【Aぇ! group】悲願のデビューが決定!温かなお祝いムードに包まれたファンミーティングレポ
夢の舞台で、5人から5万人のファンへ大感謝!
関西ジュニアの人気グループ・Aぇ! groupが、3月16日(土)と17日(日)、京セラドーム大阪で『Aぇ! group Aッ倒的ファン大感謝祭 in 京セラドーム大阪』を開催しました。ジュニアが単独でドーム公演をするのは、なんと2006年のKAT-TUNの東京ドーム公演以来、18年ぶりなんだそう! 2日間で約10万人を動員し、“Aッ倒的”なパフォーマンスを見せた5人。16日の公演の様子を詳しくレポートします!
ジュニアとしては異例のドーム公演で10万人を動員
関西ジュニアらしさ全開のステージ♪
京セラドームのど真ん中に設置され、周囲をぐるっと観客に囲まれたステージに登場したAぇ! group。派手に花火が吹き出す中、正門良規くんが「ボクたちの圧倒的な感謝を受け止めてくださ〜い!」と挨拶すると、オリジナル曲『Aッ‼‼‼』で元気いっぱいにスタート!
続いて、関西ジュニアおなじみの楽曲『バンバンッ‼』、『ロマンティック』が続き、会場のテンションをさらに上げていきます。『アホ新世界』では、“ビリケンさん”のパートが“コジケンさん”に替え歌され、小島健くんも満面の笑みを浮かべていました!
そして、彼らの初オリジナル曲『Firebird』のイントロが聞こえると、さらなる大歓声が。サビ前に末澤誠也くんが「行くぞ京セラ〜!」と叫ぶと、ファンの熱気もMAXに! ちなみに、末澤くんのセリフ「熱くしてやるよ」は、いつもよりどこか優しく、糖度高めでした♡
YouTubeの大人気企画に大爆笑!
正門くんが進行役となって始まったのは、Aぇ! groupのYouTubeのなかでも特に人気の高い企画を再現した『Aぇ! group Aッ倒的格付けアンケート』。
事前にファンから集めたアンケートに加えて、後輩関西ジュニアやスタッフたちも投票したそう。結果に納得できないメンバーもいて、もめてしまった一幕も!? 関西ジュニア&スタッフの投票結果を、寄せられたコメントと本人たちの反応といっしょにご紹介します。
テーマ1【友達になりたいのは?】
末澤「これ、マジで俺らも結果知らんもんね」
小島「知らんねぇ」
佐野「友達になりたい、だれやろなぁ?」
末澤「何をもって友達っていうかよね」
佐野「それ、絶対言うよね! “何をもって何々ていうかやんね”ってめっちゃ言うよね」
末澤「ご飯行ったら友達なのかとかさ。しゃべったら友達なのかとかさ」
正門「みなさん、これがAぇTubeの裏側です」
末澤「友達のボーダーラインって…」(まだ続けている末澤くん)
佐野「ホントに、こういう末澤がやんややんや言うてる部分が、ふだんのAぇTubeではカットされてます」
一同「アハハハ!」
<ファン投票の結果>
1位 小島健
2位 佐野晶哉
3位 草間リチャード敬太
4位 正門良規
5位 末澤誠也
<スタッフ&後輩の投票結果>
1位 佐野晶哉(53票)
「いっしょにカラオケに行きたい」(井上蒼生)
佐野「行こう! すぐに行こう! すぐに行って俺が100点を取るから、100万円をくれ!」
末澤「こんなやつと友達になりたいの!?」
正門「イヤや、イヤや! 賞金ないとカラオケ行かれへんのかい。かわいくないぞぉ〜」
2位 小島健(42票)
「一緒にバカなことを全力でしてくれそうだから。楽しそう。」(会社スタッフ)
小島「うれしいけど、バカなことはしませんけどね」
末澤「めちゃくちゃしてるやん……」
佐野「マジメなことせんやろ」
3位 正門良規(30票)
「一緒に鬼ごっこしてくれそう」(田﨑駿斗)
正門「するよぉ〜? 追っかけるよ〜♡」
末澤「俺だってするわ、それやったら。全然するで? 鬼になって本気で追いかけるやんな?」
正門「逃げる側のテンションが変わってくるから」
佐野「ガチ逃げ!」
4位 末澤誠也(27票)
「気まずい」(扇野雅陵)
「声が高すぎる」(Boys be・岩倉司)
末澤「ええやろがい! 声高いの何があかんねん」
正門「声低い友達しかおらんのちゃう? 司」
末澤「あ、そういうこと?」
小島「高すぎるから、人間の耳じゃギリギリ絶えられるくらいのヘルツ」
5位 草間リチャード敬太(25票)
「怖いよ〜😱」(Boys be・千田藍生)
「十何年も関西ジュニアとしていっしょにいるが、本当に何を考えているかわからないし、今後もわかりそうにないから」(AmBitious・岡佑吏)
