度離し、地肌を乾かすようにして温風を当てる。熱すぎない温度で 【3】風が1 カ所に集中しないように、ドライヤーを左右に振りながら根元から毛先へと風を当てていく 【4】頭皮が完全に乾き、髪も8 割程度乾いたら、全体に冷風を当ててキューティクルを引き締める

Q.タオルドライってどこまで乾かすの?

A.髪から水滴が落ちなくなるくらいまで

  • 頭皮と髪全体の水分を、タオルでふき取る。ぬれた髪はデリケートなので、摩擦に注意して
  • 水分をある程度ふき取ったら、新しいタオルを巻いてさらに水分を吸収。巻いている時間は3〜4分でOK

「やみくもにタオルでふいても、頭皮の水分は取れないことが多いんです。まず、乾いたフェイスタオルを2枚用意。1 枚で頭皮と髪全体をふいた後、もう1枚を頭に巻きつけて水分を吸収すれば完璧」(田村さん)

Q.20代だし、頭皮ケアはまだ大丈夫ですよね?

A.今すぐ始めるべき!

「頭皮は髪の土台! 頭皮の健康状態が時間差で髪に出てくるので、今すぐケアをスタートして。まずはシャンプーやマッサージなどで頭皮に触れる習慣をつけ、頭皮エッセンスで頭皮を保湿することから始めてみて」(田村さん)

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(右)頭皮を保湿し、かゆみなどを防ぐ。キュレル 頭皮保湿ローション120㎖¥1300(価格は編集部調べ)/花王 (左)頭皮を優しくもみほぐす。フェイス用アタッチメントつき。アセチノヘッドスパリフト¥12500/ヤーマン

巻かなきゃダメ? 毛束を引き出すって? 世界一正しい髪の洗い方は?? ヘアアレンジからケアまで「知りたかった!」50問50答

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