【TOMORROW X TOGETHER】世界的グループとなった彼らが向かう先とは。「多くの方が共感を得られるような音楽をつくり、届けること」
【TOMORROW X TOGETHER インタビュー】5人のこれまでとこれから。
2019年3月4日に韓国デビューし、今年5年目を迎えたTOMORROW X TOGETHER。ひたむきに自分たちの音楽に向きあうことで、世界的アーティストへと成長した5人が、これまで歩んできた道を振り返り、確信めいたまなざしで語るグループの未来。
5人の絆が深まった4年目の冬
──今年、韓国デビュー5年目を迎えたグループが、これまでの歩みを振り返り、5人の絆が深まった瞬間を語る。
SOOBIN:2022年の年末ですね。音楽授賞式やアルバムの準備を通して、チームの結束力がよりいっそう強まりました。
TAEHYUN:僕もそう思う。多くのやるべきことを、高いレベルでこなさなくてはいけなかったことが絆を深めたよね。
HUENINGKAI:あと、コロナ禍に経験した困難も。コロナ禍の前と今のパフォーマンス映像を見比べると、みんなのステージに対する姿勢の変化が見てとれる。
BEOMGYU:今挙がった出来事もそうだけど、いろんなハードルを5人で乗り越えるたびに、少しずつ絆が深まっているよね。チームワークの秘訣を聞かれることがあるけど、やっぱり重要なのは──。
SOOBIN:コミュニケーション。
YEONJUN:だから、練習生の時から定期的なチームミーティングを続けています。
TAEHYUN:大変なこと、うまくできていることなどについて話し合っているよね。
──5人はこの4年間、常に新しいジャンルの音楽を開拓し、成長し続けてきた。
TAEHYUN:挑戦には、不安がつきもの。でも挑戦なくして、成長も発展もないので、ただ前に向かって突き進んできました。
BEOMGYU:「LO$ER=LO♡ER」は、表現力の成長を実感できた曲。あそこまで感情的に歌うのは初めてだったから、レコーディングもすごく楽しかったです。
YEONJUN:成長といえば、「0X1=LOVESONG(I Know I Love You)」も。高音パートを担当した年下メンバーたちの歌唱力の伸びがすごかった!
HUENINGKAI&TAEHYUN:(ガッツポーズをしながら笑顔で)よし!
SOOBIN:僕もこの曲でヴォーカルスキルが上がった。音域が広くなりました。
BEOMGYU:そういえば、この曲の振付け練習の時、どんな表情をすれば曲の感情が伝えられるかたくさん話し合ったし、モニタリングしあったよね。
TAEHYUN こう振り返ってみると、2ndアルバム『The Chaos Chapter:FREEZE』は、ある人は歌唱力が上がったし、ある人は、アーティストとしての才能を、それまで以上にステージ上で発揮できるようになった。メンバーそれぞれが、秘めていた能力を解き放った作品になったと思います。
僕たちならではの音楽で高みへ
──この夏、5人は昨年初出演した、米・シカゴで開催される音楽フェス『Lollapalooza』のヘッドライナーを務める。
BEOMGYU:去年、あの大舞台に立てたことは、今でもいい記憶として残っています。価値のある経験ができたなと。
YEONJUN:そんなステージに、一度招待していただけただけでも光栄なことなのに、今年はヘッドライナーとしてよんでいただき感謝しています。
TAEHYUN:準備したことをしっかりと発揮して、ひとりでも多くの人にMOAになってもらえるように頑張ります!
──グループが、見つめる視線の先とは。
TAEHYUN:今の僕たちに必要なことは、多くの方が共感を得られるような音楽をつくり、届けることだと思います。そのために、5人それぞれが今まで以上にたくさんのインスピレーションを得ながら、アルバム制作に参加していきたいです。
SOOBIN:さらに、前回のアルバムを上回る結果を次作で出したいですね。
HUENINGKAI:「Billboard Hot 100」にランクインしたいよね。そのためにも、一生懸命に頑張ります。
YEONJUN:僕たちの音楽を聴いたことがない方は、きっと後悔します!
ほか4人:おお〜! カッコいい!
YEONJUN:だから、これを読んでいる方には、TOMORROW X TOGETHERの音楽に、今からたくさん触れてもらえるとうれしいです。
\プレゼント実施中!/
TOMORROW X TOGETHERメンバーの直筆サイン入りポラを各1名様にプレゼント!
撮影/ISAC(SIGNO) ヘア/Kim Seungwon メイク/Noh Seulki スタイリスト/井田正明 取材・原文/海渡理恵 ※MORE2023年8月号掲載