とかす→洗うで美髪に近づく! 頭皮の正しい洗い方レッスン
つや髪への最短ルートは「頭皮ケア」から!
アナタの頭皮は大丈夫!? サラツヤな髪は、その土台となる健やかな頭皮だからこそ育つもの。今日から実践! ホームケア法をレクチャーします。
教えてくれたのは……美容家・毛髪診断士認定講師 野毛まゆりさん
外資系化粧品会社での販売、教育トレーナー、広報PRを経て独立。肌から髪に至るまで幅広い美容知識をさまざまなメディアで披露。
正しく洗う
“とかす→洗うのお作法をきちんと知ろう!”
“洗い”は、汚れや絡まりを取り除くブラッシング後に行えば、パフォーマンスが上がる!
シャンプー前のブラッシング
① ブラシで髪を360度全方向からとかす
下から上、斜めなど、頭の全方向からとかして、頭皮や髪に付着した汚れを浮かせる。
② 絡まった髪はやさしくとかしてほどいておく
力ずくで絡まりを取ろうとするのはNG。絡まっている部分を持ち、やさしくとかして。
シャンプーでしっかり頭皮を洗う
① 予洗いで汚れの70%を取り除く
予洗いは約3分をかけてしっかりと。シャワーヘッドを持ち頭全体を湯洗いする。
② シャンプーの泡立ては手のひらでしっかりと
シャンプーを直接地肌につけるのはNG。髪や地肌をこすってしまい傷める可能性が。
③ 泡立てたシャンプーを洗う前に全体へ広げる
表面だけでなく、髪の内側にも泡が全体に行き渡るように塗布するのが◎
④ 汗や汚れがたまりやすい部分から洗う
後頭部や耳の後ろなど、汚れやすいうえに洗い残しがちな部分から先に洗う。
⑤ 髪ではなく頭皮を洗うことを心がける
指の腹を少しずつ動かしながら、小さな円を描くように頭皮全体をムラなく洗う。
⑥ すすぎの前に泡をきるように取り除く
洗い流しの前に髪の根元から毛先に向かって泡をきっておくとすすぎがスムーズ。
⑦ 長い髪は毛束をねじるように泡をきる
長い髪の人は、ひとつに束ねて少しねじりを加えると泡ぎれがよくなる。
⑧ シャンプーのすすぎは5分を目安に!
すすぎは、髪を持ち上げて頭皮からスタート。泡がなくなるまでしっかりと。
Tシャツ/スタイリスト私物
Tシャツ/スタイリスト私物
関連リンク
撮影/山根悠太郎(TRON/モデル) ヘア&メイク/林 由香里 モデル/鈴木友菜 スタイリスト/辻村真理 取材・原文/靏田由香 ※MORE2022年10月号掲載