リチャード「別にわかってもらいたいと思ってないから!」
末澤「わかってもらおうよ」
テーマ2【カリスマ性があるのは?】
末澤「何をもってカリスマ性っていうか……」
小島「いつも編集でカットされてんねんから、言わんでいい」
<ファン投票の結果>
1位 末澤誠也
2位 小島健
3位 草間リチャード敬太
4位 佐野晶哉
5位 正門良規
<スタッフ&後輩の投票結果>
1位 末澤誠也(58票)
「まとっているオーラが、リアルに金色」(AmBitious・河下楽)
小島「コメントでアホってわかる」
末澤「うれしいねんけど、コメントがアホすぎるな」
「肩で風を切ってMBSスタジオに来るから。末澤くんが来ると、スタッフみんなが廊下の端に寄る。末澤くんに道をあける。その姿、モーゼの十戒のごとし。カリスマ性しか感じられない」(番組スタッフ)
末澤「おい! イジっとるな、ヤンタン(=Aぇ! groupが出演中のラジオ『MBSヤングタウン』)!(怒)」
2位 小島健(44票)
「カリスマじゃなかったら説明がつかないくらい、人を引き付ける力がある」(Lilかんさい・當間琉巧)
小島「Kozzy style〜♪(Kozzy style:小島くんが中心となった仲よしグループ)でも最近、琉巧メシ誘っても来てくれへん」
佐野「カリスマじゃなかったら説明がつかないくらい、人を引き付ける力があるのに?」
小島「なくなってきてるかも。琉巧のかわりに吉川太郎が来る」
3位 佐野晶哉(27票)
「多才だから。カリスマの星を持っている」(中本輝)
佐野「占い師みたい!」
「リハなどでお会いしたときに、ほかのメンバーさんは雰囲気がすごいあるけど、あまり佐野くんには感じませんでした」(Boys be・ 山中一輝)
佐野「突然占われて、突然下げられた…」
4位 草間リチャード敬太(26票)
「僕の憧れだから」(岡佑音)
リチャード「うれしい!いつでもダンス教えるし、ご飯おごってあげる!」
「スーパーで見かけたとき、オーラなかった」(Lilかんさい・西村拓哉)
末澤「スーパー?」
リチャード「スーパーで会ったことあんのよ。向こうも(オーラ)なかったけどね!? 俺がかろうじて気づいてあげたんやけどね?」
末澤「ダッサいわ〜(笑)」
5位 正門良規(22票)
「ふつうのパパ感が強い」(Boys be・丸岡晃聖)
「ジーパンが好きすぎる」(岡夢人)
正門「ええやないか! ジーパンの何があかんねん!」
小島「(岡夢人は)小2やぞ?(笑)」
正門「下3人はどっこいやし!」
佐野「いちばん下から言うな(笑)」
5人からのうれしい報告に、会場中が涙……
MCコーナーでは、正門くんが「Aぇからプレゼントというか、お知らせごとがございます!」と、全国8都市を回る全国ツアーが決定したことを報告!
さらに正門くんが「ボクたちAぇ! group5人の言葉で、みなさんにご報告したいことがございます」と言うと、会場がどよめきます。「僕ら、Aぇ! group ……」と言って少し言葉を切った正門くん。そして長い一呼吸のあと、5人が一斉にマイクを口元に持っていき、
「CDデビューします!!!!!」
と声を揃え力強く宣言。
京セラドームは止まない大歓声に包まれました!
この発表の際メンバーに降り注いだ金の紙吹雪の量に偏りがあり、
佐野「なんで降ってる金、小島くんのほうが多いの……?」
小島「これがカリスマやねん」
と、こんな時でも瞬時にユーモアを発揮するAぇ! groupはさすがです。
さらに、同じ関西ジュニア出身のなにわ男子、WEST.、SUPER EIGHTからサプライズでお祝い映像が到着!
5人はうれしそうに、時に何か言いたげに、モニターをじっと見つめていました。
ファンが選んだ“歌ってほしい曲”を披露
後半戦は、Aぇ! groupが過去にライブで披露した楽曲の中からファンが選んだ『もう一度聞きたい曲メドレー』。
バラード部門1位の『名脇役』は、それぞれの個性が光る歌声で、エモーショナルに歌い上げました。
ダンス曲部門1位の『YSSB』で雰囲気が一転し、オラついた楽曲に会場がノリノリに!
王道アイドル部門1位の『White Love』では、さらにガラリと印象を変え、今度は甘いラブソングで王子様モードに♡ 「今から、スタンドの近くにも行くからね」(リチャード)と、メンバーたちはフロートに乗ってファンの近くへ!
