【ME:I】 韓国合宿を通して見つけた「自分自身と向き合うこと」の大切さ MOMONA×RAN×KOKONA×SUZU
ME:Iデビューインタビュー:Vol.1
11人組ガールズグループME:Iが語る、過去・現在、そして『MIRAI』
JO1、INIを生み出してきた日本最大級のサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』。この第3弾『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』から誕生した、シリーズ初のガールズグループME:I(ミーアイ)が、4月17日、デビューシングル『MIRAI』でついにデビュー! 『MIRAI』のキャッチコピーは“未来へ向かうTraveler”。“未来のアイドル”としてデビューするME:Iの、未来への希望を込めた作品となっています。
デビューに先駆けた東京(追加公演含む)・大阪の2都市で、全9公演・約6.5万人を動員する初ファンコンサートもチケットはソールドアウト。
この輝かしい“未来”を実現するべく、約3カ月、日韓を行き来しながら準備してきた、COCORO、MIU、MOMONA、RAN、SHIZUKU、AYANE、KEIKO、KOKONA、RINON、SUZU、TSUZUMIにインタビュー。
この記事では、MOMONA×RAN×KOKONA×SUZUにデビューへの思いや日常の過ごし方、春にまつわるあれこれなどを語ってもらいました。
■COCORO×MIU×SHIZUKU×TSUZUMIのインタビューはこちら!
https://more.hpplus.jp/entame/people/109427/
■AYANE×KEIKO×RINONのインタビューはこちら!
MOMONA×RAN×KOKONA×SUZU
デビューシングル『MIRAI』の魅力
――4月17日にリリースされるデビューシングル『MIRAI』の魅力について教えてください。
RAN:シングルのタイトル曲は『Click』。これは、「私たち自身がClickして未来を切り開いていく」というメッセージや、「YOU:ME(ユーミー/ME:Iのファンの総称)のみなさんと一緒にスタートを切る」という意味が込められていて、春らしい明るいシングルになっています。また、タイトル曲以外にも『Sugar Bomb』という曲も収録されているんですが、2曲とも世界観がすごいんです! これまでのJ-POPやK-POPにもなかったようなサウンドとビジュアルで構成されていると思います。
韓国合宿を通して得たものとは?
――韓国合宿を通して、一番成長したメンバーは誰だと思いますか?
RAN:韓国では、合宿中にダンスを教えあったり、みんなで共同して練習することが多かったんです。私はTSUZUMIと『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』のファイナルで一緒だったんですが、ダンスレッスンでの振りの覚えがものすごく早くなっていました。今までダンス経験があまりなかったTSUZUMIやKOKONAの成長を見ることができた期間だったように思います。
KOKONA:うれしい!
MOMONA:私は自分自身を褒めます! 韓国合宿は、自己管理を今まで以上に気をつけた期間。キツイと思ったことは何度もあったけれど、練習と自己管理を両立する方法を合宿の中で見つけました。
KOKONA:しーちゃん(SHIZUKU)とMOMONAちゃんとけいちゃん(KEIKO)の3人は、本当にストイックで自己管理がちゃんとできているので、尊敬しています! 私は3人に自己管理について教えてもらっています。
MOMONA:はい、いろいろ聞かれています(笑)。でも大切のは「自分自身に向き合うこと」。体も心も、自分の状態に合わせてやっていくのが一番いいので、私がやっている方法ではなく、KOKONAはKOKONAの体と心が一番。そのマインドを大事にしてほしいです。
KOKONA:がんばります!
SUZU:TSUZUMIは、合宿前まではマンネ(末っコ)感が強かったんですけど、すごく大人になった。ポジティブ発言も増えて、すごくカッコよくなった!
――逆に、いい意味で変わっていないメンバーはいますか?
MOMONA:それこそ、KOKONAの変わらない笑顔! 練習もすごくがんばっていて悩んだら相談しにきてくれるんですが、ふと見える笑顔が番組中から変わらないんです。そんなピュアなところを見ると癒されるし、すごく安心するしで、このコを守らなきゃいけないと思ってしまうんですよね。妹のように思ってます。
KOKONA:(はにかむような笑顔で)うれしいです!
一同:かわいい〜!
――韓国でのトレーニング生活で「自分が新しく手に入れた魅力」は何だと思いますか?