メドレーの締めくくりは盛り上がり曲1位と2位の『WHIP THAT』と『V.I.P.』。会場をあおりまくって、とにかくギャップを見せつけていました。
そしてAぇ! groupの大きな強みのひとつ、バンドコーナーも!
ステージにバンドセットが登場すると、末澤くんが「まだまだいけるでしょ? もっと盛り上がれるよね?」とファンを巻き込み、『Oh Yeah!』 『君からのYELL』をパワフルに演奏しました。
最後の挨拶では、赤裸々な本音を吐露
ラストの楽曲の前に、オルゴールバージョンの『PRIDE』が響く中でひとりずつ挨拶が。メンバーの言葉を、ほぼノーカットでお届けします。
佐野晶哉
本日は『Aッ倒的ファン大感謝祭』にご来場くださいまして、本当に、本当に、ありがとうございました。みんなホンマにありがとうね。みんなのおかげで、みんながジュニア時代5年間支えてくれたおかげで、Aぇ! groupはここまでこれました。そして……、5年間ずっと支えてくれたスタッフさんも、本当にありがとうございました。メンバーもホンマにありがとう。俺、ホンマに、諦めようとしてたから。そのタイミングで、小島くんと正門くんが、この8年間で唯一怒ってくれて。ふたりが畳の楽屋で、僕に土下座してくれて(笑)。リチャくん誠也くんのふたりが認めてくれて、今があります。やめんでよかった。ホンマに今、めちゃめちゃ幸せです(会場から大きな拍手)。Aぇ! groupのことが大好きです。なんか、ラブソングのオチみたいな、最後のパートみたいでイヤやけど、Aぇ! groupでいるときの僕が好きです(笑)。Aぇ! groupでいるときの自分が、裏も表もいろいろあると思うけど、一番素でいられてるような気がするし。そのありのままの僕を、ありのままのAぇ! groupを、ここにいる5万人、配信の向こうで見てくれてるみんな、全国、全世界のAぇ! groupのファンのみんなが、認めてくれて支えてくれて好きでいてくれて、大好きです。この景色、絶対忘れずに、またこっから、0からスタートです。何かしんどいこととか辛いこととかあった時に、今日のデビュー発表のこと思い出して、俺……金のヒラヒラ全然降ってこんかったけど、さっき横山くんが言ってくれてたけど、ずっとご飯の時とかも言ってくれるけど、“息の長いグループ”になりたい。この5人で、白髪はやして、髪薄くなって、太っても、じいちゃんになってバンドできるように。息長く、僕らのことを愛し続けてください。みんなのおかげです! ホンマに今日は、ありがとうございました!
小島健
今日は本当に、ありがとうございました。Aぇ! groupができて5年。京セラに立ってるぞ!(会場から大きな拍手)誰が想像したよ? できた時に。5年前。6人で……。このグループが生まれて。5人で、京セラ立ってんぞ。ホンマにこれは、俺達だけの力じゃ絶対できんかったことで、家族、友達、仲間、先輩、後輩、たくさんのスタッフさん、そして何より、来てくださってる、配信で見てくださってる、今日はちょっと忙しくて見れんかもしれん、そんな人もおると思います。みなさん、ファンのみなさんのおかげで、俺達今、夢の舞台で、夢のようなことを発表できました。ありがとう! (事務所に)入ったのが12年前。(友だちと)プールの約束があったのに、オーディションに連れて行かれ、なんだかんだあって、今、最高の仲間とライブできてます。ホンマにプール行かなくてよかった。でも、今までAぇ! group、ここにくるまで、紆余曲折して、めちゃくちゃ楽しかったこと、めちゃくちゃうれしかったこと、めちゃくちゃつらかったこと、めちゃくちゃ悔しかったこと、めちゃくちゃしんどかったこと、いっぱいあります。でも今は、とにかくそのすべての、今までのできごとに感謝して、これから未来をこの5人で、Aぇ! groupを作っていきたいと思います。でも、俺達だけじゃできないんで。これからも、なにとぞ、ファンのみなさま、僕たちと一緒に、最高の景色を見に行きましょう。絶対に連れていきます。これからもよろしく!
草間リチャード敬太
みなさん! 本日は本当に、ありがとうございました! やっと言えた……。もう、言いたくて言いたくて。でもなんか、ね、決まった!と思って、言ったら、なくなっちゃうような気がしちゃって。なんか……ソワソワしてて。やっとこの舞台上で、みんなに向かって、自分たちの言葉で伝えることができて、本当に、本当に、心の底からうれしいです。みんなも「おめでとう!」って言ってくれたから、安心できたし。こっからこんだけのみんなが付いてきてくれてるって、一緒におっきくなれる人たちがこんなにいるって、配信の先にも、みんながいるってことが実感できたのがホンマによかったなって、思います。
事務所入って、15年ですよ(会場からの拍手)。1回やめようともしてるし。それを横山(裕)くんが止めてくれて、屋良(朝幸)くんも止めてくれて。ホンマに、周りのみんなのおかげです。スタッフさんも止めてくれたし。それでこうやってがんばってみようやって。で、グループができて。Aぇ! group、こんだけ絆深めて。こんな舞台立ててるんですよ? ツアーもできるんですよ。デビューできるんだよ!? 最高やんけ‼ もっともっと、大きい夢掲げていくんで、これからも、ずっと末永く、よろしくお願いします! ホンマに今日はありがとうございました!
正門良規
みなさん本当に、ありがとうございました。そして、お待たせしました。ようやく、最高に幸せな報告をすることができました。ホンマにみんなの、メンバーの話聞いてて、いろいろあるグループやなっていうのを実感してます。でもそんなところも、僕は大好きです。メンバーとなら、みなさんとなら、どこまでも行けると思いますし、みなさんとやったら、想像もつかないところまで行けて、想像もつかない景色を見ることができるんじゃないかと、本当にワクワクしてます。いろいろ先輩方がおっしゃっていたように、これからが大変なのかもしれませんけど、なんの根拠かわからないですけど、全部、俺達らしく、楽しく乗り切れるような気がしてます。これからどういう旅をして、どういうグループになっていくのか、どういう思い出がみなさんとできていくのか。これから先を、ホントにポジティブに、純粋に、みなさんと楽しいことをして過ごして行きたいと思っておりますので、どうぞ、これからも、Aぇ! groupについてきてください。みなさん本当にいつもありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
末澤誠也
今日はありがとうございました。やっと、デビューすることができました。(涙をこらえて長い沈黙。会場からは「がんばれ」の声が)いや……あんまりさ、弱音とか吐くタイプじゃないんやけど、今日だけ……。めっちゃ辛かった。(さらに「がんばれ〜!」と拍手)
こうやってさ、励ましてくれるみんながいて。で、いつも笑かしてくれる、頼れるメンバーがいて。Aぇ! groupでよかったなと、ホントに思います。何より、リチャと一緒で、芸歴15年で、29歳で。今の今まで、何ひとつ僕に文句ひとつ言わんかった、両親に感謝したいですね。間違いなく不安やったやろうけど、1回も、俺のこの仕事を「やめたほうがいいんじゃない?」とかっていうのは、1回もなかった。家族もそうやし、友達もそうやし、ホントに、いろんなことがあるとスタッフさんが全力で支えてくれて、Aぇ! groupは本当に、たくさんの人に愛されてるグループやなっていうのを、そのつど思いますね。いろいろありすぎたよね。15年もそうやし、Aぇ! groupができて5年もそうやし。でもこうやってみんなに、けっこう待たせちゃったけど、報告することができたのは、本当に辞やめんでよかったなと思います。だから、ここに来てくれてるみんなもそうやし、配信を見てくださってる方もそうやし、後輩も、言いたいのは、諦めることってすごく簡単やと思う。今の仕事をやめたいとか、思ってる人もいるかもしれへんし。がんばる気力がないって思う人もおるかもしれへんし。でも、俺は間違いなく、ゆっくり、一歩ずつやったかもしれへんけど、自分の中のひとつの夢を叶えることができたので。諦めずにがんばり続ければ、必ず夢は叶うと思ってます。だから、これからもAぇ! groupのライブに来てもらって、少しでも元気もらって、「また明日からがんばろう」って思ってもらえるように、これからも俺達、今まで通り、今まで以上に、がんばりたいと思います。こんな京セラドームに、デビュー前に立たせてもらえるんですよ。すごすぎるやん。そういう場を与えてくださったスタッフさんに、本当に感謝です。そして、来てくれたみんなにも本当に感謝です。ありがとうございます。
今後の活躍にさらに期待!
挨拶が終わると、小島くんが作詞、佐野くんが作曲したバラード『ボクブルース』に感謝の気持ちを乗せて歌唱。
アンコールでは、見学に来ていた関西ジュニアもステージに呼び、みんなで『関西アイランド』を元気いっぱいに披露! 同期や先輩の華々しい門出を、涙を流して祝福する関西ジュニアもいました。
最後は、お別れを惜しむようにもう一度フロートに乗って会場を一周し、ファンの目を見てたくさんお礼を伝えたAぇ! group。
カッコよくて、キュートで、おもろくて、なんでもできちゃう彼らのグループ名と全員の名前が、日本中、世界中に知れ渡る日は、そう遠くないかもしれません!
撮影/橋本敦 文/二ッ屋絢子