MOMONA:あっちでタクシーに乗っても会話はできないんですけど、降り際に笑顔で「カムサハムニダ〜」と挨拶するようになりました。運転手さんに「乗せてよかったな」と思ってもらえたらいいなって。
RAN:韓国でのレッスンにはヨガがあるんです。レッスンを受けることで姿勢も矯正されるので、少しまっすぐになった気がしています。ちょっとだけ、シュッとしたなと思います。
KOKONA:髪色をチェンジしました。人生初のブリーチにチャレンジして、この金髪を手に入れました。
SUZU:私は……、前より言葉を間違えなくなりました。
MOMONA:補足すると(笑)、SUZUは言葉が入れ替わったり、濁点が抜けたり、不思議な日本語になる時があって。
RAN:造語みたいになってます(笑)。
MOMONA:時々新しい言葉を生み出してるんです!
――デビューに向けて増えた「美容ルーティン」があれば教えてください
MOMONA:韓国は日本より乾燥しているので、保湿にはより力を入れるようになりました。化粧水、美容液、乳液、パックに加えて、夜のお手入れの時には導入液も取り入れるようにしたんですが、塗るのと塗らないのとでは、その後の化粧水の肌なじみが違います。
RAN:顔のマッサージは美顔器で毎日やっていたんですが、それプラス頭や全身のマッサージもやるようになりました。韓国合宿では運動量が多いので、全身が凝り固まるんです。
KOKONA:朝起きたとき、顔のむくみ取りのマッサージをするようになりました。
SUZU:筋肉が硬くなりやすい体質なので、柔軟やストレッチをやっています。あとは髪の毛をブリーチをしたので、起きたらすぐ髪の毛を保湿して乾かして今まで以上に気をつけています。
デビューの春
――春は進級したり就職したり、変化の多い時期です。新しいことに挑戦する時、どうやって自分を奮い立たせていますか?
KOKONA:もともと新しいことにチャレンジすることが好きだったんですが、そういう時には「何かを捨てないといけない」んですよ。このオーディションを受ける時も、実は留学に行く予定がありました。なので、何かを捨ててでも挑もうとする強い気持ちが大切だと思います!
RAN:「やりたい」と思う気持ちを大切にします。私はこれまでの人生、ずっと直感で生きてきたタイプなので、迷っても結局「やりたいんじゃないの?」と自分に言い聞かせて、やりたいことをまっすぐ突き通すということを今まで続けてきました。自分の中にある気持ちを信じるのが一番です。
MOMONA:私は、新しい環境にワクワクするタイプ。たとえイヤな出来事であっても、何か得るものや意味が必ずあると思っているので、「すべては自分の成長に繋がる」というマインドでポジティブかつ柔軟に考えて挑戦してます。
SUZU:私は今を生きるっていうか……(と、真剣に考える)。
MOMONA:かっこいい!
RAN:哲学だね(笑)、いい調子だよ!
SUZU:後先を考えすぎると、怖くなったり、先のことが見えなくなって、挑戦できることもできなくなっちゃうので、私はやっぱりとりあえず「今やりたい!」ということが自分の中にあるんだったら、それを信じて、今を生きたらいいんじゃないかと思います。
――気分転換におすすめの作品は?
MOMONA:最近はあまりやっていないんですけど、「オーバークック」というゲームです。お料理対決のゲームなんですが、これが名作で! 大人数で戦うことができて要領のいい/悪いが分かれるゲームなので、ケンカが起きたりもするんです。だからいつかME:Iのメンバーとやりたくて……。
RAN:ケンカ、起こそうよ!(笑)
MOMONA:ふっふっふ、ガチでケンカしますよ~(笑)。私は料理長というか、キッチンのリーダーみたいな実力を持っているので、疲れた時はそのむしゃくしゃを料理にぶつける……わけじゃないですけど、本気でやってます。
――このメンバーの中で、誰なら勝てそうですか?
MOMONA:KOKONAなら勝てると思った(笑)。
KOKONA:言うと思った!(笑)
MOMONA:同じチームにKOKONAを入れて指示をしたいなと。育ててみたいですね!
KOKONA:私は、めっちゃくちゃポジティブな人のYouTubeを見ていい意味で影響されます。私自身はネガティブなんですが、おもしろくてポジティブな人を見ていると、「こういう考え方もあるんだ」と思って、感心しつつ影響を受けて明るくなります。
SUZU:私は逆かな。動画を見すぎると頭の中がいっぱいになって一日中そればっかり考えちゃうので、音楽を聴いてます。自分の気分が上がる音楽を朝に聴くという感じで、毎日のルーティンにしています。プレイリストも作ってます!
RAN:私は読書、エッセイ本を読んでますね。
SUZU:(感心したように)へ〜~。
RAN:いやいや、今までのインタビューでもけっこうしゃべってるよ?
SUZU:うん、聞いたことあるけど、すごいなあって。
RAN:(笑)。エッセイ本が大好きで、最近ハマッているんです。短い文章で読者の心を打つので、短時間で充実した気持ちになるというか。
MOMONA:素直やな〜。
RAN:ふふ、私けっこう素直なんです。何かに必死になっていると、視野が狭くなったり周りのことが見えなくなったりすることもあると思うんです。でも、本の中の言葉に「こういう世界もあるんだな」と気づかされますし、「今の自分、なんか固いわ〜」と思ったりもする。なので、「もっと人生、楽に考えて生きよう!」と元気になれます。逆に辛くなった時とか、「なんでこんなことしてるんだろうな」と思う時とか……、っていっても私はそこまで深く考えないですけど、年齢的にも悩む時期なので。あと、恋愛系や雑談系のエッセイ本を読むとほっこりしますね。
――春におすすめの曲は?
RAN:スピッツさんの『春の歌』です。やっぱり王道が一番ですね。私は昔の楽曲が大好きなので、最近はこの曲を聴いて幸せを感じています。仕事の移動中や朝のメイク中とかに流してます。サウンドもとても明るい曲なので、春っていいなと思えます。
MOMONA:私も王道かな。スキマスイッチさんの『奏』です。この曲は、長く愛されている曲ですが、聴けば聴くほどいろんな視点で考えることができる曲だなと思っていて。私にとっては「家族」「繋がり」というイメージを持った曲ですが、春にもピッタリだなって。この曲を聴くことで、春の持つイメージ、「出会いと別れ」とか「楽しいこともあるし、悲しいこともある」といったことを通して、自分が今まで人からもらったあたたかさを思い出せる曲。だから、春に聴きたいなと思います。
KOKONA:私は、あいみょんさんの『桜が降る夜は』。
SUZU:あーっ、今それ、言おうとしたのに!
KOKONA:(笑)。夜、この曲を外で聴くのが好きで。最高です! そんなに理由はないんですけど、毎年春になると聴くぐらい好きです!
SUZU:じゃ、私は他の曲をちょっと考えますね……、(映画『アナと雪の女王』の挿入歌)『レット・イット・ゴー ~ありのままで~』が好きなのですが、あの曲は冬のイメージだから、森山直太朗さんの『さくら(独唱)』にします! 本当に春って感じの曲ですし。私は、心が落ち着くゆるい感じの曲が好きなんですけど、『さくら(独唱)』にもそういう……
MOMONA:ええっと、大丈夫ですか?(笑)
SUZU:はい、大好きです。
KOKONA:(笑)
RAN:このやりとり、何でしょう(笑)⁉︎
Member profile
MOMONA
本名:笠原桃奈(かさはら・ももな)
生年月日:2003年10月22日
出身地:神奈川県
身長:163cm
血液型:A型
RAN
本名:石井蘭(いしい・らん)
生年月日:2004年8月7日
出身地:埼玉県
身長:162cm
血液型:O型
KOKONA
本名:佐々木心菜(ささき・ここな)
生年月日:2006年1月30日
出身地:三重県
身長:165cm
血液型:O型
SUZU
本名:山本すず(やまもと・すず)
生年月日:2006年12月16日
出身地:東京都
身長:164cm
血液型:A型
ME:I
ME:I(ミーアイ)
日本最大級のサバイバルオーディション番組初のガールズ版「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」で、新たに“国民プロデューサー”によって選ばれた11人組ガールズグループ。グループ名には、新しい日本の世代を代表する“未来のアイドル”という意味が込められている。
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撮影/北浦敦子 取材・文/中川薫 取材協力/海渡理恵、MORE編集部